そして、レビュー掲載期間中のうちかなりの後手に回りながら特に面白いことをやっていないことについて個人的に詫びさせてください。
箱表
届いた箱の表には『世界初の魔法の杖』と書かれています。
様々な角度から見てみましょう。
側面
THE WAND COMPANY LTD.
『2009年以降、世界で最も魔力の高い杖を作るメーカー』
まあ世界初ですし当然ですよね。2009年以降なんてこと言う以前に世界初ですし。
裏
大まかな使い方が書かれています。
これ見たとき一番上に書かれてる、先端にくるくるーってエフェクトが出てるアクションはてっきりよく魔法使いがやる指を回すような感覚で棒を回すのかと思いこんで後で痛い目を見ています。
開けるよ……？
卒業証書入れる筒みたいな質感
うわぁ……黒い……
中身
これが世界初の"魔法の杖"……
これさえあればHDDレコーダーの電源が……！
世界を手にしたも当然ですね！
取扱説明書
説明書がとっても素晴らしいです。
こういうのもあるのか……！と生唾飲んでしまいました。
なんかもうちょっと書いとかないと訴訟回避とかなんかアレだったりしないのかな？
とか無駄な心配してしまうほど使い方の説明以外の情報が含まれていない正真正銘の取扱説明書です。
裏面
裏は英語の説明です。
こっちの方が若干"らしい"ですね。
比較
比較してみると若干説明書のブツの方が長いです。
私が手にしているブツは触ってみた感じプラスチックですし、このしっとりとした光の映り、"世界初の魔法の杖"の初期型かなんかなんでしょうか。
電池
電池は最初から入っていますが絶縁が付いているのでそれを取ります。
結構尻の蓋はきつく締められているので開けるときは頑張りましょう。
交換するときは+が外に出るような方向に単四電池を2本入れます。
説明。
このカイミラには赤外線の信号を13種類の動きに対応させることが出来ます。
具体的には表1の通りですね。
表1
振動数というのは動作を信号と対応させてない場合に『今こんな動きを認識しましたよ！』っていう風にマジックユーザーに知らせる振動の事です。
対応させる動作を行うとき、これを頼りに間違った動作を認識してないか判別することが出来ます。
特に振動数9の大振りは振動数4の振り下ろしあたりと誤認識することがあるので要注意です。
ここから先は一連の動作を撮ってみたのでそれを使って追ってみましょう。
振り方
リモコンの信号との対応
巧みな操作
モザ入れるの忘れてました。
今のご時世テレビ関係はボタン数が異常に増えて大変ですが、ある程度使うボタンが限られてる場合はこの『魔法の杖カイミラ』でも十二分に使える、というのが私なりの見解です。
ただ、やはり魔法の杖としては複数のデバイスを巧みに操ってこそって感じがしますよね？
13もボタン操作できるなら扇風機とエアコンくらいなら全部のキー割り当てられそうですし。
ということでいつ更新されるか分からないカイミラ実用編第二弾は
・赤外線センサを使ったパソコンの簡単な操作
・その他ちょっとした小仕掛け
などを予定しています。乞うご期待。
追記。家にある赤外線使った装置について調べてみたのですが、
IMG_0747.jpg
この辺のリモコンでは正常に動作しました。
試してないけど、流石に携帯の赤外線通信とかは無理かなあ……？
……と色々触っていて思ったことですが、
誤爆は非常に多いです。
特にこの魔法の杖を動かそうとするとき、『引く』『振り(上下左右)』あたりの操作が結構な確率で誤爆します。この辺に間違えて命令出しちゃいけないようなものは入れない方が賢明です。
また、一度回転を認識すると他の操作を認識しづらくなります。
というか、回転操作はしばらくコロコローって慣らし運転みたいなことをやってるうちに認識するのですが、そうすると今度は軽い杖の動きも回転として認識するようになってしまいます。
動画中で『音量操作がおすすめ？』みたいなこと書きましたが、『15にしたい』って決め打ちで操作をしようとするとあっち行ったりこっち行ったりして大変です。
といった感じで結構デリケートな子なので扱いには気を付けましょう。
慣れないうちはじゃじゃ馬です。慣れたとき、そのマジックユーザーは真の魔法使いと言っていいのでしょう。
新型が出るのなら、先っぽをくるくるーって回す操作は是非実装して欲しいですね！
とりあえず、一応ではありますがここでこのレビューはおしまいになります。
ここまで読んでいただいた未来のマジックユーザーの方々、そしてzigsow様、The Wand Company様には重ね重ねお礼申し上げます。
makihibikiさん
2011/09/12
>大まかな使い方が書かれています。
>これ見たとき一番上に書かれてる、先端にくるくるーってエフェクトが出てるアクションは
>てっきりよく魔法使いがやる指を回すような感覚で棒を回すのかと思いこんで後で痛い目を見ています。
痛い目見ました～。
やっぱり、円を空中で描きたくなりますよね・・・
誇りたまえさん
2011/09/12
あのアクションは夢でした。
ないならないなりに杖を回転させる動きを魔法使いらしく、と色々試してみてるのですが難しいです。
"Very Slowly"なのがまた難易度高くしてますね……。