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逆引きINDEX

他のパーツとの相性は

このたび、ジグソープレミアムレビュー・レビューインフィニティ第2弾「ロッコア星」のプレミアムレビューアーに選出いただきました。 選考していただいたジグソーさまには心より感謝しています! 私自身、SSDはこちらで3個目となります。 はじめてのSSDはIntel X25-V Value SATA SSD 40GB [zigsow:own_item:137819] 2台目のSSDはCrucial C400 64GB [zigsow:own_item:137384] そして今回のIntel SSD 510 120GBが3台目です。 初めて購入したSSDもIntel製で、いまでもトラブルなく快適に使用していることもあってIntelのSSDはすごくいいイメージがあってすごく好きです。 今回はテスト用に2台のマシンを使用しました。 それぞれのマシンでの性能報告と、製品内容紹介の全3章にてお送りいたします。 ====================================================================== 【① Intel SSD 510、その中身とは?製品内容紹介。】 【② ロッコア星・夢のマシンにおいてSSDはどんなパフォーマンスをたたき出すのか?!】 【③ SATA3.0にネイティブ対応。P67マザーでの使用報告。】 【④ こんなに速いSSD。HDDとの差はどれだけでるの?】 ====================================================================== 【① Intel SSD 510、その中身とは?製品内容紹介。】 ■ 製品特徴 ・34nmプロセス技術で製造されたNANDフラッシュメモリー ・SATA 6 Gb/s への対応 ・公称性能 リード 450MB/秒、ライト 210MB/秒 (SATA3.0接続時) ■ 製品の内容 パッケージの写真がこちら [image:mi_108221_1314021684_296210481.jpg:l:Intel SSD 510] 以前購入したIntel X25-V Value SATA SSD 40GBはバルク品だったため茶色い何も印刷されていない箱に入っていたのですが、こちらはリテール品とあってしっかりした箱に入っています。 開けてみるとこんな感じ。 [image:mi_108221_1314021854_1569896678.jpg:l:Intel SSD 510 開封♪] 内容物としては ・SSD本体 ・3.5インチベイ用マウンター ・SATAケーブル ・電源変換ケーブル ・インチネジ/ミリネジ ・CD-ROM ・ステッカー が同梱されていました。 今まで購入したSSDやHDDにはSATAケーブルが同梱されていたことは無かったような・・・ SATAケーブルまで同梱されているのは非常にありがたいです。一式必要になりそうなものが入っていますね。 【② ロッコア星・夢のマシンにおいてSSDはどんなパフォーマンスをたたき出すのか?!】 まずは今回ロッコア星プレミアムレビューでお借りさせていただいたX58マザーにて接続してみます。 DX58SO2のSATA3.0端子に接続してCrystal Disk Markベンチでのスコアを計測してみました。 [image:mi_108221_1314079840_320555012.jpg:l:DX58SO2のSATA3.0接続にて] ライト性能は公称値通りと言っていいようなスコアが出ているんですが、リード性能が公称値から比べると幾分下回っているように感じます。 これに関してはX58がチップセットレベルでのSATA3.0対応をしていないという点が大きいと思われます。 続いてSATA2.0に接続。 [image:mi_108221_1314082647_1058106982.jpg:l:SATA2.0接続] SATA2.0と3.0でここまで違ってくるか?!というぐらいまでシーケンシャルリードを中心に性能が落ちています。 【③ SATA3.0にネイティブ対応。P67マザーでの使用報告。】 使用したマザーボードはASRock P67 Extreme6[zigsow:own_item:141773] 今回のプレミアムレビューで使用したIntel DX58SO2のX58チップセットではチップセットレベルでのSATA3.0に対応していないのに対し、こちらのP67マザーはチップセットレベルでSASTA3.0に対応していることもあり、SSDの性能にどのように影響が出るかが気になるところです。 ・SATA3.0にて接続 [image:mi_108221_1314022667_899044048.jpg:l:OSを別ドライブに入れて測定] 最大パフォーマンスを発揮すべくOSは別のドライブにインストールした状態で測ってみました。 なんとシーケンシャルリード447MB/s、ライトも209MB/sとほとんど公称値と変わらない性能が出ていました! DX58SO2のSATA3.0ポートにつないだときに比べてシーケンシャルリードが100MB/sほどまで伸びています。正直ここまで変わるとは・・・。 ・SATA2.0にて接続 SATA3.0と2.0はいかほどに性能差があるのでしょうか?次はSATA2.0コネクタに差し込んでみました。 [image:mi_108221_1314022993_1596840585.jpg:l:SATA2.0にて。] やはりDX58SO2に接続したときと同じ状況で、SATA3.0から比べるとシーケンシャルリードが200MB/s以上も落ちています。 ここまで差が出るとは・・・。 シーケンシャルリード以外の項目も一通り速度が落ちており、このSSDを使用するためには是が非でもSATA3.0対応マザーは用意したいところですね。 ・空き容量が残り20GBになるまでデータを埋めてみた [image:mi_108221_1314023255_2047916519.jpg:l:適当にデータを入れて残り20GBにしてみた。] フォーマット直後に比べ、データが入っている状態だとパフォーマンスが落ちるのがストレージの常。 今回は空き容量が残り20GBになるまでデータを埋めてからベンチを回してみましたが、シーケンシャルリードが100MB/s下がっていました。 とはいえ、それでも320MB/sオーバー。Intel SSDの底力を見たような気がします。 ・exFATにてフォーマットしてみた。 いままでのベンチ結果はすべてNTFSでフォーマットしたものだったのですが、ここではexFATにフォーマットしなおしてみました。 [image:mi_108221_1314027994_1577065514.jpg:l:exFATにて] そんなに変わらないとはいえ、多少NTFSより落ちてますね。 【④ こんなに速いSSD。HDDとの差はどれだけでるの?】 最後に簡単にですが、HDDとの差がどんなものか測ってみました。 計測環境はいずれも③の章で使用したP67マザーです。SATA3.0の速度がより早かったこちらのマシンで実験することにしました。 比較に使用したハードディスクはSAMSUNG HD103SIです。 [zigsow:own_item:141675] ・ OSインストール時間 Intel SSD 510 120GB ・・・ 18分 SAMSUNG HD103SI ・・・ 21分 ライト性能が非常に高いのでIntel SSDの圧勝と思っていましたが、DVDの読み込み速度のほうがネックになったのか、思ったほどに差が出ませんでした。 ・Windows 7起動時間 こちらはOSインストール直後にストップウォッチを使用して3回ずつ測ってみました。 Intel SSD 510 120GB ・・・ 29秒 / 28秒 / 29秒 SAMSUNG HD103SI ・・・ 58秒 / 1分2秒 / 59秒 こちらははっきり結果が出て安心しました(笑) SSDを使用した後、HDDで起動時間を計測してて、あまりの起動の遅さに本当にいらいらしました。 「一度SSDにしたらHDDには戻れない」とよく聞きますけど、まさにその通りですね。 ■■ 使用してみた感想 ■■ 今回SSDと比較するためにかなり久しぶりにHDDにOSを入れました。 あまりの起動の遅さに最初は故障を疑ったほど、HDDが遅い・・・というかそう思わせるSSDが半端なく速いということを再認識させられました。 今回はSATA3.0と2.0で大きく差が表れ、このSSDをきちんと活用するためにはそれに見合った環境を用意する必要性があることを実感しました。 レビュー期間中には耐久性までは調べることができませんでしたが、インテルのSSDは耐久性・信頼性の評価が非常に高く、実際昔購入したX25-V Value SATA SSD 40GBが購入時と変わらない性能を保ち続けているので、このIntel SSD 510にも期待したいところです。
こちらはレビューインフィニティ第2弾「ロッコア星」のレビュー製品の1つ「Intel SSD 510 120GB」になります。 Intelとしては初めてSATA3.0(6Gbps)に対応した製品ですが、使用しているコントローラはMarvell製になります。すでにいろいろなところでレビューが上がっていますし、zigsowでも多くの方がレビューをしている製品ですが、おさらいということでじっくり見ていくことにしましょう。 まずはいつもどおりの写真を使ったレビューからです。といっても、中を開けて保証がなくなるのも嫌なのでサラっと流していきましょう。 まずはパッケージ [image:mi_20350_1313738428_1364294346.jpg:l:SSDパッケージ] インテルカラーとも言えるブルーを基調としたパッケージです。コンパクトに仕上がっていますね。 [image:mi_20350_1313738494_1632997157.jpg:l:SSD本体] こちらがSSD本体。SPEED DEMONのステッカーがいい味を出しています。 [image:mi_20350_1313738535_490673331.jpg:l:SSD付属品] 付属品は各種ケーブルとネジ、マウンタとデータマイグレーションソフトのは言ったCDになります。 袋から出したところ。ゴールドに光るケースはなかなか美しいです。いかにも強そうなSSDです。 <ベンチマーク> さて、外観のチェックができたところで次はやはりベンチマークでしょう。といってもロッコア星構成のベンチマークスコアはあちらで書く予定なので、今回は趣向を変えてAMD A8+A75の環境でベンチマークを取ってみることにしました。 Intel製SSDをAMD環境で使うという不届きな感じがなんとも言えませんねぇ・・・・(w ちなみに「Intel SSD 510 120GB」の基本スペックは リード最大:450MB/sec ライト最大:210MB/sec ランダムリード:20000IOPS ランダムライト:8000IOPS ということで、シーケンシャルは得意だけど、ランダムは苦手なの・・。といったスペックですね。今回はこのスペックにどれだけ迫れるのか?もしくは超えるのか?が1つの目標になりますね。 今回のテスト環境ですがざっくり以下の感じです。 [ テスト環境] 検証構成1 CPU :AMD A8-3850 マザーボード :GIGABYTE GA-A75-UD4H メモリー : 電源 :CMPSU-750HX OS :Windows 7 Ultimate SP1 64bit ・AS SSD まずはASSDの結果です。 [image:mi_20350_1313933232_888543749.jpg:l:AS SSD] 実測値よりは遅くなるものの、転送自体は安定している感じです。 ・ATTO Diskmark ATTO Diskmarkの結果。 次に[image:mi_20350_1313933288_304112329.jpg:l:ATTO Diskmark] こちらは最大リード459MB/sec、最大ライト228MB/secということでかなり高速。ただデータサイズが大きくなると遅くなるのはちょっと気になるところ・・・。 <まとめ> AMD環境でもさらっと試してみましたが以外にもしっかりスピードでてますね。これなら全然OKです。IntelSSDをAMD環境でというのもありかもしれません。ただ、こちらはX58環境で使う事決定ですので、そちらのベンチマークはCore i7 990Xの方で確認をしてみてください。
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