この度、レビュアー無料プレゼント、
PS4を大容量&高速化する「WD Blue 3D NAND SATA SSD」に当選させていただきました。

拙い内容ですが、レビュー課題・テーマに沿って、利用した感想等を、記載させていただきます。

●レビュー課題：PlayStation4の内蔵HDDを、

　「WD Blue 3D NAND SATA SSD」に換装して使用感等をレビュー。

●使用機器等
・WD Blue 3D NAND SATA SSD（WDS100T2B0A）2.5インチ/7mm

・PlayStation4 ジェット・ブラック 500GB （CUH-2100AB01）

・その他（USBメモリー、プラスドライバーなど）

●事前作業

　・SSD化による高速化と容量の増大による利便性を比較するため、
　　事前に既存環境下での、起動画面・ゲームの読み込み画面等の動画を記録。

●ゲームセーブデータのコピー

　PlayStationPlus未加入のため、

　外部ストレージにゲームのセーブデータのバックアップを行います。

　お手軽なUSBメモリーを使用しました。

　FAT32形式でフォーマットしたUSBメモリーをPS4に接続。

　PS4のメニューから、「設定」→「アプリケーションセーブデータ」

　→「本体ストレージのセーブデータ」→「USBストレージ機器にコピーする」

　USBメモリーを挿し、ゲームを選択、「コピー」。

　一括でコピーする方法が分からず、それぞれのゲームのセーブデータを個別にコピーしました。

　データ量によっては、結構時間が掛かるようです。

 ●換装作業

　　ゲーム機本体の換装作業です。

　　電源コード等、邪魔なものを外した後、

　　本体を裏返し、背面部分にあるカバーを外します。

　この機種は、横にゆっくりとスライドさせるだけで、簡単に外せます。

　左側に出ている黒い帯状の物は、

　HDDが取りつけてあるアタッチメントに付いている、

　引き出すための補助テープのようなものです。

　ネジ（〇△□×のデザイン）をプラスドライバーで外すと、

　アタッチメントが引き抜けるようになります。

　ドライバーを使って、真っ直ぐに引っ張り出しました。

　アタッチメントとHDDは、側面の4ヶ所でネジ固定されています。

　4つのネジを外し、HDDを取り外します。

　SSDを取り付け、元のように、ネジで固定します。

　このSSDは、厚さが7mmと、薄めですので、アタッチメントとの間に、

　かなり隙間ができます。

　本体にゆっくり装着します。

　本体とアタッチメントのネジ穴の位置が合うまで差し込みます。

　ネジで固定して、カバーを付ければ、物理的な換装は終了です。

　簡単とは聞いていましたが、思った以上に手間が掛かりませんでした。 

　コード類を繋いで電源を投入すると、画面にPSロゴマークが表示されます。

　画面の指示に従い、コントローラーをUSBケーブルで接続、PSボタンを押すと、

　セーフモードが起動します。

　中身が空っぽですので、システムソフトウェアの再インストールが必要になります。

●システムソフトウェアの再インストール

　PS4の公式サイトより、アップデートファイル（再インストール用）を、

　USB機器にダウンロードします。

　またUSBメモリーを使用しました。

　その際、USB機器内に「PS4」という名前のフォルダーを作成、

　その中に「UPDATE」という名前のフォルダーを作成し、
　そこへ、「PS4UPDATE.PUP」と言う名前のままダウンロードします。

　PS4へUSBメモリーを接続し初期化作業を行います。

　システムソフトウェアのアップデート後、ホーム画面が表示されれば、

　無事再インストール完了です。 

　当たり前ですが、きちんと容量がアップしています。

●ゲームのセーブデータを戻します。

　「設定」→「USBストレージ機器のセーブデータ」→「本体ストレージにコピーする」

　遊んでいたゲームを、ダウンロード・インストールして完了。

●換装前（HDD・500GB）と、換装後（SSD・1TB）の比較。

　換装後の性能等の比較を行いました。
　高速化の恩恵がどれくらいあるのか、簡易的にですが検証を。
　まずは、システム起動時間。
　再起動から、ユーザー選択画面表示までを比較。

　3～4秒程度の短縮で、大きな変化ないものの、早くはなっているようです。

 各種ゲームでのロード時間等の比較。

　・Dragon's Dogma（ゲームスタート・リム移転・エリア移動）

　　ゲームの読み込み・アクセスは、大きな変化は感じられません。

　　瞬間移動・エリア移動は、ムラはあるようですが、時間短縮されています。

　　あちこち移動が多いゲームなので、少しずつでも時間短縮となるのは助かります。　　　

　・ドラゴンクエスト（エリア移動・ルーラ）

　　　ゲームの読み込み・アクセスは、大きな変化無し。

　　　エリア移動・ルーラは、多少早くなっている印象です。

　　　少しですが、チーム・フレンド等を、待たせなくて済むかもしれません。

　・FINAL FANTASY（ゲームスタート・キャンプ移動・レガリア移動）

　　ゲームの読み込みで、大きな違いが見られます。

　　プレイ開始までの待ち時間が、大きく短縮されました。

　　各種瞬間移動でも、ムラはありますが、ある程度の時間短縮に成功。

●まとめ

　各種読み込み時間の短縮は、ゲームにもよるようですが、

　実感できるぐらいの効果があるようです。

　ゲームデータが大きく、待ち時間が長いと言われるものの方が、より実感できる感じですので、

　もっと重いゲームで検証すれば、更に違いが実感できたかもしれません。

　相当数のゲームで、ストレスを減らせることは間違いないようです。

　ゲーム自体のデータ量がかなり大きいようで、

　数本インストールしただけでも、結構容量を食っているので、お財布が許すなら、

　容量は大きいほど良い気がします。

　Proなら外付けと言う手もあるようですが、この機種ですと速度低下が著しく、厳しいようです。

　アクセス音・ファンの回転音とも、いくらか静かになるかと思いましたが、
　もともと静かめなためと、常時近くでパソコンが作動している環境のため、

　余り効果を感じることができませんでした。

　夏に向けて、耐久度が気になるところです。

　総合的に、高性能化に成功した印象で、満足の行く結果となりました。

追記：

4月ごろに不調となったため、一旦取り出し、知人に詳細の調査を依頼しました。

寿命だったのか、チェック中に逝ってしまわれたそうで、先週無残な状態で、お帰りになりました。

以前は、SSDは寿命が短いと聞いていましたが、噂通り1年程しか持ちませんでした。

最近は持ちが良くなったと信じで利用していましたが、このような結果に。

さようなら。

1年間ご苦労様でした。