やってみよう!SSD > 1. まずは交換に必要なものを揃えよう! > 2. HDDからSSDに起動ドライブを交換! > 3. SSDの特性を理解して快適な環境を作る
SSD(Solid State Drive)は記憶媒体にフラッシュメモリー(※1)を使ったストレージ(記憶装置)。HDDのように磁気ヘッドや磁気ディスクを持たず機械的な動作を行わないため、データの読み書きが高速で行えるほか消費電力も大幅に少ない。OSをインストールしてPCに組み込むと、起動が早くアプリケーションもスムーズに動作。耐衝撃性に優れているのでリムーバブルメディア(※2)としても使用可能だ。
販売数も含め市場で最も評価を得ているインテル® SSDはPCとの相性による不具合が少なく抜群の安定性を誇り、現行で発売されるSSDの中でも最速級のポテンシャルを持つ。HDDからの交換時に必要となる専用のデータ移行ソフト「インテル® Data Migration Software」や、使用している最中の性能低下を防ぎ高い性能を維持する「インテル® SSDオプティマイザー」が無料でダウンロードできるのもうれしい。リテールパッケージには本体のほかマウンタ、SATAケーブル、電源ケーブル、クローニングソフトウェアが同梱されている。
※1 フラッシュメモリー:電源を切ってもデータが消去されない不揮発性の半導体メモリでブロック単位で消去・書き込みが可能。
※2 リムーバブルメディア:容易に取り外せたり持ち運べる補助記憶装置。フロッピーディスク、MO、CD-R、DVD、USBメモリーなど。
円盤状の磁気ディスクが回転し、磁気ヘッドを近づけて物理的にデータを読み書き。磁気ヘッドと磁気ディスクはごく僅かなクリアランスで作られているため振動に弱い。デスクトップPCでは3.5インチ、ノートPCでは2.5インチを使うことが多い。
内部にはフラッシュメモリ-が並んでいて、物理的な動作をしないためHDDに比べ高速処理が可能。放熱量少なく静音、耐衝撃性が高く消費電力が低い。
HDDをSSDに交換したPCでどのぐらい速度が上がったかを、ストレージデバイス速度計測フリーソフト「Crystal Disk Mark Nano Pico Edition」 (※)を使って実測。PC全体のポテンシャルを計る目安になる、Seq(シーケンシャルタイム)をHDDとSSDで比較すると、HDDでは70.75/66.74(リード/ライト)と、PCで作業をしているとややストレスのかかる速度。SSDに入れ替えた後ではSeqが222.8/123.6(リード/ライト)と読み込みで約3倍、書き込みでは約2倍に速度が向上。512KB相当の読み込みなら約5倍、4KBでは約26倍、書き込みでは512KB相当なら約3.5倍、4KBで約15倍と大幅に処理能力がUPするという結果となった。体感的には動作がサクサクして快適なPC環境という印象だ。
使用PCスペックデータ
Lenovo ThinkPad X201s
CPU:Intel® Core™ i7-640LM
MEM:SunMax Technology 4GB*2=8GB
HDD:富士通 MJA2320BH
※PCのハードディスク、メモリーカード、RAMディスクなど認識されているストレージのデータ転送速度を、512KBブロックと4KBブロックのランダムリード・ライトで実測値として表示するもの。各数字の単位はMB/Sで1秒あたりに処理するデータ量を表している。