今回のプレミアムレビューは、PHILIPSの3枚刃シェーバーS5251/12とセルフヘアカッターQC5582/15をお送りします。 

まずS5251/12です。

PHILIPSと言えば､良くも悪くもこのデザイン。伝統の3枚刃です。

私は､PHILIPSのシェーバーを使うのは初めてです。

過去には主にブラウンを使っていましたが、直近では昨年パナソニック製を購入して、そちらを使ってました。

何故、PHILIPSのシェーバーを使わなかったのか？

それはデザインの野暮ったさです。

家電量販店の店頭で、試し剃りすらしたことがありません。

いわゆる､食べず嫌いということです。

今回のプレミアムレビューで、この食べず嫌いが払拭できるか！？

まずは製品の特徴を紹介し、実際に使ってどうだったかをお伝えします。 

ヘッド部分は、5方向に動きます。肌への当たりは非常になめらかです。 

ヘッド部分は着脱式を採用。 

 際ぞりヘッドに交換できます。

 グリップ製もよく、とても握りやすいです。

滑って落とすようなことはないでしょう。

携帯用ポーチも付属しています。

その他の特徴は、

・1時間の充電で40分間使用可能。1回の使用を3分とした場合、約13回使用できます。

・ディスプレイには、 1 段階充電残量表示、クリーニング表示、充電催促表示、ヘッド交換催促表示、ロック表示の各種情報が表示がされます

・ドライシェービングだけではなく、ウェットシェービングにも対応。水洗いもできます。

・付属のスタンドですが、充電スタンドではありません。充電は付属の充電器を使います。 

実際に使ってみました。

剃り味を比較するために、口髭部分の左側をパナソニック製、右側をS5251/12で剃ってみました。

まずS5251/12を使ってみて思ったのが、音が非常に静かなことです。悪い例えですが、普通のシェーバーのバッテリー切れ寸前の音です。

それぐらい静かな音なので、剃ってる途中、「ちゃんと剃れてるのかな！？」と疑いました。

口髭部分は狭い場所なので、さすがに3枚刃全部を一度に使うことはありません。せいぜい2枚だけです。

パナソニック製のシェーバーでは、一部に剃り残しがありますが、S5251/12ではムラなくキレイに剃り上げてくれています。 

先ほどの剃り残しを含めて、S5251/12で髭全体を剃りました。

肌にあたる面積が大きいので、今までと同じ剃り方をしていたら、限りなく剃り残しが少ないです。

特に顎の下からのどにかけての部分では、キレイに剃れています。アッパレです。 

パナソニックのシェーバーでのそり残しもキレイになりました。

使ってみて思ったのが､何故ヘッドが丸なのかです。

一言で髭と言っても、同じ方向に生えているわけではありません。

ヘッドを丸にすることで、どの向きの髭も拾って剃れる。こういう理由があるのだと思いました。

そしてとても剃り味がソフトなのに、ちゃんと剃れている。今までPHILIPSのシェーバーを何故使わなかったんだろうと、反省しています。

製品としては非常に良い製品ですが、完璧かと言うと、完璧ではありません。

それは充電に関してです。

付属のスタンドでは充電はできません。充電は充電コードで行わなければなりません。

シェーバーは、多くの方が洗面台に置いているでしょう。その場合、洗面台のコンセントを使って充電しますが、シェーバーを平置きにしないといけません。

わが家だけかもしれませんが、洗面台の棚には、ドライヤー、整髪料、歯磨き粉など、物で溢れかえっています。

また洗面台の棚だけでは足りないので、洗面台のすぐ横にはストッカーを置いています。そこにも物が溢れかえっています。

平置きで充電するには、そのストッカーの一番上の棚に置いてある物の上しかありません。

できればオプション扱いでも良いので、充電スタンドの販売を希望します。切な願いです。

今回のプレミアムレビューでは、食わず嫌いだったPHILIPSのシェーバーを使わせていただき、私が正しく食わず嫌いだったことが証明できました。

今後は、「PHILIPSのシェーバーは､静かでよく剃れる」と胸を張って言いたいです。