レビューメディア「ジグソー」

vaio VGN-TZ93Sに搭載してみました

zigsow様、Intel様、関係者の皆様、
zigsowで熱いフォローをしてくれたおものだちの皆さん。
コメント投稿してくださった方々
vaioに新しい人生をくださって、
本当にありがとうございました。

今回はvaio VGN-TZ93Sに搭載しているHDDを
このSSDに交換して
これまでHDDで運用していたところから
どのような箇所が改善されるのか確認していきます。





CPU:Intel Core 2 U7700 1.33GHz
メモリ:DDR2 SDRAM PC2-4200 2GB
HDD:富士通 MHY2250BH SATA HDD 250GB
光学ドライブ:無し
画面:11.1型ワイドTFTカラー液晶
USBポート×3
i.LINK(IEEE 1394)×1
LANポート×1(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)
外部ディスプレイ出力×1(ミニD-sub 15ピン)
ヘッドホン出力×1
マイク入力×1
モデム用モジュラージャック×1
ExpressCard/34×1
Webカメラ 31万画素
ワイヤレスLAN IEEE 802.11a/b/g・IEEE 802.11n ドラフト準拠
Bluetooth 2.0
FeliCaポート
メモリースティックスロット
SDカードスロット
OS:Windows Vista Home Premium



・精密ドライバ
・リストストラップ
・静電マット
・柔らかい布




・強力両面テープ (ゴム足を再接着するため、↓のもの使用)




・絶縁テープ (SSD取り付けねじを固定するため、↓のもの推奨)




・外付け光学ドライブ (内蔵していないので外付けタイプ、↓のもの使用)




・リカバリCD-ROM (2枚組み)



まず、vaio VGN-TZ93Sを工場出荷時に戻して
性能比較をするための測定を行います。
以下からリカバリ手順を掲載します。



事前に作成しておいたリカバリCDから起動します。
うまくリカバリCDから起動しない場合は
外付け光学ドライブがBIOS起動に対応しているか確認して
BIOS設定も確認しましょう。
本体の電源ON直後、【F2】キーを何度か押してBIOSへ入ります。
【Advanced】→【EXTERNAL DRIVE BOOT】を【Enabled】にしておきます。



【BOOT】の順番を外付け光学ドライブを最初に変更します。
画面の場合、【USB Optical Drive(*)】が光学ドライブになります。
ここでこのように光学ドライブが表示されない場合は
ちゃんと接続されているか、BIOS起動に対応していない光学ドライブとも考えられます。




下記画面が表示されるまで待ちます。
表示されたら【次へ】をクリックします。



【次へ】をクリックします。



【VAIO リカバリセンター】をクリックします。



【お買い上げ時の状態にリカバリ】をクリックします。



画面右側にて【開始】ボタンが現れるのでそれをクリックします。



【次へ】をクリックします。



何も変更しないでお買い上げ状態としたいので
【残します】を選択して、【次へ】をクリックします。



【お買い上げ時のパーティション設定】を選んで【次へ】をクリックします。



【同意します】にチェックを入れてから【開始】をクリックします。



開始してもいいですか?と聞かれますので【はい】をクリックします。



リカバリ作業が開始されます。



途中で2枚目のリカバリディスクを要求してきますので
指示どおりディスクを入れ替えて【OK】をクリックします。



リカバリが終了すると下記画面が表示されます。
【OK】をクリックして再起動させます。
このとき、リカバリ媒体が光学ドライブから排出されていることを確認してください。



再起動が完了すると、各種設定を自動で行ってくれて、
最後に下記画面が表示されます。
【完了】をクリックします。



再起動がまた繰り返され、下記画面になるまで待ちます。
【次へ】をクリックします。



【ライセンス条項に同意します】にチェックを入れてから
【次へ】をクリックします。



ユーザ名・パスワードを設定します。
設定後【次へ】をクリックします。



コンピュータ名を設定します。
設定後【次へ】をクリックします。



【推奨設定を使用します】をクリックします。



【次へ】をクリックします。



【開始】をクリックする前に、
VAIOをご使用になる前にの下の欄をスクロールします。



マカフィーなどは使用しないので、
【いいえ、後で設定します】にチェックを入れてから
【開始】をクリックします。



これで工場出荷時の状態へと戻りました。
この状態で以下の測定を行います。
【ACアダプタ接続時の消費電力量】
【バッテリ稼動時間】
【CrystalDiskMarkによるHDD性能測定】
SSD換装後の比較を見やすくするため、測定方法と結果は末尾へ掲載します。



いよいよSSD換装のためvaio TZを分解していきます。
さまざまな方がネットで手順を公開しているので
未知ではないのですが
やはり難しいものとなっています。

先に今回換装するSSDを確認します。
Intel SSD 320 Series
SSDSA2CW300G3K5 300GBです。



内容物は、SSD・取り扱い説明書・ステッカーです。



これが今回換装作業を受けるvaio TZです。
作業スペースはすでに清掃しアルコール消毒済みです。



まずはバッテリーを取り外します。



底面を確認します。
ねじ穴がいくつか確認できます。
天板を傷つけないように
やわらかい布などを敷いてから作業します。



右側のねじ8本を外します。



左側のねじ1本を外します。
このねじだけ形状が違います。



右側銀色のねじを1本外します。



左側銀色のねじを2本外します。



次に分解作業にて最難関な電源ボタンと電源コネクタ部分の
シリンダーヒンジカバーを取り外します。
使わなくなった磁気カード(定期券)を幅5mmぐらいの長さでカットしたものを4本ほど準備します。
角がとがっていると傷入りなどの心配があるので
はさみなどで若干丸くしてあげます。



カバーのすきまから爪でストッパされているのが見えるので
それを乗り上げるようにして、磁気カード破片を差し込みます。
電源ボタンカバーは2箇所で固定されているので、
何本か差し込みゆっくりと固定解除していきます。



電源ケーブル接続側のほうを取り外しました。



赤い丸部分付近でヒンジカバーの爪がひっかかってます。



ヒンジカバー側は赤い丸部分が爪になってます。



電源ボタン側のほうを取り外しました。



電源ケーブル接続側のほうを底面から見ています。
マイラーシートでケーブルが保護されているのが確認できます。



電源ボタン側のほうを底面から見ています。
こちらは太めのケーブルが1本配線されています。
マイラーシートなどで保護されていません。
ちなみに、両方のヒンジカバーを取り外すだけで1時間もかかりました。



vaioを底面にして、左側ヒンジ近くのゴム足をはがしたところのねじ1本を外します。



手前側のねじカバーを取り外してから、ねじ2本を外します。



手前右側のねじカバーを取り外してから、ねじ1本を外します。



メモリカバーを外します。



メモリカバーを外した中のねじ1本を外します。



ヒンジ付近の爪を外していき、キーボード一体となった上部を外します。ただし、内部にフラットケーブルが接続されているので、最徐行で作業を進めます。



手前から内部を覗くとフラットケーブルが接続されているのが見えますので、そーっと外します。



キーボードを含む全体を取り外します。
結構スカスカですね。



HDD全体です。



ねじ2本を外して右側カバーを外します。



右側カバーが外れました。



ねじ2本を外して、USBパッケージを外します。



USBパッケージが外れました。



USBパッケージ上のねじ1本を外します。
USBパッケージのフラットケーブルは外す必要ありません。



手前のHDDホルダーを固定しているねじ2本を外します。
(写真は既にねじを外した状態です)



HDDに接続されているケーブルを外します。
USBパッケージを逃がしつつ
HDDホルダーごと本体から外していきます。



HDDを固定しているねじ4本を外します。
粘着テープでねじが封印されているので、まずは粘着テープを外してからねじを外します。



SSDを袋から取り出します。
なんだかHDDよりも軽く感じたので
はかりで重さを量ってみました。
HDD 富士通 MHY2250BH 250GB SATA→97グラム
SSD Intel SSDSA2CW300G3K5 300GB→87グラム




HDDホルダーにねじ留めしました。
粘着テープでねじを封印します。
愛用している布テープを使いました。




あとは分解した逆手順で組み立てていきます。
ゴム足は両面テープを使って接着しましょう。



SSD搭載後は、再度冒頭の手順とおりに
工場出荷時の状態にしてから、各種測定を行います。
測定方法と結果を記載します。




【ACアダプタ接続時の消費電力量】
以下の機器を使用しました。


瞬時電力量に表示を切り替えて
最大値と最小値を記録し
1時間の値を平均します。

「結果」
HDD搭載時
最大値→38w(外付け光学ドライブ接続しリカバリ動作中)
最小値→16w(リカバリが終了しデスクトップ画面が表示中)

SSD搭載時
最大値→37w(外付け光学ドライブ接続しリカバリ動作中)
最小値→14w(リカバリが終了しデスクトップ画面が表示中)

若干減ったかしらといった印象です。


【バッテリ稼動時間】
以下の動画ファイルをデスクトップへコピーします。
http://it.jeita.or.jp/mobile/down.html
電源設定を変更します。

電源ボタンの設定→全て「何もしない」に変更



電源プランの選択より、VAIO標準設定を変更します



全ての項目について「なし」に変更



スクリーンセーバーも「なし」に変更


この状態で、デスクトップにコピーした動画ファイルをループ再生させて、電源OFFになる時間を計測します。

「結果」
HDD搭載時
約2時間で電源OFFとなりました。
SSD搭載時
約2時間10分で電源OFFとなりました。

測定方法が良くないのかしら。
あまり予想してたものとは違ってました。

【CrystalDiskMarkによるHDD性能測定】
ACアダプタを接続して、バッテリ100%になっていることを確認してから、CrystalDiskMarkを実行します。
HDD搭載時



SSD搭載時





このvaioは古いSATAのポートなので、
このSSDの性能フル発揮することはできませんが
HDDとの速度はまったくことなるもので
体感速度向上に直結します。
ノートパソコンにはSSDがとても良い選択ということを思い知らせれました。
これでこのvaioは
お仕事でも、遊びでも
これからさらに活躍させることができそうです。

Vistaでの検証が終わりましたので
いつもWindowsXPにして使っていますので
クリーンインストールしてみました。
インストール中はたいして速さを体感することはありませんでしたが
インストールしてから、
起動もWindowsUpdateも何をするにしても
まったく違う速さになってくれました。
さすがSSDです

コメント (28)

  • リンさん

    2011/05/14

    応援しています。引き続き頑張って下さい!
  • れいんさん

    2011/05/14

    リンさん、
    コメントありがとうございます。
    なんだか編集するたびに入力完了しないと
    すぐに強制ログアウトされて入力したものが
    保存できてない状態となりますので
    ちょっとづつ入力完了していってます。
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