iiyamaから発売しているWorld of Warships(以下wows)推奨パソコン「Lev-C011-i5-RM-WoWs」について書いていきます。そもそも、level∞(レベルインフィニティ)とはiiyamaのゲーミングPCブランドで、∞シリーズの一つです。level∞を含めstyle∞、sense∞、solution∞の4つが∞シリーズとなっています。本製品はキューブ型のケースでCorei5-6500(3.2GHz)とGPUには「NVIDIA GeForce GTX 960」を搭載。HDDは標準で1TBと大容量です。お値段の方は92,980円ととても安く、10万円を切っています。CPUとGPU共に消費電力が低く省エネでありながら高性能です。
PCゲームを始めたいなーっと思っていてもなにを買ったらいいのかわからないだとかそういう方にはもってこいだと思います。
※仕様
できる限りコストを抑えながらも高いスペックを出している。
自分はミドルレンジの中でもいいのを揃えているなという印象から始まりました。どれも最近出たばかりの新製品で好印象です。得にCPUの方corei5はコストを抑えるときによく使われていて、ハイエンドが4万近い値段であるのに2万前後です。下の画像はCPUのベンチマークテストです。Core i7-2600を超えるほどの性能ではないけれどi7に並ぶ性能であることがわかります。
次にグラフィックカードです。
GTX960、コンセプトとしては「価格と性能のベストなバランスを狙った,スイートスポット製品」ということで3万円前後であるもののそれ以上の性能を出しているとてもいい製品であると思います。
970には当然負けるものR9280には数%勝っている。R9280は大体同じ値段で3万前後です。
消費電力の一覧を見てもらうとわかる通りGTX960の水色が低い位置にいることがわかる。
ということでかなり消費電力的にはよいものではある。
WoWs,WoTの最高設定はクリア、なんでもいけるのか?一概には言えない模様
ゲームの推奨スペックを見て本製品のスペックと比べてみます。
「world of warships」
OS Windows 7/8/8.1/10 CPU Intel Core i3 (2.4 GHz) 以上
AMD FX 6300 以上 メインメモリ(RAM) 4GB
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 460 / 550 Ti 以上
AMD 250x / AMD 7770 以上
VRAM : 1024MB 以上
サウンドカード DirectX 9.0c と互換性のあるもの 通信速度(回線速度) 1024 Kbps以上 HDD(SSD)空き容量 30GB DirectX DirectX 9.0c
「fallout4」
推奨:OS: Windows 7/8/10 (64-bit OS required)
プロセッサー: Intel Core i7 4790 3.6 GHz/AMD FX-9590 4.7 GHz or equivalent
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GTX 780 3GB/AMD Radeon R9 290X 4GB or equivalen
ストレージ: 30 GB 利用可能
「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」
OS: Windows 7x64, Windows 8x64 (64-bit OS Required)
プロセッサー: Intel Core i7-4790 (3.60GHz) or better; Quad-core or better
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 760 (DirectX 11 graphic card required)
DirectX: Version 11
ストレージ: 28 GB 利用可能
サウンドカード: DirectX 9.0c compatible sound card (Surround Sound 5.1)
wowsは容易にクリアできていると考えていいです。が、MGSVはギリギリクリアといった印象でfallout4になるとおそらくグラフィック最高ではまともにプレイできないかもしれません。
ということで実際にプレイしてみて確かめてみました。
動画の内容を簡潔に言わせてもらうと
・最高設定で60FPS以上安定
・しかし、GPUメモリを最大までつかっているので余裕がない
・なので高設定程度が一番動作が安定している
・多重録画環境ではCPUに負荷がかかりすぎてしまう
あまり違和感があったわけでもないのでwowsは難なくクリア。
まとめると、
・wotでは最高設定でも十分なパフォーマンスである。
・Fallout4ではウルトラ設定だと60FPS以下になるためまともなプレイができない。
・MGSVでは最高設定でも60FPS以上出るが多少画面がちらつくことがある
よって、fallout4を最高のグラフィックで楽しむには向かないことがわかった。
OBSを使ってtwitchで配信しましたハーフHDでの配信です。CPU使用率が100%いったのであせりました。とりあえずwowsはいけますが他のゲームではうまくいかないかもしれません設定を下げるべきです。
排熱を重視したケースの設計がGOOD。光学ドライブレスは初心者には向かない。
左側面からケースを開けますとファンとHDDが前面にでているのがわかります。奥に見えるのはグラフィックカードです。
前面のファンをどけると中身が見えます。電線がまとまってるの方が電源。その隣がマザボです。マザボの隣にはケース外に排出するためのファンがついてます。
小型なので排熱がかなり心配ですが、これだけしっかり空気を循環させられれば熱でやられる心配はない。
光学ドライブレスPCってのはコストを抑えるのでよい。しかしながら、OSがクラッシュしてソフトを入れなおさないといけないときに光学ドライブがないのはかなり面倒。自分は一週間くらいやってみてOSが一回クラッシュしてしまったので一回OSを入れなおしました。本製品にはwin10がDVDで同封されているので、初心者が入れなおすのはクッソ難しい。まず、DVDからwin10のイメージファイルを抽出してUSBに入れないといけない。そもそもその入れるためのPCが存在しないといけない前提で頭を抱えてしまうため。不親切であると思います。
マザボminiITXはグラフィックカードの2枚差しができない。
これだけで拡張性の評価がグッと下がってしまう。
miniITXは使用するPCケースやCPUクーラをによってはつけることができないので、改造するときは部品を選定する必要がある。グラフィックカードに関していえば、二枚差しするひとはあまり多くはないとはいうものの物足りなさが出たときに拡張できなくなってしまうのは致命的です。
SSDを追加したりする分にはマザボを気にすることがないのでこれはよしとして星三つです。
本体の軽さ、安さが買うときのメリット
まず小型であるということは大変素晴らしいことで、大きな場所をとらないで済む。小型のPCは作りずらいし外側だけできたものを買って中身をそのまま改造とかもいいかもしれない。軽さという点では女性が持ったとしても軽いと感じるくらいです。
10万円いかないので他と比べて手が出しやすいと思います。
本レビューはこれで終わりです。ありがとうございました。
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