※ 今回のレビュー対象製品は発売前の試作機であり、市販される製品とは仕様が異なる場合があります。
・ 2013.06.22 追記 - (4). Specification 内容更新
・ 2013.06.22 追記 - (6). Software 追記完了
・ 2013.06.22 追記 - (7). Benchmark 追記完了
"東芝 REGZA Tablet AT703"は、10.1インチ2560 x 1600 ピクセル超高精細液晶ディスプレイを搭載、さらにはワコム社の技術を投入した感圧1024段階の電磁誘導ペンにも対応し、最新鋭のTegra 4 プロセッサを惜しみなく投入したレグザタブレットシリーズにおける最新鋭フラグシップモデルです。
『クリエイティブ&AV性能を極めたタブレット』という謳い文句。
グラフィックデザインをしていると良く感じるのですが、本気で編集しているときには良いアイディアは生まれず、車の運転中や、本を読んでいるときに限って、ハッと驚くようなアイディアは舞い降りてきます。
いままでであれば、形に起すまでは忘れないように努めていましたが、やはり時間が経つ程にアイディアの質と鮮度は落ちてしまいます。
かといって、ノートパソコンは常に持ち運ぶには大げさ過ぎますし、スマートフォンのような小型端末ではアイディアを書き留めるには、書きづらくてしょうがない。
なにより、舞い降りたインスピレーションを書き残すにはあまりにもデジタル要素が強すぎて、質&鮮度ともに不十分と言わざるおえませんでした。
しかし、"東芝 REGZA Tablet AT703"があれば、感圧式デジタイザーペンや手書きノートアプリ"TruNote"などを使いながら、瞬間的な閃きをデータを取り纏めれそうです。
今回のレビューでは、"東芝 REGZA Tablet AT703"ならではの要素や、使い勝手、問題点など、クリエイティブ面を中心に紹介していきたいと考えています。
==1st impression===========
(1). Introduction
(2). Design
(3). Accsessories
(4). Specification
(5). Creative
==2nd impression===========
(6). Software
(7). Benchmark
comming soon...
実のところ、10.1inchサイズタブレットを初めて触ることになるのですが、 "東芝 REGZA Tablet AT703"は、思っていた以上に大きく薄く軽いというのが第一印象でした。仕様上は671gとiPad3と比べ20g程度重いのですが、筐体剛性がしっかりしているためか撓みなど無く、数値以上に軽く感じる事が出来ます。
製品背面には、手から滑り落ちないようにディンプル加工がなされていますが、
これがしっかり効いていて、操作を誤って落とすようなことは無さそうですし、
デザイン面でも良いアクセントになっていると思います。
前面には120万画素カメラが内蔵。
軽く使ってみましたが、若干白飛ばし気味の色合いが気になるものの、WEBカメラ用としては必要十分性能でした。ただ、液晶の解像度が2,560×1,600ドットなので、引き延ばされて少し表示のジャギーが目立つ傾向があります。
が、それは高解像度液晶の宿命ですし、他のタブレットやPCから見れば、
そういったことも無いので問題はないと思います。
タブレットカバー&スタンド機能も備えたBluetoothキーボードは、本体に比べるとプラスチッキーさが前面に押し出され、チープ感が漂う造りになっているのが少し残念です。
軽量さを確保する為であるとか、コスト面の都合もあると思いますが、オプションでタブレットカバーをさらにカバーする黒本革などが発売されれば嬉しいかもしれません。(カバーのカバーなんて無意味かもしれませんが・・・苦笑)
カバー側面に充電用microUSB端子、及び電源ボタン、Bluetoothボタンが配されていますが、ボタンが小さいため押しづらく、出来れば、もう少し大きくボタンを作るか、指先に掛かりやすいように突起形状を設けて欲しいと感じました。
ちなみに、Bluetoothについてですが、私が頂いた試作品では既に本体とのペアリングが完了されていましたが、製品版ではペアリング作業が必要になるようなので注意が必要です。
タブレット本体とタブレットカバーを組み合わせてみると、純正品だけあってスタイリッシュに収まります。パッと見ではタブレット端末とは分らず、小型ノートパソコンと勘違いするかもしれません。
また、タブレット単体であれば軽く感じるのですが、カバーと組み合わせた状態だと1.2kgにもなり、比較対象にすべきか微妙ですが、新型Mac Book AIRが1.08kgなので、それより重いということになります。 感覚的に言うと、本体だけなら、鞄に入れて持ち運びすることも苦になりませんが、カバー込みとなると少しだけ気合いが必要な感じでしょうか。
ちなみに、カバーに溝があり、磁石の力で固定しているのですが、機械的に固定されているわけではないので、角度変更もできず、かつ外れやすいので、膝上作業などは難しいと思います。
本製品背面には、有効画素数約800万画素の高画素Webカメラとステレオスピーカー搭載し、側面部にあるインターフェース群もこの手のタブレット端末の中ではかなり豊富です。
ヘッドホン端子や、microUSB、microHDMI出力端子、それにmicroSDスロットが用意されており、特にSDカードスロットは、マルチメディア系データを再生したいときなどに活躍してくれると思います。
ステレオスピーカーにはharman/kardonの技術が投入されているという謳い文句ですが、音量がちょっと小さめなので、高音域、低音域の伸びなどは少し判断が付きづらいです。ただ、音量を上げても音の破綻は無いという点と、高音質設定にした場合のサラウンド感(DTS)は十二分に感じることが出来るので、屋内視聴では、まず不満が出ることはないと感じました。
この背面の800万画素WEBカメラは、デジカメ顔負けの機能が付いているのが好印象です。
写りもiPhone5程度はあると思ってよく、機能面も考えれば此方に軍配が上がるほどです。
唯一、自動露出が甘いのが弱点なので、今後のアップデートでの改善を望むところです。
そのほかに外観上の気になる点としては上側面部の電源ボタンがカバー装着時では少し押しづらい点と、キーボードの出来が予想以上に良いところでしょうか。
キーボードの仕上げ自体は、コスト削減の目立つシルクスクリーン印刷であったり、印字フォントも野暮ったさの残るものなのですが、キーピッチ17mmとキーストローク1.7mm確保している点は賞賛に値します。まず、キーピッチ17mmという数値は、フルサイズキーボードなどから比べると2mmほどピッチが狭く、一見打ちづらいのではという印象を持ちがちですが、実のところ日本人の小さな手であれば17mmピッチのほうが打ちやすかったりします。
かつ、キーストロークも打ってる感をギリギリ感じさせてくれる深さです。
出先で、ブログ更新や、ちょっとしたメールを打つ機会がある方なら、是非携行しておきたいキーボードカバーだと感じました。
今回頂いた試作品と製品とでは内容物が異なる可能性はありますが、
以下の物が付属していました。
・Bluetooth キーボード
・デジタイザーペン
・micro USBケーブル
・ACアダプター&電源コード
日本メーカー製品の割にはあっさりとした付属物ですね。
製品版では、これにマニュアルと保証書あたりが付くのでは無いでしょうか。
microUSBケーブルは本体とキーボードカバーを接続して、
カバーのバッテリーを充電するために使うようです。
個人的には、ACアダプターがあまりにもノートPCライクというか、格好良くないのがちょっと残念という点と、差し込み端子が細いので、充電中に何か引っかけたりしたら折れてしまう不安感が少しあります。
本製品の圧倒的強みは、10.1inchという小型液晶に、フルハイビジョンを超える解像度(WQXGA)を備えている点と、ワコム社の技術を投入したデジタイザーペンによる感圧入力でしょう。
特に液晶品質が素晴らしく、YAHOOなどのWEBサイトを縦表示しても
文字がちゃんと可読できる状態であるし、角度を変えても色味が殆ど変わりません。
例として、Amazon Kindleのサンプル画像を上図に示しましたが、この小さく細かい文章を違和感無く読むことが出来る描画性能があります。(小さい文字を読みたいか、どうかは別として・・・) なにせ何をするにしても、液晶画面が大きく美しいので、目が疲れづらいのが良いです。いまさら、iPhone5でAmazon Kindleの小説を見ようとは思えません。
ちなみに、解像度が大きい程、大きな処理能力が必要になってきますが、それは最新CPUのTegra4でクリア。後述のベンチマークでも素晴らしい結果を残しています。体感レベルの話で恐縮なのですが、使ってみた感じでは、iPhone5並の滑らかな動作が確保できているように思います。
また、 GPSやジャイロセンサーも搭載しているので、テザリングしてやれば、簡易NAVIとして使えますし、オフライン状態でも、Google mapからちょっとした現在位置の確認に使うこともできます。電車通勤される方は鞄に忍ばせておいてBookリーダーとして、車通勤される方は簡易NAVI & 周辺店舗検索に使えるかもしれません。
あえて、注文を一つ付けるとすれば、デジタイザーペンはキーボードカバーに内蔵できるようにされていれば完璧でした。現状だと、タブレットとデジタイザーペンは独立しており、持ち運びに不便さを感じます。デジタイザーペンとの連携が素晴らしいからこその悩みにはなるのですが、オプション販売などで良い解決案が出てくれれば嬉しいですね。
外観、仕様チェックも済んだところで早速、デザイン編集などの使い勝手を調べてみます。
レビュー期間が長ければ、一本のデザインを起すまでのワークフローでの使い勝手を調べてみるのですが、時間が無いので一先ず、製作途中の猫Tシャツのロゴデザインを検討しながら、高解像度液晶とデジタイザーペン、TruNoteの使いやすさを調べてみることにしました。
今回題材に選んだのは、此方の『CAT』ロゴTシャツ。
ロゴタイプフォントにはポピュラーなHelveticaを採用することによってPOPな印象を持たせつつ、猫のシルエットを文字の抜きに使っています。フォント自体のバランスを取るためにかなり弄っているので実質的には、オリジナルフォントと言っても良いかもしれません。
製作自体は完了しているのですが、デザイン事務所の社長からロゴの"T"をもっと可愛くして欲しいという要望があり、長らくボツになっていた作品です。
この機会にタブレット端末を使いつつ、新しいロゴデザインを検討してみたいと思います。
タブレットのスリープ復旧からTruNoteを起動して作業開始までおよそ11秒。
閃いたアイディアを忘れない内に、タブレットに描き込むことが出来る時間です。
この辺りはタブレット端末ならではですよね。ノートパソコンではなかなか真似できません。
また、デジタイザーペンは、1024段階の筆圧検知に対応しており、特定のアプリ(TruNote)であれば筆圧に応じた線の太さで描けるようになっています。また、背面ボタンは消しゴム機能、側面ボタンはアプリ毎に機能が割り当てられています。
TruNoteに描き込んだ感じでは、ワコム社のペンタブレットに比べて筆圧検知に少し癖があるのが気になりますが、追従性含め、かなりレベルの高いところにあると感じました。ガラス表面に描き込むという事で、かなり滑るのでは?と思っていましたが、適度な抵抗感があり、紙に書く感覚とまではいきませんが、書き心地だけでいえば、所有しているIntuos2よりも良いくらいで、良い意味で期待を裏切られることになりました。
いやぁ、ほんといいですよ。この液晶、デジタイザーペン、TruNote。
何もかもが閃きを書き残すのに必要十分、丁度良い!
以上、
ここまでを1st impressionとさせて頂きます。
2nd impressionでは、より掘り下げた内容を書きたいと思います。
乞うご期待っ!
※ 2013.06.22 追記
早速、TruNoteとデジタイザーペンを使ってロゴタイプの検討をしてみました。
"TruNote"は、さっと立ち上げて、ざざっと書くことができる、
AT703及びデジタイザーペンに最適化された手書きノートアプリです。
これがなかなかタブレット端末に要求されている機能をまとめており、至極扱いアプリとなっています。
AT703付属のデジタイザーの筆圧検知に対応しているのはもちろんですが、
書き味も、万年筆/鉛筆/ボールペン/マーカー/マジックと好みに合わせて変えられるほか、
線の色を10種、線の太さ、透明度を任意に調整できるようになっています。
メモ帳を立ち上げて、適当に思いつくままに描く書くかく…。
空白がなくなったら、新しいページを作って、また描く書くかく・・・。
納得のいくものが出来るまで、ソフト操作に煩わしさを感じることなく、ひたすらロゴのアイディアを検討していくことが出来ました。ページのどこかに「ネコ」の文字を手書きしておけば、検索で後追い一覧表示することもできます。
Photoshopのような複雑で製品クオリティなものを作成することはできないけど、操作に頭を悩まさなくて良い。まさに閃きを書き留めるのには最適な直感に訴えるアプリとなっています。
REGZA Tablet AT703に搭載されているプリインストールソフトウェアの中でも、REGZA タブレット独自の物をを簡単にご説明しておきたいと思います。
① TruNote
前述の通り、本物のノートのようにページめくり、手書き記入、内容確認ができる直感的ツール。手書き文字や図形を使った画像検索も出来るので、調べたい内容を一覧表示することができます。
② TruCapture
ホワイトボードに書かれた内容や手持ち資料を「TruCapture」で撮影してデータ化(PDF、JPEG)できる。さらには、AT703のプリインストールソフトウェアのTruNoteやシンクフリーモバイルオフィスにデータを受け渡すことも出来る中継基地のようなソフトウェアなのです。
上図のように、斜めからの写真を高精度で見やすい写真に補正してくれますので、会議議事録の撮影以外にも、ちょっとした素材の写真撮りにも便利かもしれません。
③ TOSHIBA File Manager
タブレット、及びmicroSDメモリカード保存しているデータを一覧管理・移動できるソフトウェアです。ファイルの場所がよく分ってない場合などに便利かもしれません。
④ レグザAppsコネクト
RZプレーヤー/RZライブ/RZポーター/RZ番組ナビなどを使い、ネットワーク内のTVやレコーダーを操作できるソフトウェア。
⑤ シンクフリーモバイルオフィス
オフィスファイル閲覧機能に加えて、ファイル作成・編集機能、PDF閲覧機能が利用できるソフトウェア。東芝オリジナルのソフトウェアでは無いですが、有料版をプリインストールしているという点と、TruNoteやTruCaptureとの連携することもできます。
使い勝手は、さすがにMicrosoft Officeと比べてはいけませんが、出先で長文を書く必要が出た場合に活躍すると思います。Wordはフォントが少ない意外は割と悪くないのですが、Excellは癖があるのでお勧めできません。パワーポイントも出先で必要になるシーンが想像出来ませんが、無いよりマシってところで。
折角の最新鋭タブレットですから、簡単にベンチマークソフトを走らせてみました。
┏■ 3DMARK
┗┛━━━━━━━━━━━━━・・・・
ベンチマークソフトの代名詞といえば、米Futuremarkからリリースされている3DMARK。
WindowsとWindows RT,Android,iOSクロスプラットフォーム対応が謳われており、iOS版の公開はまだであるが、WindowsとAndoroid版はすでに公開されていました。
Andoroid版では、モバイルデバイスおよびエントリークラスのPC向けのテストであるIce Stormが無料公開されており、3D性能を気軽計測することができます。
① Ice Storm 通常版(解像度:1280×720/中負荷)
Score:11442
② Ice Storm Extreme(解像度:1920×1080/高負荷)
Score:6724
これまでの3DMARKのベンチーマークの傾向としては、Snapdragon勢優勢な結果が多かったのですが、REGZA Tablet AT703は、Ice Storm通常版、Extremeともにランキング2番手につける大健闘を果たしています。
Tegra4は、前評判通り現時点における世界最高峰の性能を有していると考えて間違いないようです。
┏■ PassMark Perfomance Test Mobile
┗┛━━━━━━━━━━━━━・・・・
此方もAndoroid、iOSのクロスプラットフォームを謳うベンチマークソフトです。
CPU、ストレージ性能、メモリー性能、2Dグラフィックス、3Dグラフィックスを計測してくれます。
Overall:4642
此方のベンチマークソフトでも圧倒的なスコアを残してくれました。
昨年発売された ASUS TF201と比較して2倍以上のスコア差を叩きだしています。
また、所有しているiPhone5も計測しましたが、此方も3831程度なので、健闘しているとは言え、REGZA Tablet AT703には適わないと言うことが分りました。
┏■ Quadrant Standard Edition
┗┛━━━━━━━━━━━━━・・・・
Quadrantは、Andorid系端末の定番ベンチマークソフトで、CPU、メモリ、入出力、2Dグラフィックス、3Dグラフィックスを計測し、代表的なAndorid端末と比較できるというものです。
Total:12274
現状、Snapdragon 600 1.7GHzクアッドコア搭載機しか達成していない大台のスコア一万超えを達成しています。
三種のベンチマークを計測した中で分ったことは、Tegra4 1.8GHzを搭載しているREGZA Tablet AT703は市場に出ているタブレット端末の中でも最速の部類になるということと、Tegra4 1.8GHz >= Snapdragon 600 1.7GHz という図式。HTC OneなどのSnapdragon勢の最新鋭機と同等性能があることが分りました。
ベンチマーク結果がその端末の使い勝手に直接影響すると言うことはありませんが、やはりどうせ買うなら速く快適な性能の物が欲しいですよね。それに、REGZA Tablet AT703は、高画質液晶とデジタイザーペン、キーボードカバーによる快適インターフェースを有した製品。たとえ、今後更なる高性能端末が登場してきたとしても、REGZA Tablet AT703は、そのベンチマークスコア以上の快適さを持っていることは間違いないということは約束できると思います。
ここまで足早にREGZA Tablet AT703をレビューしてきました。高精細液晶に世界最高峰の処理能力を持つCPU、高音質を誇るスピーカー、優れた拡張性、手書き性能を誇るデジタイザーペンとの連携機能・・・。フラグシップを名乗るだけあって、文句の付け所が見つかりませんでした。
細かな点を言えば、キーボードカバーにもう少し工夫が欲しかった所や、カメラの自動露出の甘さ、TruNoteの更なる改良、シンクフリーモバイルオフィスの使い勝手など、改善すべき点が出てきますが、その多くはアップデートで改善できる問題ですし、改善できなくても製品自体の評価を下げる要因とまではなりません。
実のところ、REGZA Tablet AT703を触るまでは、大型タブレット端末は自分のライフスタイルでは、あまり要らないのではないかと思っていました。いままでの製品にデジタイザーペンのような要素が無かったというのもあるのですが、一つにiPhone5という携帯端末を持っていた事が要因になります。タブレット端末が無くても、ちょっとした検索や、SNSでの書き込みなどであればスマートフォンで十分ですし、デジタル書籍も頑張れば見ることが出来る。アイディアを書き留めるのもノートがあれば大丈夫みたいなところがありました。
しかし、REGZA Tablet AT703の高精細液晶とデジタイザーペン、TruNoteとの連携から生み出される使い勝手の良さを体験してしまうと、窮屈なiPhone5には戻れなくなってしまいました。
使っていて気持ちが良い端末
それがREGZA Tablet AT703に対する私の評価です。
不思議なことに、使っていて不快感が殆ど発生しない。表面上のスペックの高さは勿論のこと、それに合わせてソフトウェアなどの連携も上手く働いており、かつ、デジタイザーペンという直感的ツールによる記録方式もある。デジタル機器なんだけれど、どこかアナログ的というか、デジタル化するに辺り、諦めなければいけなかった直感的要素がしっかり残っている端末というべきでしょうか。
タブレット端末に対して真剣に東芝が考えた製品。それがREGZA Tablet AT703だと思います。
スペックシートだけでは分らない見えてこない使い勝手の良さが、本製品の最大の魅力だと思います。そして、その魅力にしっかり私もやられてしまいました。
直感性能を極めた「REGZA Tablet AT703」、こいつ見た目以上に凄い奴です。
大事に使っていきたいと思います。
aoidiskさん
2013/06/22
付属のソフトも実用的なようで、Wordとの連携もカルクなら聞きそうなのも嬉しいですね。
手書きの有効性も高められているのがよくわかりました。これ読んだら、余計に気になってきました。
きっちょむさん
2013/06/22
本体とカバー自体はしっかり固定されているのですが、
液晶立てとしては磁力が弱く外れやすいため、膝上作業は難しいですね;
>手書きの有効性も高められているのがよくわかりました。
なにせ、注力機能「手書き」に纏わる要素が上手く機能していて、
デジタイザーペンを進んで使いたいと思わせてくれるんですよね。
このバランス感、ちょっと他の機種だと味わえないかもしれません。
みっちゃんさん
2013/06/23
>書き味も、万年筆/鉛筆/ボールペン/マーカー/マジックと好みに合わせて変えられるほか、線の色を10種、線の太さ、透明度を任意に調整できるようになっています。
使用するペンの種類、デジタイザーの筆圧など優れものですね。
アプリとのマッチングも良さそうで、これは使ってみたいです(^^♪
今年は、タブレットで、お絵かきが流行りそうな予感がしますね~
きっちょむさん
2013/06/24
R-O-G-Eさん
2013/06/24
やはり動画にもセンスが必要ですね・・・。僕のはヒドイもんです(´・ω・`)
Adobe Premiereとか使えばこうなるんでしょうか・・・。
さておき、AT703、かなり高性能でしたね。
ベンチマーク比較も拝見させて頂きましたが、相手にスマホ端末もあるとはいえ
大差をつけて勝つものとは恐れ入りました。
内蔵アプリは痒いところに手が届くほどではないですが、
それぞれ万能かつ必要分は満たしたものと感じました。
おっしゃられている通り、「使っていて気持ちが良い端末」ですね( ´∀`)
きっちょむさん
2013/06/24
レビューお疲れ様でした。
R-O-G-Eさんの明瞭簡潔で清々しいレビューは分りやすく、今後のレビュー作成においても大変参考になりました^^
R-O-G-Eさんも私も同じ感想になってしまいましたね。
正直な話、AT703の完成度が高すぎて他の端末が霞んで見えています。
このお値段で、お値段以上の端末って誰が信じてくれるでしょうねぇ~?笑