久しぶりのプレミアムレビューです。
今回のテーマは無線LAN対応ルーター「WN-AX1167GR」導入による無線環境の強化です。さて無線LANの高速化は成功するのでしょうか。
前提条件
マンションだと玄関の下駄箱にルーター用スペースがあり普段居る部屋との間にはドアがあります。
ルーター用の部屋から各部屋にはLANケーブルが通っているので、ルーターを他の場所に置くわけにもいきません。
今使っているルーターはASUSのRT-N66Uです。
結果としてはNexus 5だと全般的にRT-N66Uの方が速かったり、ARROWS NXの5GHzだとWN-AX1167GRの方が速かったりと、圧倒的な違いということにはなりませんでした。
設定方法は機能が通信に限定されている分WN-AX1167GRの方が簡単でした。
部屋のレイアウトは下のような形になります。
Rの位置にルーター用のスペースがあります。風呂が電波状態が良くて、寝室の電波状態が悪いのはこのルーター置き場のせいなのです。
ARROWS NXでの5GHzがスピードアップ
WiFi Analyzer and Surveyorでの計測では電波状況は改善されています。
Speedtestでは遅くなったり早くなったり。
端末によっても結構変わります。
ARROWS NXでの風呂場でのスピードが改善しているようです。
アプリのダウンロードが発生しないと実感できないのが残念ですが... ^^;
小さく置き易いのに電波状態が良い。
WiFi Analyzer and Surveyorで電波の強度を計測してみました。
Nexus 5ではシグナルレベルの数値表示ができなかったので、ARROWS NXで計測しています。
今まで使っていたRT-N66Uは本体の外にアンテナが立っていて狭い場所に置きにくかったのですが、WN-AX1167GRはアンテナ内蔵でほとんどの場合電波の状態が良くなっています。
ルーター置き場の写真上がWN-AX1167GR、下がRT-N66Uです。
ここに元の回線がきて、右側の白い機械でLANに変換しています。
またここから各部屋にLANケーブルが出ているので、ルーターはここに置くしかないんですよね。
WB-AX1167GRにすると中に空間ができるのでNASもここに置けそうです（このままだとコンセントが足りませんが...）
大きさの比較、重ねてみました。上がWN-AX1167GR、下がRT-N66Uです。
サイズ的には3/4くらいでしょうか。
Nexus 5 (Android 6.0.1)で比較する
Speedtestで計測してみました。
しかし、Nexus 5ではほとんどの場合でスピードが落ちてました。
ARROWS NX（Android 4.4.4)で比較してみる
上のNexus5 と同じようにSpeedtestで計測してみました。
電波状態が良いのだから、きっと結果も良いだろうと思ったのですが...あれ？
こちらはくっきりと2.4GHz、5GHzで分かれました。
これはもう5GHzオンリーで動かした方が良いのかも。
有線LAN/WAN接続のスピードも十分
有線でのスピードテストです。speedtest.netで2回計測しました。
契約しているフレッツが200MbpSですので、ほぼMax値が出ています。
RT-N66U
DOWNLOAD: 188.88Mbps / 189.34Mbps
UPLOAD: 96.32Mbps / 96.05Mbps
WN-AX1167GR
DOWNLOAD: 187.81Mbps / 186.94Mbps
UPLOAD 95.95Mbps / 96.87Mbps
その他の機能も
ネットフィルタリングが5年間無償で提供されます。
5年後どうするのって話もあるかもしれませんが、そのころには新しいルーターに買い換えているでしょう（ｗ
「グロテスク」とか「性風俗」とか「フィッシング詐欺・ワンクリック詐欺」の項目をブロックしておきました。
DDNSサービス（iobb.net）やポート開放の設定もあるので、ネットワークカメラや自宅サーバーを構築することもできそうです。DDNSをルーターメーカーがサポートしているのは良いですね。
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