英語キー配列を利用してPC状態をチェック&キャプチャも撮れる!
PC版ならではの機能を使いこなしてプレイするのも醍醐味!
実写と見間違えてしまうほどの精巧なグラフィックスで迫力と臨場感でゲームに没頭できるのが「バトルフィールド3」の魅力の一つ。PCの環境によってはグラフィックス設定を高くするとFPS(Frames Per Second=1秒間に処理されるフレーム数の単位)値が低くなってゲームに支障の出ることもある。専用ソフトを用意してFPSを測定してグラフィックス設定の目安にすることもできるが、「バトルフィールド3」ではコマンドコンソールが用意されているのでコマンドを入力すればフレームレートの計測やCPUとGPUの負荷状態をモニタリングしながらゲームを進めることができる。動きが鈍くなってしまうシーンなどのFPS値やCPUとGPUの状態を把握すれば、その場面に入る直前にグラフィック設定を下げるなどして快適な状態でプレイすることができるのだ。
コマンドコンソールを利用する前に行っておきたいのが英語キー配列の設定だ。IMEが無効になっていないとゲーム中に日本語IMEが起動することがあり、プレイヤーのコントロールができないばかりか、IMEの終了もできないのだ。設定方法は、コントロールパネルの「キーボードまたは入力方法の変更」を開き「キーボードと言語」のタブから「キーボードの変更」を押す。すると「テキストサービスと入力言語」が表れるので「全般」のタブで「既定の言語」を「英語(米国)US」に設定すればよい。「英語(米国)US」は「追加」ボタンでポップアップする「入力言語の追加」で「英語(米国)」→「キーボード」→「US」選択して追加する。コマンドコンソールを使用しない場合でもゲームを起動する前に行っておくと思いもよらないアンコントロールにならなくて済むのである。
英語キーに設定したら、コマンドコンソールのON/OFFは「半角/全角」キーで行う。FPSを計測する場合には、コマンドコンソールで「> Render.PerfOverlayVisible 1」と入力。左下にCPUとGPUの使用率のチャートが表れる。黄色がCPUで緑色がGPUで、振れ幅が大きいほど使用率が高くなる。表示削除は「> Render.PerfOverlayVisible 0」。また、ゲームのスクリーンショットは「> Screenshot.Render」と入力。撮影した画像は「ドキュメント」の下のBattlefield 3\Screenshots フォルダにロスレスpngで保存される。保存形式をjpgにしてファイルサイズを抑えるなら「> Screenshot.Format jpg」を入力すればよい。
「バトルフィールド1942」(2002年)から数えて9作目、近代戦をテーマにしたシリーズ最新FPS (First Person Shooter) 超大作。 リアル感のある描画はエンジン Frostbite2 を最大限に活用。 破壊シーンや立ち上る煙、宙に舞う埃などビジュアルディティールを忠実に表現している。 また、戦場をバーチャル体験できるスムーズなアニメーションは FPS の中でも秀逸だ。 PC版では最大64人のマルチプレイが可能。
ドイツのケルンで開催された Gamescom2011 で「Best of Gamescom」をはじめ数々の賞を受賞している。