最近、スマートフォンを筆頭に様々なモバイル機器でmicroSDカードが外部記憶として使われていますね。以前は、microSDカードはSDカードと比較して、小容量だったり性能が劣っていたり、高価だったりというイメージがありましたが、そんなイメージを打ち破ることができるか?シリコンパワー社自信のmicroSDHCカード「SP Superior UHS-1 microSDHC 32GB」の実力を試してみました。
microSD搭載機器が増えたからこそ性能も重要に
まずは、microSDHCカードの実力を試すためにお借りした360°アクションカメラ「Kodak PIXPRO SP360」で動画連続録画を試しました。
新幹線に乗った時に車窓からの風景をこのSP360で連続録画。東京から名古屋まで約100分ほど連続撮影しましたが、途中でエラーになったりコマ落ちしたりせず、問題なく録画できました。(ただし機器の仕様で33分40秒毎にファイルが分割されます。)
撮影した動画はこんな感じで、魚眼レンズで撮影した感じの動画になっています。オリジナルファイルは1440x1440 H.264のファイルになり、画素数的にはフルHDと同じですね。
専用アプリを使えば、様々な方向の自然な動画を切り出したり、特殊なフォーマットの映像を作成したりできます。β版ではYouTubeの360°カメラ対応に合わせたフォーマット出力にも対応しています。
そのフォーマットでアップロードすると、動画再生中に見る方向を操作できるのが面白いですね。ちょっと操作が直感的でないので難しいですが。専用アプリがメモリを大量に消費するため長い動画が変換できなかったのが残念。
次に、アダプターを使って、デジタル一眼カメラで連写などを試してみましたが、問題なく連写できるものの、他のSDカードなどとの違いがいまいちよく分かりませんでした。
そこで、MacBook Proを使って、手持ちのたのmicroSDHCカードやSDHCカードと読み書き速度の比較を行ってみました。
これが、SP Superior UHS-1 microSDHC 32GB。読み約85MB/s、書き約48MB/sとかなりの速さですね。
他社のmicroSDHCの例。全く速度が違います。
こちらは他社SDHCカードの例。SP Superior UHS-1は特に書き込みでこれも大きく上回っています。
最後に有名メーカーの高級SDHCカードの例。さすがにこれにはかないませんが、SDHCカードと比較しても遜色ない性能だと感じました。
デジタル一眼カメラとかでmicroSDHCカードを使うと、無線などを使わなくても撮影した写真をスマートフォンなどに取り込んだり、SNS活用したりできるという利点がありますので、SDHCカードと比較して遜色ない性能が出るならmicroSDHCカードを使った方が便利かも。
さらに最近はmicroSDHCカードしか使えない映像を扱う機器も増えていますね。最新のプライベート・ビエラのタッチパネル部やMOVERIOの本体に映像持ち出しするためにmicroSDHCカードを使ったりしています。今は持っていないですがDMC-CM1なんかにも良さそうですね。速いmicroSDHCの需要はこれからますます高くなると思います。
台湾の半導体製品メーカーシリコンパワーは、そのコストパフォーマンスで注目です
正直シリコンパワーという会社は知らなかったのですが、台湾の企業で、その名の通り半導体製品を得意とするメーカーだそうです。microSDカードやSDカードはもちろん、メモリーやCF、ハードディスクなども開発しているそうです。
デザインがカラフルで真っ黒なのが多い他社製のと比べて無くしたりしにくい感じがします。本製品は永久保証もあり、正常な状態で使用中に故障した場合、無償で修理、または同等品との交換してくれるそうです。コストパフォーマンスが良いのも良いですね。
ゴンタさん
2015/07/20
Youtubeにアップされてる動画が非公開で観れないですねぇ。
自分だけかなぁ?
再生しようとすると、
「この動画は非公開です。」
と出てきます。
退会したユーザーさん
2015/07/20
設定が間違っていたので修正しました。
なのまるさん
2015/08/07
参考になります。
カメラも面白いですねぇ!(^-^)