ハイスペックマシンと最適化された編集ソフトで、すてきな思い出を残そう!! PCとソフトの組み合わせでレビューアー大募集!!

第2世代インテル® Core™ i7 プロセッサーは、
高負荷時にパフォーマンスを引き上げる「インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0」や、1つのコアで2つのスレッドを同時に実行する「インテル® ハイパースレッディング・テクノロジー」を搭載しており、写真や映像の編集などのマルチメディア処理や、ゲームも快適に行えます。

写真編集ソフト「PaintShop Photo Pro X3」をつかったプロの実践テクニック

色収差の除去
色相/彩度/明度を細かく調整してPHOをより鮮明に仕上げる
HDRで深みのあるPHOに仕上げる
色収差の除去
真冬の晴天に撮影した樹氷。凍りついた枝の白さと冷えた青空のコントラストが良く出た一枚。撮影データ/NIKON D3、1/800、ISO200、+0.3
色収差を除去したことによって、色の濁っていた部分がなくなり青や白が一段と映える写真になりました。冬の凛とした空気までもが伝わってくる感じがします。
光の屈折で起こる色収差を補正する
フィルムカメラの時代では絶対に補正できなかったことの一つに色収差があります。色収差とは、レンズに入った光の波長によって像にズレを生じさせる現象で、理科の実験の時にプリズムで勉強した光の屈折を思い浮かべてもらえれば分かりやすいかと思います。具体的には、被写体の縁などにピンクや緑、青の輪郭のように見える色のにじみのことです。サービス版や2Lプリント程度のサイズではあまり気にならないのかも知れませんが、画像を拡大すると見えてきてかなり気になると思います。大きく伸ばしてポスターを作るとか、写真展に出品する作品など大事な写真であればぜひこれを参考にして挑戦してみて欲しいと思います。
「調整」から「色収差の除去」を選ぶとウインドウが開きます。プレビューでは、左右にそれぞれ「変更前」「変更後」が表示されますから見比べながら作業をします。「ズーム」は「プレビュー」の拡大率。最大5000までの拡大ができますから、見やすいところまで上げるといいと思います。「パン」を使えば「ズーム」で合わせた拡大率のままピンポイントで修整したい箇所を探すことができます。設定では、「半径」は選択した場所の周辺のどこまでを作業範囲にするかを0~100で決められますし、「範囲」では修整する色の範囲に幅を持たせるとことができます。また「差の表示」のボックスをチェックすると、「変更後」ウインドウに表示される画像が反転。色収差の発生していると思われるところが白く浮き出ます。左右のプレビューで確認しながら範囲指定が行えますので、右ウインドウで色収差を探したら左ウインドウで除去したい場所と範囲を指定すれば自動的に除去が始まりますので比較的簡単に進めることができます。「色収差の除去」を何度か行うと、ファイル名の末に番号の付いた「収差の補正 レイヤー」が出ます。このレイヤーを結合しておかないと保存ができないので、レイヤー上の右クリックで選択枠を開き「結合」「すべて結合」と進んでから「保存」します。
制作プロセス #1
画像を拡大して見ると、雪面に落ちた影のほか雪が付着した枝などコントラストが際立つ部分に目立って現れている「色収差」。フィルムの時代は除去することができなかったのです。
制作プロセス #2
「色収差の除去」のプレビュー設定で「差の表示」をチェックすると「変更後」の画像が反転して色収差の起きている部分を白く浮き立たせてくれます。
制作プロセス #3
「プレビュー」を表示しないこともできるが、「変更前」「変更後」を見比べながら作業をするのがベスト。「ズーム」と「パン」を上手く使いこなすことがポイントです。
制作プロセス #4
「設定」で「結果を新しいレイヤーに作成」をチェックして「色収差の除去」を行うと、「OK」を押した時にだけレイヤーが作成されています。
制作プロセス #5
レイヤーを作成しておくと修整箇所を細かく確認する時にはとっても便利です。ただし「保存」をする時にはレイヤーを「すべて結合」しなくてはなりません。
制作プロセス #6
元の画像と見比べるとピンク色の色収差がなくなって写真全体に透明感が増したような感じになりました。画像に修整を加えるならぜひ事前に実施を。
上級TIP#2はこちら
受講完了者の声
TABUTABUさんのもちものレビュー
そういえば、最終調整編、、、、、、、受けてました。。。。。
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