SP Superior UHS-1 microSDHC のレビューを書く為に、アクションカメラSP360 をお借りしたのが家に送られていた。アクションカメラSP360 は ほぼ全天球映像を記録して、そこから進行方向だけ、とか天球上部だけとか切り出して動画に編集出来るらしい
防水ケース、自転車のハンドルやヘルメット、サーフボードやスノーボードに吸着させるアタッチメントが入った、SP360フルアクセサリーセットも同時にお借りしました

今回の主役 SP Superior UHS-1 microSDHC

手持ちのMac Book ProにはSDカードスロットが有るのでスピードテストをしてみます

microSDHCカードを付属のSDカードサイズにするアダブターを使用してSDカードサイズに

手持ちのMac Book ProのSDカードスロットに挿します

奥まで差し込みましす

Mac Book Proのディスクトップにマウントされました

Silicon Power 32GB SDHCクラス10の読み書きスピードをテストするのには、BlackmagicdesiginのDisk Speed Testを使用

Select Target Diskでディスクトップにマウントされている

Silicon Power 32GB SDHCクラス10（ＮＯ ＮＡＭＥ）を選択

測定してみます

こんな感じです

手持ちのmicroSDHCカード SanDisk 8GB でも同じ事をやってみます

結果はSilicon Powe のmicro SDHCが手持ちのSanDiskのmicro SDHCよりも読み込みで８倍 書き込みで4.2倍程、スピードが有りました  書き込みの差は圧倒的です

Sililcon Power  Superior UHS-1 microSDHC を Mac Book Proへ読み込む為に、microSDカードをSDカードサイズに変換するアダブターを使っているので、そのアダプターがSililcon Power  Superior UHS-1 microSDHC の性能に影響を与えるモノかどうか疑問が残ったので、手持ちのパナソニックのmicroSD → 標準SDカード変換アダプターを使って再度計測してみました

結果はSDカードアダプターには特に影響を受けず

Silicon PowerのでもPanasonicのモノでもほぼ同じ結果でした

Mac Book Proでのスピード計測はこのような結果でした

引き続き ThinkPad 10 での読み書きスピードテストをやってみました

ThinkPad 10にはmicroSDカードスロットが有るのでSililcon Power  Superior UHS-1 microSDHCを直接挿す事が出来ます

測定にはフリーアプリのCrystalDiskMark 4 (64bit)を使ってみました

Sililcon Power  Superior UHS-1 microSDHCはD:ドライブにマウントされているのでそれを選択

Sililcon Power  Superior UHS-1 microSDHCでの読み書きテスト結果

比較の為にSanDisk 8GB microSDHCカードでも同じ事をやってみます

Sililcon Power  Superior UHS-1 microSDHCとSanDisk 8GB microSDHCでは書き込みで4倍ぐらいの差が出ました

Win8.1を使ってもSililcon Power  Superior UHS-1 microSDHCの速度の優位性がハッキリと表されました

※ ThinkPad 10で使っていて思ったのですが、

Sililcon Power  Superior UHS-1 microSDHCは普通のmicroSDカードよりも厚いのでしょうか？

ThinkPad 10に挿していたSanDisk 8GB microSDHCは挿しているカードをワンプッシュ押しこむと、microSDカードが途中まで飛び出て来て、それをつまんでmicroSDカードスロットから引き抜く事が出来ます

しかし、Sililcon Power  Superior UHS-1 microSDHCはmicroSDカードスロットに挿し込んだ状態からワンプッシュもうひと押しして、何も変化がなく、途中まで出て来ないので、microSDカードスロットから引き抜く為に、精密機器用ピンセットで摘まないと、引き出せません

SanDisk 8GB microSDHC と Sililcon Power  Superior UHS-1 microSDHC を2つ並べて、指でなでてみると、若干、 Sililcon PowerのmicroSDHCの方が厚い感じがします

これは、Sililcon Power microSDHCのカラーの印刷面の為なのでしょうか？

詳しい事は判りませんが、精密機器用ピンセットなどを持っていないと、Sililcon Power microSDHCがカードスロットから抜けなくなりパニクると思います

付属のmicroSD → 標準SDカード変換アダプターに、SanDisk 8GB microSDHC と Sililcon Power microSDHCを抜いたり挿したりしましたところ、SanDisk 8GB microSDHCはスムーズに抜き差し出来るのに比べると、Sililcon Power microSDHCの抜き差しには若干の抵抗を感じます、やはり厚みが少し厚くそれが抵抗になっているような気がします

Thinkpad10のマニュアルから抜粋しますが

2.カチッという音がするまでマイクロSDカードを奥に少し押して、離します。マイクロSDカードがイジェクトされますと書いてあります

SanDisk 8GB microSDHCでは、マニュアルの通りの挙動をします

しかし、Sililcon Power microSDHCの場合は、奥に少し押して、離しても、そのままで、イジェクトされず、もう、指ではmicroSDカードが引き抜けない状態になります

その為に何度も、精密機器用ピンセットで挟んで引き抜いたので、Sililcon Power microSDHCに何箇所かキズがついてしまいました また、厚みが引っかかっていると思われる部分のプリントが剥げました

アクションカメラSP360のmicroSDカードスロットでは押し込んでイジェクトされるので、ほんのちょっとの厚みの差なのかもしれませんが、引っかかる器具があるのは、改善の余地があると思います

❏　速度テストアプリでの速度テスト結果を踏まえて、Sililcon Power  Superior UHS-1 microSDHCをどのようなシーンで使うのがその持つポテンシャルを引き出す事が出来るのかを探って行きたいとおもいます

初めてKODAK SP360で撮影してみました

IPhoneアプリをダウンロードする事で、wifi接続でリモート・コントロールが出来ます

画角が広いので3分程の長さで419.7MB

microSDHCカードの読み書きが速いので、コマ落ちなど無くスムーズに記録されています

IPhoneアプリからwifi接続で録画中の画面を確認出来るし、録画時の画面の傾きを再生中に簡単に指で補正することが出来ました

コダックアクションカメラSP360 初回の撮影では斜めになってしまいましたが、iPhoneの水準器で水平垂直を確認してカメラ位置を合わせてから録画スタートすれば斜めにならずに録画出来そうです

次回、コレで撮影してみようと思います

SP360使えば使うほど面白いカメラです、ただ画角が広すぎるので、映りこみたくないのに、画面に入ってしまうのがなんとも、いかんともしがたい

追記：

データのコピーテストをやってみました

コダックアクションカメラSP360で撮影しSilicon Power SDHC UHS-1 に記録されたデータをMac BooK Pro経由でThunderbolt接続された WD My Passport Proへコピーしてみます

Silicon Power SDHC UHS-1をSDカードサイズのアダプターへ差し込みMac Book Proへ挿します

Mac Book ProへThunderbolt接続でHDD WD My Passport Proを接続

コダックアクションカメラSP360で今日撮影してみたデータをWD My Passport Proをコピーします

Silicon Power SDHC UHS-1はNO NAMEとしてディスクトップにマウントされています

今日撮影した3つのファイルを選択してコピー

3つのファイルがコピーされました

かかった時間は1分13秒＝73秒

3ファイルの合計サイズは6.11502GB （2.21GB ＋ 560.2MB ＋ 3.38GB ）

ファイルサイズをコピーに掛かった時間で割ってみると0.08424932 GB/秒

84.25MB/秒という結果になりました

コレは Silicon Power SDHC UHS-1が持つ 最大読込み90MB/秒、最大書込み 45MB/秒 (microSDHC UHS-1)のポテンシャルからすると妥当な結果だったと思います

今回撮影したデータはコダックアクションカメラSP360を防水ケースに入れて炎天下で自転車で走りながら撮影した状況でしたので、コダックアクションカメラSP360は直射日光に照らされてかなり熱くなり、防水ケースは中の暑さでレンズのドーム部分が曇ってしまい、撮影したデータの中心部が霞ごしに撮影したようなデータになってしまいましたが、その過酷な状況下でも Silicon Power SDHC UHS-1は安定してデータの書き込みがされていて、Thunderbolt接続のHDD WD My Passport Proへ問題なくコピー出来ました