レビューメディア「ジグソー」

放置しておくだけで簡単に専門店のような美味しいアイスコーヒーを作ることができる! めっちゃ便利な水出しコーヒーサーバー♪

今回は「Wiswell Water Dripper」という水出しコーヒーサーバーについてのプレミアムレビューになります。

Wiswell」という名称は今回初めて聞きましたので、調べて見たところWise(賢く)Well(健康に)を組み合わせた造語をブランド名とする”Wiswell(ウィズウェル)”は、韓国から上陸した一歩先を行くキッチン用品ブランドとのこと。

 

日本ではZigsowユーザーは利用者も多いであろうテックウインド株式会社が2019年7月から取り扱いを始めたという記事を見つけました。

 

日本での販売店様があるというのは安心して買えるので良いですよね。

では、レビューしていきます。

更新: 2019/09/30
本体と付属品

簡単な部品で作られているため、掃除が簡単

箱を開けると完成形の状態で納められています。

 

本体の大きさは

直径(上部) 83.5mm

直径(下部) 68mm

高さ 281mm

となっており、縦長スリムでコンパクトな本体です。
とてもスリムなので抽出時間の長い水出しアイスコーヒーでも置き場所を取らないのはメリットだと思います。

 



各パーツについては説明書にわかりやすく記載されています。各パーツごとに耐熱温度が決まっていますが、どの部品も100℃以上の耐熱温度あります

ただし説明書には食洗機の使用はNGとなっています。
多分、部品単位では問題が無いと思うけど、金属のコックやシャフトなどが食洗機の中でぶつかったりしないようにという配慮かもしれません。

なお、本体の一番下の抽出済みのコーヒーが貯まる部分はロックされています。
抽出済みのコーヒーが入る部分ですので、不用意に外れないのは安心です。

 

  



それ以外の箇所は上に引っ張るだけで簡単に外れます
これは分解しやすいので掃除の時などのメンテナンスでメリットになります。
また最初にフィルターが100枚付属してきます。

 

 



水を入れるウォーターサーバー部分を逆さにした写真が下記です。

抽出速度を決めるコックのノズルとシャフト(金属パーツ)も取り外し可能です。





本体は細かく分解して洗浄可能なので衛生的ですね。
分解は非常に簡単。細かなパーツは無く組み立ても簡単。簡単なのはいいですね!

更新: 2019/10/01
使い勝手

自宅で専門店のような美味しいアイスコーヒーが作れる♪

では、アイスコーヒーを作成をしてみます。

今回は取扱説明書推奨の、細挽きのコーヒー粉40g300mlの水というレシピで望みます。


 

まずは豆の購入。
豆は私がいつも購入している近所のマメココロさんで購入しました。
生豆も売ってますし、もちろん焙煎もしてくれます。
また、喫茶スペースもあり美味しいコーヒーをお手軽価格で頂くことができるありがたいお店です。

マメココロさんについては、下記などに情報がありますので興味のある方は見てくださいね。

 ■マメココロ ルトロン おでかけ動画マガジン

 ■マメココロ Facebook

 ■マメココロ 食べログ



 

アイスコーヒー向けの豆ですが、
・挽き方は細挽き
・ロースト(焙煎度合い)はフルシティ以上
と説明書には記載があります。 

 ※ローストについてはコーヒー事典様のWebサイトがわかりやすいと思います。

 

豆はマメココロさんでアイスコーヒーにも向いてるとなっていた「マンデリン ミトラ G1」を選択。

ローストフレンチ挽き方細挽きにしていただきました。


ロースト:フレンチ

グラインド:細挽き

苦味:★★★★

酸味:★

甘み:★★★★

コク:★★★★

香り:★★★★

 

  

なお、マメココロさんは焙煎中の待ち時間にコーヒーが1杯無料で付いてきます。
嬉しいサービスです。 ※飲み終わってから写真を撮ったのでカップに入っていませんが(笑)

 



Wiswell Water Dripper」のステンレスのカップがコーヒー粉をセットするカップになります。
底面に穴が空いています。

カップの内径は約6.5cm。
底面には2mm程度の穴が多数空いており、穴の全体の半径が2.5cmのです

また、側面には40gのラインが引かれており、コーヒー粉を入れたときにになる目安になります。
ただし、粉の挽き具合(細かさ)によって異なると思いますので、あくまで目安程度です。

 

 


 
このカップの底面に付属のフィルターをセットします。

そして40gの粉を入れます。側面の40gの線よりもちょっと上のあたりになりました。
これは粉の挽き具合などで変わるかと思いますので、目安程度に考えた方が良いです。

 



そして、粉全体が湿る程度の水を注ぎ、かき混ぜます。
粉を湿らせる事で、水がまんべんなく行き渡りコーヒーがしっかりと抽出されるとのことです。
この水の量ですが最初は悩みましたが、何度か作って最終的に約50ccがベストだと感じました。

 

 



粉をまんべんなく濡らしたら、粉の表面を平らにします。
その上に、濡らしたフィルターをセットします。
上に置くフィルターは滴下された水がまんべんなく行き渡るようにするためのものです。


なお、このフィルターは平面の丸形で直径56mm。このフィルターは特に専用品では無いようです。使い切ったら、市販のペーパードリップ用を使用することができそうなので手に入れやすいので良い点です。

56mmでも良いですが、余裕がありますので60mmでも良いかと思います。
 ※コーヒー粉の底面は47mm、コーヒー粉の上面は60mmなどがいいかも。



その後、Wiswell Water Dripperにセット。
抽出速度の調整つまみを水平状態にしてから水を300cc入れます。
300ccの水を入れたのが以下の写真になります。
一点改善して頂きたいポイントとしては、ウォーターサーバー部の内周に目盛りが欲しかったです。
メモリがあれば計量カップ使わなくてもいいのになぁと思いました。

 

 



その後、ノズルを回して希望の抽出速度に設定します。
滴下速度はつまみの下にある窓から確認できます。

 

スピードは無段階で調整でき、1分に1滴程度~流れ落ちるような速度まで調整できます。
なお、速度を速くしすぎるとコーヒーの抽出よりも、水が落ちる速度が速くてあふれてしまう可能性がありますので、注意が必要です。
水出しコーヒーなのでゆっくり抽出が基本だと思いますが、早すぎる抽出は避けた方が良いです。

 

 



希望の抽出速度にしたら、温度変化の少ない場所に置いて抽出終了まで待つだけです。
今回は5秒に1滴くらいの非常にゆっくりとして速度で抽出しました。

 

 



冷たいのが飲めたらいいなと思ったので、冷蔵庫の野菜室に置いて抽出することにしました。
冷蔵庫の牛乳などを入れる扉側は少し斜めになっていますが、野菜室だと平らなので相性もぴったり。また、高さが281mmというのは飲み物のボトルなどと同じ為、使いやすいですね☆

我が家の野菜室は野菜は一つも無くて、日本酒ばかりですが(笑)

 



翌朝抽出できたコーヒーを確認してみると、約250ccができあがっていました。
約50cc位はコーヒーの粉に吸われたようです。

 

 



それにしても非常に濃いコーヒーが抽出できました。
蓋を取り外すとすごく良いコーヒーの香りが漂います

なお、抽出した原液は水で2倍に薄めて飲むのがお薦めと説明書には記載がありました。

とはいえ、原液も興味がありましたので飲んでみました。
原液は非常に濃いです。濃いのですが雑味が少ないです。
また苦味もありますが、濃さの割には少ないです。
また、香りは非常に芳醇で、濃いめのコーヒーが好きな人ならば原液で飲むこともできると感じました。


 



次に抽出したのと同じミネラルウォーターで2倍に希釈しました。

2倍に薄めても濃いです。人によっては2.5倍位でもいいかもしれない。
2倍に薄めても、香りは変わらず良い香りが漂います。
コーヒー豆の風味が感じられます。コクがあり後味は甘いです。
まろやかなアイスコーヒーで、原液とは違いゴクゴク飲むこともできるおいしさです。

 

 

 

時間はかかりましたが、専門店で飲むような美味しいアイスコーヒーが自宅で作れました。

放置しておけばできるので簡単です。

40gのコーヒー豆から500cc(250ccを2倍希釈)ができました。
すなわち、40gのコーヒー豆でカップで約4杯分が取れる計算になります。
1杯あたり100円以下で飲めます。
この味が100円以下なんて、コストパフォーマンスの観点でも良いと思います。

更新: 2019/09/29
比較

好みの問題だが、抽出時間が長い方が好き

いろんな比較をしてみました。

更新: 2019/09/29

抽出時間の比較

一番最初に作ったのは一晩かけてゆっくり抽出したコーヒーになります。

濃くてとーーーっても美味しかった。

 

今度は2秒に1滴くらいの感覚で作ってみました。
水は前回と同じミネラルウォーターです。

一晩抽出 vs 1時間半抽出の比較が以下の写真です。

どっちがどっちかわかりますか?

写真をクリックして大きな画像で見れば、色の差がよくわかります。
 

 

青い布の上だと差がわかりにくいかもと思ったので、白い布の上でも撮影しました。
こっちの方が差がよくわかるかと思います。実際に目で見るともっとくっきり違います。


肝心の味の差ですが、抽出時間の短い方はあっさりとした味です。
香りも軽いです。雑味も苦味も少ないです。これは薄める必要が無いかなと感じる味でした。

 

個人的には一晩かけてゆっくり抽出した濃い味の方が好きな味でした。

 

更新: 2019/09/29

水の種類(軟水と硬水)の比較

説明書の記載には
・挽き方は細挽き
・ロースト(焙煎度合い)はフルシティ以上
の次に
・ミネラルウォーターの場合はミネラル含有量の少ない軟水がお薦め
との記載がありました。

 

なので、ミネラルウォーター探して作り比べてみました。

結論から先に書いてしまいますが、僕の舌では大きな差は感じられませんでした。
軟水の方が若干まろやかな感じがしますが、気のせいかも・・・というレベルです。

ブラインドテストをしたら当てる自信はありません。
なにより、コーヒーがしっかり濃い味が抽出されるので上書きされてると思える感じでした。


更新: 2019/09/30

アイスコーヒーとホットコーヒーを冷やした物の比較

我が家にはsiroca社のホットコーヒー用の全自動コーヒーメーカーがあります。
アイスコーヒーが飲みたいときは、ホットコーヒーを淹れます。
グラスに氷を敷き詰めて、そこにコーヒーを注いで飲んでいました。
いわゆるファミレスなどのドリンクバーの作り方と一緒です。

 

それと比較と思ったのですが、比較するまでも無いあからさまな違いでした。

そもそもホットコーヒーを氷で冷ますので薄まるのです。
ここが大きすぎる違いです。

 

なお、ホットも淹れ立てならば香りも高いです。

ただし、同じ豆を使用してもホットコーヒーだと酸っぱさが抽出されてしまいます。
水出しコーヒーの場合は、酸っぱさ、雑味がないクリアな濃い味になるのです。

 

ここがホットコーヒーを冷やした物と、最初からの水出しコーヒーの大きな違いです。

一度、水出しコーヒーを手軽に飲めるようになると、ホットコーヒーメーカーを使用してのアイスコーヒー作りはしなくなると思います。

 

ただし、急いで飲みたい場合にはホットコーヒーに氷を入れるというのは作成時間の面で大きなメリットになります。

更新: 2019/09/30
カスタマイズ

濃いことを活かそう!コーヒー単体も良いけど、カクテルも♪

普通に飲むだけでも美味しいアイスコーヒーですが、コーヒーに何かを混ぜて飲むのも美味しいです。
特にこれだけ濃いので、原液に混ぜることで薄くならないで楽しむことが出来ます。

 

アイスコーヒーにアルコールを混ぜるのは、少し流行なのかお店で見かけることが多くなりました。
また、UCCコーヒーさんのWebサイトには「ブラックボール」なる名称で専用のWebサイトを公開しております。

 


私もお酒が大好きなので色々試してみました。


 

①マザグラン
 アイスコーヒー+ブランデー+ガムシロップ
https://iejikan.life/ko-hi-kakuterunoresipiwoshoukai/

コーヒーにブランデーが入っただけのシンプルで落ち着きのある味です。
僕はあまり甘くない方が好きですが、ガムシロップを入れて飲むのも良いです。

 

 


 

②カフェ・ブラックジャック
 アイスコーヒー+ブランデー+ガムシロップ+コアントローまたはオレンジ・キュラソー
https://iejikan.life/ko-hi-kakuterunoresipiwoshoukai/

 

上記のマザグランにコアントローを入れて、グラスの縁をグラニュー糖でスノースタイルにした物。
コアントローが入ることでオレンジのさっぱりさがあり美味しいです。
スノースタイルにしてるので、これこそガムシロップは無くても美味しいです。

 

 


 

③(お手軽)モヒートコーヒー
 アイスコーヒー+ミント

https://cookpad.com/recipe/5731363


ほんとはミントの葉など使うとより良いと思いますが、お手軽系でも美味しいです。

 


 

④コーヒーハイボール
 アイスコーヒー+ウイスキー+炭酸


ウイスキーは好みで良いと思いますが、フレーバーウイスキーとも相性ピッタリ☆
ワイルドターキー アメリカン・ハニーで作ったのは蜂蜜の甘さがコーヒーにマッチしてとっても美味しかったです。


 



⑤コーヒービール

 アイスコーヒー+ビール

見た目が黒ビールのようなビールカクテル。

ビールとコーヒーの香りが合うのです。ビールが苦手な人でも飲めますよ♪
アイスコーヒー 50ccにビールを泡立つように注ぐだけです☆



 

⑤カルーアミルクのコーヒー風味を濃くする
 牛乳+コーヒーリキュールでカルーアミルクだけど、追加で原液コーヒー

誰もが一度くらい飲んだことがあるであろうカルーアミルク。

もうちょっとコーヒーが濃くてもいいのにって思ったことがある人も多いはず!

そういう人にお勧めできます☆

 


カルーアのWebサイトを見てみたら カルーア アイスコーヒー なんてのもあるようです。
見た目の色がアイスコーヒーのままなので今回は作らなかったけど、近いうちに試してみます。

 

もちろん、アルコールじゃなく、普通にカフェオレもすっごく美味しいです♪

楽しみ方はいっぱいあります。

更新: 2019/09/30

コーヒー抽出後の手入れですが、非常に簡単

コーヒー抽出後の手入れですが、非常に簡単です。

 

Wiswell Water Dripper」のコーヒーバスケットから使用済みの紙フィルター2枚を取ります。
残りはさっと水洗いしたら完了です。
特にトップカバー、ウォータータンク、シャフトは綺麗な水が通るだけなので軽い水洗いだけで良いでしょう。
また、構造上、壊れるようなパーツも少ないので扱いやすい点も良いですね。

 

僕の持ってるホットコーヒーメーカーはステンレスのメッシュフィルターなので、洗うときに若干気を遣っていますが、そういうことを気にしなくていいのは、けっこう良いポイントです。

 ※食洗機の使用は説明書で止められています。
 ※我が家はディスポーザーがあるので、水洗い時に抽出済みのコーヒー粉も排水溝へ流してます。
  ディスポーザーがなく、普通に捨てる場合でも、コーヒーバスケットを逆さにして、フィルタと
  粉をゴミ箱にポイっと捨てるだけなので、比較的手入れは簡単だと思います。

更新: 2019/09/29

スリムだから保管場所も少なくて済む!

保管についてですが、本体がスリムなので場所をとりません。
リキュールのボトル達と同じくらいの高さでしたので、私は他のアルコール達と一緒に棚で保管することにしました。

更新: 2019/10/06
改善提案

ここがあったら、より良かったな

一通り使ってみましたが、特に迷うところもありません。

簡単に使用できたという印象が強いです。

かんたん」って常に使い続けるには非常に重要なポイントだと思います。

 

強いて言えば、ここがあったらなと感じた改善して欲しいポイントは2つあります。

 

ウォータータンク側にメモリが欲しい

抽出済みのコーヒーが落ちるコーヒーサーバー部は、蓋が付いていて欲しかった
 そうしたら、抽出済みコーヒーを保管できるようになって良かったかと思う。
 コーヒーサーバー部のサイズは350mlの缶ジュースと同じサイズだから冷蔵庫に入れやすい。
 可能であれば本体上面のトップカバーが蓋になる構造だったら素晴らしかった。

 

この2点が付いたら、より使いやすくなと感じました。

価格はそれなりにしますが、寝る前に作って、置いておけば朝には美味しく飲めるというのは手軽で良いと思います。

コーヒーが好きな人にはお勧めできるアイテムです。
また、いろんな使い方ができるのがいいですね☆

 


 

つたないレビューでしたが、興味を持たれた方がおりましたら、検討頂けましたらと思います。 

この度は、貴重な製品のレビューをさせて頂きありがとうございました。

更新: 2020/08/16
暑い時にオススメ

今年も大活躍!

コロナでのテレワークで毎日家にいます。

そんな今年の夏も大活躍中です!

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