そのためか、全然CPUクーラーのファンが回らずCPU温度が上がる上がる…
90度近くなるまでCPUファンは2600rpmぐらいで、90度超えたくらいからいきなり6000rpmとなり掃除機の様な音を出し始めます。もうちょっと段階的に回転数を制御してくれてもよさそうなものですが、当時は高回転と通常の回転の2択しかありませんでした。結局5月に出されたBIOSでようやく段階的に回転数を変えてくれるようになり、90度は超えなくなりました(それでも重い処理をさせると90度近くにはなりますが)。
いえ、これを小さなケースで使用した私が悪いのです。後述するようにそれは分かっているのですが、私は小さいケースを使用したいのです。そうでなければ割高なMINI-ITXを使用しません。
そういうわけで小さいケースを使用したい私には以下の不満点があります。
1.上記のCPUのファンの制御を細かくしてくれるBIOSが出来るまで発売から約3ヶ月かかったこと。
2.MINI-ITXのケースでよく使用されている排気口の場所がマザーボード上の電源コネクタにより塞がれてしまうこと。
3.BIOSでCPUの電圧をいじれないこと(これはINTELの仕様のようです)
4.Windows上で動作するINTELのツールで各部位の温度やファンの回転数を知ることはできても、制御はできないこと(これもINTELの仕様のようです)
まあ3は当然ですね。INTELは定格電圧の動作しか保証していないわけですから。
2はこれの後継にあたるDH67CFでも継承されてしまいました。
なお2011年2月にPCケースをLian LiのPC-Q09にしたところ、CPUクーラーとしてThermaltake のSlimX3というまともなCPUクーラーに付け替えられたこともあり、CPU温度は27度〜40度という常識的な温度と1300rpm〜2600rpmという常識的な回転数になりました。
しかし初期のBIOSのファンの制御が適当だったことと、緊急回避用にCPUをダウンクロックできないことは私にとってはマイナスです。今後INTEL製のマザーボードを買うことはないでしょう。
私の運用の仕方が悪かったことも含めて満足度は3にします。
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購入金額
13,000円
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購入日
2010年03月頃
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購入場所
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