レビューメディア「ジグソー」

Surface Pro 3 を、灼熱の工事現場でガシガシ使ってみた!

うおおおおぉっ!!! 来たあぁぁっっ!!

 

仕事中に(と言っても、まだか?まだか?とソワソワしていて何も手につかない状態なのだが)、来たぞっ SurfacePro 3ぃっ

 

もう何もかも放ったらかして、すぐにでも使ってみたいっ!

興奮しすぎでしょ~

す~は~、何度か深呼吸して血中のアドレナリン濃度が下がってきたところで、

とりあえず開封の儀を厳かに執り行ないました。

 

 

ZIGSOWからの封書と共に梱包された物体が…

おぉ!  プチプチの向こうにSurfaceの文字が見えてます。

 

間違いなくレビュアー選出されてました!

気持ちが引き締まる思いです。

スライド式の箱を開けると、本体がプラスチックフィルムにくるまれて登場。

本体の下にはスタイラスペンと説明書、さらにその下には単4電池が1本が入ってました。

同梱の書類はこれだけ。最低限のものしか入ってません。

開封後の設定マニュアルは、Microsoft のウェブサイトで探したら見つかりました。

http://www.microsoft.com/surface/ja-jp/support/userguides

スタイラスペンは、電池が必要なタイプ。

ふむふむ、こうやってペンの中に乾電池を入れるわけやね。

※ 追記 『「Surface ペン」って、呼んでくださいっ!』って言われたので、以降そう呼びます。

電源コードも入ってました。中箱の本体の右横の部分に隠れてました。

 

いよいよ本体です、背面はこんな感じ。下にキーボードとの接続端子が見えます。

※ 追記 「『キーボード』ではなく『Surface Pro タイプ カバー』ですっ!!!」…あぁ~そうね

 

さてさて、いよいよ実機のレビューを開始しますが、

続きはテーマ1「サルでもわかるSurface Pro 3 の魅力」として公開します。

ご期待を!!!

更新: 2014/09/02
サルでもわかる Surface Pro 3 の魅力 PREMIUM REVIEW

で、Surface Proとの比較はどうなのよ?

1年前、発売当日に衝動買いしてしまった、あのSurface Proと比較してみました。

 

さて、Surface Pro 3 実機のレビューです。

スペック云々はともかく、入手したら個人的にまず試してみたかったのが

 

マルチポジションのキックスタンドってやつです。

 

さっそく、スタンドを持ち上げてみると…

この写真の角度より小さいところではパタンッとスタンドが閉じてしまいました。

まあ、Surfaceを垂直に立てて使うってこと自体しないだろうし、そんなことして

前に倒れられてもね…。 この角度より大きいところで使ってくださいってことね。

この角度からさらに広げる時に、ちょっと力が必要になります。

でも、それだけスタンドがしっかり固定されるわけですから、いいんじゃないでしょうか。

で、スタンドはどこまで開くかと言うと… いよっっ!!! と

お~、けっこう開きますね。なんか蝶番部分のギミックがすごいわ…

さて、手持ちの My Surface がここで登場です。

昨年の6月7日 発売当日、店員さんがまだ Surface コーナーの飾り付けを終えていないのに、待ちきれずに買っちまった あの Surface Pro と比較してみることにします。

うむむ、並べるとやっぱり格段に大きくなったね。

あと外枠の黒い部分にあるWindowsのマークの位置が変わった。画面下から右に移ってます。

ここをタップするとホーム画面に戻ることができるわけなんですが、Surface Pro 3を設計した人は 右利きの人を想定して、この位置に移したのかな?などと考えてしまいます。

 

重さを比較

Surface Pro 3の本体の重量は 800g。 一方 Surface Proは 907gなので、107g軽くなったことになりますね。この差は、持ち替えた時の「おぉ、軽くなった!」感がある重量差です。しかも、厚さが 14㎜ から 9.1㎜ に、約5㎜ 薄くなってます。この、手に持った時の違いも、軽やかさを強調するものになったのではないでしょうか。

 

電源部を比較

電源コードもちょっとだけ長くなっています。(ホントにちょっとだけね)

  

AC/DCアダプターは薄く軽くなりました。

普段使いのかばんの容量が小さい私には、これはちょっとうれしい。

そして、本体との接続部分の形状が、全然変わりました。

  

給電時に点灯する部分も変わりました。この形状の変化には当然何らかの理由があるのでしょうが、Surface Pro のアダプターがそのまま使えると便利なのになって思います。

向かって左上の部分に、ON/OFFスイッチ・イヤホンジャック・ボリュームスイッチが配置されています。左手での操作がとても容易で、いいですね。

この撮影の後、初めて起動し、セットアップをしました。(Windows 8 のセッティングそのものは他の人がZIGSOWのサイトでやってるでしょうから割愛します。)

 

※ 追記 この後、ウキウキ気分で Surface Pro 3 を家に持って帰って、使ってみました。

動画サイトを見たり、Officeを使ったり、どれもストレスなくサクサクと動きます。

そして、翌朝 また会社に持ってきたわけなんですが、そこで重大なことに気が付きました。

「昨日 会社を出てから 一度も充電してない!」

スペック表には「バッテリー駆動時間は最大約 9 時間」とあります。昨夜から、おそらく6~7時間は使ってたと思うのですが、バッテリー不足の表示は一度も出ませんでした。

これはすごいっ! 

 



 

Surface Proでは、就寝時にはほぼ間違いなく充電をしなければならない状況になっていましたが、そのストレスがないのはかなりいいです

結局、翌朝 出勤途中の駅にあるカフェでメールチェックをしている時にようやく「バッテリーが不足してます」の表示が出てきました。

動画を含むネットの視聴、OneDrive でのExcelや写真のデータの出し入れ、CAD図面などの画像データを添付したメールの送受信、いずれもストレスなく快適に使えています。

また Surface Pro は、使用開始してほぼ1年が経過しましたが、最近 起動が少し遅くなった気がしてきました。電源スイッチを押してから「Surface」って文字が画面に出るまでの時間が、実感として10~15秒くらいだと思います。

もちろん おnewってこともあるのでしょうが、Surface Pro 3 では、同じことが3~4秒くらいです。そして セキュリティソフトなどの起動などをして実際に使えるようになるまでの時間も、起動から10~20秒程度ですから、Surface Proと比較しての快適感アップ度はかなり高いといえるでしょう。

 他にも、Surface Pro 3 の魅力は、いろいろとあると思います。使ってみて気が付いたら、おいおい書き足していこうと思いますが、さてさて、この魅力的なタブレットが、実際の仕事でどう使えるのか?  期待に応えてくれるのか否か?、それとも期待以上なのか? は、次の

テーマ2「ギリギリ限界チャレンジ”モバイルの達人”」で、お伝えしていきます。

更新: 2014/09/02
ギリギリ限界チャレンジ”モバイルの達人” PREMIUM REVIEW

Surface Pro 3 を、灼熱の工事現場でガシガシ使ってみた!

Surface持ってカッコつけたって、仕事できなきゃただのクズよっ!

 さて、このSurface Pro 3を会社のデスクに鎮座ましまして崇め奉るほどの Windows 信者は別にして、

 

タブレットPCの最大の魅力は、

 

外に持っていって、ガシガシ使い倒せるっ!

 

ってことでしょう!

 

私の職場(建設業)でも、かねてから現場で持ち運びができるPCを求める声がありました。しかし、ノートパソコンは片手で持って操作するのが難しく、結局デスクトップのように現場事務所に配置するか、両手でキーボードを打てるような平らな場所を探して、そこにノートパソコンを置いて操作するしかありませんでした。

ですから、タブレットPC、とりわけ○PadでもなくNe○usでもなく、Windowsで動く、この

Surface Pro 3 は、多くの現場従事者がもっとも強く求めていたもの

と断言して良いでしょう!ということで、zigsow様(いつの間に"様"付け?www)から賜ったSurface Pro 3 を、早速現場で使ってみました。

 

(お詫び;今回の「ギリギリ限界チャレンジ"モバイルの達人"」のレビュアーに選ばれてから、あたふたとレビューができる現場を探したので、許可された撮影の範囲は限られたものになってしまいました。)

今回チャレンジした場所は、ある学校施設です。

ちょうど夏休みで生徒さんたちがいないので、その間に足場を組んで、外壁の改修工事をしています。まずは、現場監督のYさんがいる作業小屋を訪問しました。

ここで使っているPCは、富士通のESPRIMO(しかもVista!)。CADや写真整理などで長年こき使っているため、処理速度が遅くなってきてます。写真のとおり作業机のほとんどを占領してしまい、図面(たいがいA1~A2サイズ)は、隣のもうひとつの作業机に広げて仕事をしているんだそうです。

PCディスプレイに工事写真を確認しながら、進捗状況や問題となる箇所を図面に書き込んでゆく。その作業のために2つの机を行ったり来たりするのは、かなり大変な作業となっています。

なんとか楽にできないものかと、いろいろと工夫してみるようですが、うまくいかないんだよねとYさんの愚痴をひととおり聞いたところで、このSurface Pro 3を使ってもらいました。

下の写真でもわかりますが、Surface Pro 3は見てのとおりのコンパクトさ。800gという驚異的な軽さは、片手で持ってSurfaceに表示した工事写真を見ながら、時には指で写真の一部をピンチアウトして細部を確認しながら、机に広げた図面に必要な情報を書き込んでゆくという作業を苦も無く行なうことができます。一体、どれだけ作業が効率的になるのか?!

もう、これだけでもSurface Pro 3を導入するのを躊躇う理由なんかなくなります! 実際、現場監督のYさん、手にしたSurfaceをなかなか返してくれません。その手からもぎ取るのに、どんだけ手間取ったか…(汗

 

続いて、実際に足場にのぼって使ってみました。

建設足場は幅が狭く、ノートパソコンで何かするってこと自体がそもそも無理です。

Surface Pro 3 はちょうどA4用紙と同じサイズ。足場や階段の移動に何の支障もありません。上の写真にあるとおり、施工箇所を本体背面にある1080p HDカメラで撮影することもできました。表面のガラスが周囲の景色を反射して、表示されている画像が見えにくいということがありましたが、これも艶消しタイプの保護フィルムを貼れば解決できるでしょう。

ただ作業中は軍手をしていますので、タッチパネルを操作するにはその都度 軍手を脱がなければならないのが不便なところです。ここで本領を発揮したのは Surfaceペンでした。

CADを起動させ、図面に直接メモを書き込んだり、新たな図をひいたりといった一連の作業を、軍手をつけたままSurfaceペンだけで行なうことができました。

工事作業中の現場は、時として耐えられないくらい高温の環境になることがあります。室内の工事だってエアコンは効かないし(って、エアコンの取り付け工事終わってませんから)、屋外の工事ならなおさらです。

今回の試用で訪れた現場では、たまたま気温はそれほど上がりませんでした。30℃程度で、実に「快適」です。

と言っても、それは現場の人間様のことであって、電子機器には好ましからぬ環境でしょう。

屋外での検査作業に持ち出して、15分くらい経ったところで冷却ファンが動き出してきたのを確認できました。その後、5時間ばかり冷却ファンは、ほとんど止まることがなく、本体の右上あたりが熱をもった状態でした。それでも、Surface Pro 3 の操作性そのものには、支障はなく、作業を快適に続けることができました。

Surface Pro 3 は、現場でこそ本領を発揮してくれる、頼れる相棒になってくれそうです!

 

さて、現場での試用に続いて、Surface Pro 3 をポールカメラに接続してみます。

これは、建設業では必須アイテムで、一般住宅の屋根の状況や高架橋の裏面などの高所点検に使用します。 ドライバ、ソフトウェアのインストールは通常SDカードで行ないますが、Surface Pro 3は、microSDでしか対応できません。

それで、一旦デスクトップ経由でOneDriveにソフトウェアをコピーして、そこからインストールを行ないました。

この作業がちょっと面倒臭いな、と思いましたが、考えてみればモバイル機器はインターネットと繋がっていてこそ本領を発揮するもの。 むしろ、こういったソフトウェアがメーカーのウェブサイトに必ずアップされている環境があれば、 現場での急な必要にも対応できるわけで、こういった分野では遅れを取っていると言われているこの業界でも一層の努力が期待したいものです。

ポールカメラ本体

実際に、ポールカメラに接続して使ってみることにします。 私の会社では、これまでiPadでポールカメラを使っていましたので、Surfaceでの使用感がどうか社内でも期待が高まります。 Surfaceにインストールしたソフトウェアを起動し、カメラの電源を入れてBluetooth経由で接続できることを確認したところで、実際にポールカメラを使ってみます。

これがポールカメラの全体です。

ポールがスライド式になっていて最大15mも伸びます。

基部にタブレットを設置できるアダプタがあります。 ここにSurfaceをガッチリつけて、カメラを起動して、ポールを伸ばしてみました。

 

では、実際に建物の屋根を点検してみましょう。

 右はこれまで使っていたiPad。先ほどの足場の時と同じく、やはりSurfaceのガラス面の反射はまぶしすぎます。 マットタイプのフィルムを貼るか、サンバイザでもつけて反射を防止しないといけませんね。

  →

画面に移った映像を指で操作すると、ズームをしたりカメラの方向を変えることができます。 動画で取れば良かったのですが、実際に画面をタップしてから、実際にカメラが動くまでの時間は約2~3秒かかりました。

iPadで同じ操作をしてみると、時間は4~5秒。わずかながらSurfaceの方がレスポンスは早いという感じです。

 遠方のビル建設現場のクレーンをズームしてみます。

 カメラの手振れ防止機能で映像は比較的見易いのもありますが、Surfaceの画面上でもクレーンの細部まで確認できました。

 

Surface 本当に使えるのか?

Surfaceが手元に届いてから、実際に現場での使用を始めてわずか数日ですが、 携帯性、拡張性、操作性いずれの点からもSurface Pro 3は合格点を出せる優れたモバイルだ、と思いました。

このSurface Pro 3を、より一層使いやすくするためにキーボードは必須アイテムでしょう。 また、屋外での使用が多い人には、反射防止フィルムは付けた方がいいですね。 私のような建設現場での作業がある人には、防塵防水・耐衝撃性に優れたカバーも欲しいですね。

あえて難点と思うのは、使っているとSurface本体はかなり熱を持つこと。 炎天下での作業が求められる現場では、これはけっこう問題で、 ノートやタブレットPCが時たま熱暴走でトラブルを引き起こしてしまいます。 今回、気温30℃の屋外で約5時間の連続作業でも、 Surfaceは冷却ファンが頻繁に動いて排熱をしつつも、大きなトラブルは起きませんでした。

今後あるといいなと思うスペックとしては、LTEなどの高速通信との接続機能でしょうか。 SkypeやLyncなどを使って、図面などの画像データを共有しながらのお客様や取引業者との打合せは今後主流となるでしょう。 その時に、別の携帯端末を介しての通信は、いささか心もとない気がします。

最終結論として、

「Surface Pro 3、これさえあれば、何もいらない」

 仕事のすべてがいつでも、どこででも問題なく行なえます。

 

 

 

 

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