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デフラグを使うとどうなる

SSDでもフラグメンテーションした際に速度劣化は発生します。 そこで巷で話題のデ・デフラグというフラグメンテーション発生アプリ (http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/5881/dedefrag.html) を3回実行し、42%フラグメンテーションさせました。 そのデータをコピーし、ブロック単位でデータが同じなHDDとSSDを用意し、 HDDとSSDのデフラグ速度を計測しました。 ■ベンチマーク環境 ・Windows Web Server 2008 ・Pentium Dual-core E2160 1.80GHz ・DDR2-800 3GB Non-ECC ・HDD: Maxtor Maxline II Plus 7Y250M0 7200rpm SATA 250GB ・SSD: Intel X25-M Mainstream SATA 80GB ■計測方法 echo %TIME% >> benchmark-data.txt defrag.exe -w X: >> benchmark-data.txt echo %TIME% >> benchmark-data.txt ■結果 ・デフラグ処理時間  HDD 32分20秒  SSD 13分53秒 SSDはランダムリード・ライトに有利という特性があるため、 デフラグ処理の時間が大幅に短縮することができました。 一般的にデフラグ処理では小さく散らかったデータを読み込み、 大きなデータとして書き込む処理を行います。 また、一部のSSDではプチフリというSSD上のチップで処理が詰まる現状が発生しますが、 Intel X25-M Mainstream SATAのチップは効率がよいため、 ベンチマークを行った際、また通常使用時にストレスを感じることはありませんでした。
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