IntelのCPUに搭載するIPTは
CPUのハードウェア上で生成されるワンタイムパスワードを使うことで
他のPCやハードウェアでは突破することを困難とさせる特殊なシステムで
他人から個人情報を渡したくない場合に使われるシステム。
万が一、WEB上でのIDやパスワードが流出した場合でも
トークンIDから発行されるワンタイムパスワードでログインしなければ
WEBの個人情報にアクセスすることが出来ないということである。
■ セキュリティトークンとは?
セキュリティトークンは様々な形で作られてきた。
例えば、USB内蔵型チップ。これはそのUSBデバイスを繋がなければ
トークンIDおよび、ワンタイムパスワードは発行されないシステム。
またセキュリティカード。これはPCのスマートカードに挿入することで使えるシステムで
これもまたひとつの提案である。
そしてスマートフォンの内蔵チップにより生成される場合もある。
IPTはPCそのもので生成され、そのPCでしかそのIDを確認することが出来ない。
つまり、そのPCを物理的に持ち運ばなければそのIDを奪うことが出来ない。
物理的な盗難に対しての対策では、Intel ATを使い
PC内の保護でTPM等を使うことでより、個人情報の流出を抑えることが出来る。
■ 30秒で変わるヒロイン!?
大真面目にゲーム雑誌風に……(見にくい場合は別途右クリックで表示してください)
PCをハッキングするのを、女の子を攻略すると例えると
これほど面白く無いものは無い。
せっかく心の隙間に入ろうとしても、30秒経てばパスワードが変わってしまう。
この壁を超えるには、根本的にそのPCの所有者になる必要がある。
簡単にいえば「無理ゲー」である。
30秒で攻略するには、並大抵のガールズハッカーでも不可能だろう。
■ IPTが無くてもセキュリティトークンは使える
じゃあ、IPTいらなくね? とも言えるかもしれないが
実際のIPTの利点は、チップセットに内蔵されていることである。
ソフトウェア上での計算結果を表示するのではなく
チップセット上でパスワードを選出する為
外部からのパスワードを摘出するのがとてもむずかしいことが言える。
また、万が一、パスワードが解析されたとしても
セキュリティID自体をハッキングすることは非常に困難であるのと
30秒で変わるパスワードを使われては
第三者のリモート操作によるハッキングや、OSの偽装で盗み出すことも完全不可である。
■ 解決策
そのPCを使う。以上(それ以外を説明する方法は現時点では存在しない)