最新のGT-S650ではEPSONもCISになってしまったが、GT-S600~S640のエントリーモデルはCANONと違いCCDタイプだった。この4機種は筐体がほぼ同じのマイナーチェンジモデルで、一番古いGT-S600でもWindows 10 64bitドライバが提供されている。CCDはCISより筐体が大きいが凹凸に強く本や雑誌のスキャンをする時にはのどの部分がCISよりぼやけにくいという特徴がある。とはいえやはりエントリーモデル、厚い本でのどに文字が迫っていると黒く潰れてしまうし、凹凸の敏感さが仇となって軽い折り目なども濃い線となって反映されてしまう。また光沢紙だと光源が反射して見開きの中央が逆に白く潰れることもある。主に非破壊自炊目的で出番が多いが、キレイに残すのは無理でも読める状態で残すという点では十分満足できるスキャナだと思う。スキャン時間やファイル容量との兼ね合いで単行本は200dpi、文庫本は300dpiでスキャンしているが(写真ページだけモアレ除去ON)200ページあたりの作業時間は1時間弱といったところ。
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購入金額
10,000円
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購入日
2009年頃
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購入場所
ビックカメラ
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