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素玄目線 -シロクロメセン-

月刊デジタル系モノ誌ナンバーワンの「GetNavi」と、ガジェット通を3万人以上抱える「ZIGSOW」がタッグを組んで連載開始!ユーザーの生の声をこってり紹介していく。

第14回 2014年に買ったイチオシアイテム

LYTRO ILLUMは、撮影後にピント位置を変えられる画期的なカメラとして話題の1台。今回は普段からカメラを使用している3名のレビュアーがレビューを執筆した。一般的なカメラとの違いなど、ユーザー目線の評価に注目だ。

ASUS Chromebook C300MA
GetNavi 2015年4月号掲載

画素数で劣るがボディは機能美に長ける - Lytro LYTRO ILLUM

画素数で劣るがボディは機能美に長ける画素数で劣るがボディは機能美に長ける

一眼レフカメラとの違いは?
「常用している一眼レフカメラは、総重量が2kg程にもなります。LYTRO ILLUMはその半分以下の940gなので、とても軽く感じました。また、液晶モニターがワンタッチでレンズ面と平行になり、機能美に長けていて好感が持てます」

本機と一眼レフカメラは、どう使い分けるのがベスト?
「現状のLYTRO ILLUMは、約400万画素のJPEG画像出力。なので、一眼レフカメラのように写真を大判で印刷するのは不向きです。ただ、PCでの表示前提なら、プレゼン用の迫力ある写真データなども作れ、魅力的」


【レビュー抜粋】
デジカメのオートフォーカスは、全てカメラに任せてしまうとカメラから近いところにフォーカスすることが多いので、ペットを正面から撮影したら、鼻先にピントが合ってしまった。という経験をされた方も多いのではないでしょうか。

撮り直しができるのであれば良いのですが、撮り直しできなければ諦めるしかありません。
フレーミングや表情はバッチリだったのに…なんていう失敗が、LYTRO ILLUMであれば、全部救済されるのですから正に夢のような出来事です。
写真では、猫にフォーカスしようとしたところ、左手前の羽根布団のホックにピントが合ってしまいました。
もし、このような写真を撮ってしまったら、勿論 即消去!ですよね!

その写真を、もしLYTRO ILLUMで撮っていたら、上記写真のように、撮影後に、猫にフォーカスを合わせ直すことが… 続きを読む▶

Picardさん

GetNavi特派員Picardさんのレビュー

GetNavi 2015年4月号掲載

観光写真やジオラマ撮影に最適 - Lytro LYTRO ILLUM

観光写真やジオラマ撮影に最適観光写真やジオラマ撮影に最適

本機に適した使用用途は?
「観光写真に向いていそう。レンズ一体型で30~250mm対応なので、レンズの付け替えがいらず、荷物を増やさずにいろんなシーンに対応できます。旅行から帰ってきて見直したらピンボケしてた……という画像も、修正可能なのは心強いです」

観光写真以外の使い道は?
「動きが多い子どもの撮影はピント合わせが大変。本機ならそれを気にしなくて良いのでシャッターチャンスを逃しません。被写界深度を自由に変えられるため、スケール違いのプラモデルを前後に並べるジオラマ撮影にも力を発揮しそう」


【レビュー抜粋】
一つの画像ファイルから、ピントが別の写真が撮れるのはなんとも不思議な体験。
ピントの調整も専用ソフト「Lytro Desktop」を使えば簡単に操作可能。
ソフト画面上の深度調整スライダを動かせば直観的にどの位置にピントが合うかわかる。
スライダ操作中にオーバーレイ表示される深度マップを元に、ピントを合わせたい部分の黄色/青色のオーバーレイ表示がされないようにすれば良い。

このような絞りや被写界深度の調整が撮影した「後」に出来るというのは新鮮な体験でした。
撮影操作も特長的なところをひとつ。
このカメラの特長的なボタン、ライトロボタンである。

シャッターボタンのすぐ上に配置されており撮影中にこのボタンを押すと… 続きを読む▶

Manyaさん

GetNavi特派員Manyaさんのレビュー

GetNavi 2015年4月号掲載

PCのクリックだけでピントを変えられるのが斬新 - Lytro LYTRO ILLUM

PCのクリックだけでピントを変えられるのが斬新PCのクリックだけでピントを変えられるのが斬新

本機の第一印象は?
「予想よりもサイズが大きく、驚きました。ただ、デザインは初代よりも洗練されており、高級感があって所有欲を満たしてくれます」

ピント変更機能の感想は?
「とにかく斬新の一言に尽きます。ここまでカメラは進化したのか!と。高画質とは言いがたいですが、何よりもクリックした箇所にピントが合い、若干ですが視点も変えられるというのは、その欠点を補って余りある表現性だと感じました。ピントの変更は、撮影側、見る側の両方に新たな発見があり、写真を操作するのが楽しいです」


【レビュー抜粋】
Focus Spreadについて少し説明を補足したいと思います。
この機能は、好きな範囲にピントを合わせ、残りをぼかした写真を作り出すことができます。
要するに、複数箇所にピントを合わせたまま、残りをぼかすことが出来る訳です。

ぼかす画像もレンズを通して撮影した自然なディティールが得られますので、あとからPhotoshopなどでぼかすのとは違います。
これは通常のカメラであればまず不可能だと思います。

左下のFocus Spreadのスライダーに注目してください。
白くなっている範囲にある対象物にピントが合っている状態で… 続きを読む▶

ちょもさん

GetNavi特派員ちょもさんのレビュー

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