第3世代インテル® Core&trade i7 プロセッサー

5人1組のチーム制、合計30人がレビュー!

zigsowでは、インテル® vPro™ テクノロジーによる5つの機能を「5つの謎」に置き換えて、5人1組のチーム制で解き進む「冒険レビュー」を実施。「解読のストーリー」は、レビューアーに選出された30名をランダムに組み合わせて5人1組全6チームに編成し、テーマとして伝達された「謎=機能」を制限時間内で実験・検証を行うレビューです。各チームが行う実験・検証のプロセスを記したレビュー(冒険記)は自由に閲覧することができるので、インテル® vPro™ テクノロジーに対応したプロセッサーを最大限有効に使いたい時には最適です。

5人1組チームレビューの詳しい企画内容はコチラ!
インテル® vPro™ テクノロジー  第一の謎

「インテル® バーチャライゼーション・テクノロジー」とは!?

「インテル® バーチャライゼーション・テクノロジー」とは!?

ハードウェア・ベースの仮想化支援機能のことである

インテル® バーチャライゼーション・テクノロジーとは、ハードウェア・ベースの仮想化支援機能のことである。・・・と書いてみたが、どういう事だろう?

色々と文献を紐解いてみても、難解な暗号ばかりで謎は深まるばかり・・・凄く分かり辛い。

 

ここに、大きなケーキがあるのだけど、私一人じゃ食べきれない。食べ残したら、傷んで捨てるだけ・・・。それなら、友達を大勢呼んで皆で食べれば良いよね♪

 

突然、何を言ってるんだって思ったでしょ?実はこれが、仮想化なのです(ちょっと、違うけど)

最近のPCは、一昔前のスパコン並に性能が良い。性能が物足りないようで、実際はほとんど性能を使いきれていないのです。それを、複数の人で有効的に使おうって事。

 

じゃぁ、ハードウェア・ベースの仮想化支援機能って何だろう?

料理が下手な私が、大きなケーキを切り分けるとどうなるか?断面はぐちゃぐちゃだし、スポンジも潰れちゃう。そこで、お菓子作りの得意な彼女ならどう?(居ないけど・・・)

綺麗に人数分に切り分けてくれるよね♪

これが、ハードウェア・ベースって事なのです。面倒な処理をハードウェアが担当するので、皆がケーキを美味しく食べれるのです。

 

私が切った場合(ソフトウェア・ベース)と、お菓子作りが得意な彼女(居ないけど)が切った場合(ハードウェア・ベース)を比較すれば、その謎が分かるハズです。

インテル® vPro™ テクノロジー 実施・検証レビュー

インテル® バーチャライゼーション・テクノロジーの有無で、CDMのスコアに差は生まれるのか?

今回の5つの謎解くヒントとして受け取ったアイテムが、この2つ。

  1. インテル® Core™ i7-3770
  2. Intel マザーボード Q77 Expressチップセット LGA1155 BOXDQ77MK

この2つのアイテムを使えば、ハードウェア・ベースの仮想支援機能の効果を確認出来るという事ですね。

まず、1.のインテル® Core™ i7-3770ですが、なぜ3770Kでは無く3770無印なのか?

それは、3770Kがインテル® バーチャライゼーション・テクノロジー(以下、Intel VTと略します)に対応していないからですね。

続いて、2.の Intel マザーボード Q77 Expressチップセット LGA1155 BOXDQ77MKですが、こちらもQ77 Expressチップセット がIntel VTに対応しており、Z77やH77が対応してないからです。

 

つまり、CPUとMB(チップセット)の両方が、Intel VTに対応している事が、今回のレビューの必須条件なのです。

 

なーんて、長い説明は軽く読み飛ばして下さい。 

 

 

◆ インテル® バーチャライゼーション・テクノロジーを検証してみよう♪ ◆

では早速ですが、Intel VTの検証をしてみようと思います。

色々な検証方法があると思いますが、私はWindows8をベースに使ってみました。

 

なぜ、Windows8なのか?それは、Windows8にはHyper-Vという仮想化システムが組み込まれているので、それを活用してみました。

Windows Server 2012が使いこなせなかったからだなんて、手が滑っても書けない・・・

 

そして、Intel VTの効果の有無を検証する為に、Intel VT非対応の仮想化システムであるVMware Playerを比較対象としてみました。

 

今回の検証で使ったベンチマークは、zigsowではおなじみのCrystalDiskMark(以下、CDMと略します)です。

Windows8に標準搭載の、エクスペリエンスインデックスが実行出来れば良かったのですが、私の環境では実行出来ませんでした。

 

◎ Windows8でのCDM結果 ◎

 

◎ Hyper-V上のWindows8でのCDM結果 ◎ ※Intel VT対応

 

◎ VMware Player 上のWindows8でのCDM結果 ◎ ※Intel VT非対応

 

実際に検証してみるまで、CrystalDiskMarkで違いが現れるのか心配でしたが、誤差では無い結果が出ました。

特に、Intel VT非対応のVMware Playerでは4Kに関してはかなりのパフォーマンスダウンが見受けられます。

 

つまり、仮想環境でもなるべくパフォーマンスを落とさずに使用する為に、Intel VTは有効な仮想化支援機能であるという事が分かりました。

 

簡単ではありますが、以上がIntel VTの検証結果の報告となります。

 

 

◆ 今回の検証マッスィーン ◆

 

CPU:インテル® Core™ i7-3770

MB:Intel マザーボード Q77 Expressチップセット LGA1155 BOXDQ77MK

SSD:Samsung SSD 830 ノートパソコン用キット 256GB MZ-7PC256N/IT

メモリー:G.Skill F3-12800CL9D-8GBSR2

DVDドライブ:BUFFALO  DVSM-724S/V-BK

TEAM REVIEW
5人1組のチームで計30人がレビュー