こんにちは、デンジロです。

都内でIT関連のフリーランスライターとしてごはんを食べております。最近まで雑誌やWebマガジンの編集者として務めていたので、ライターとしてはバリバリのヒヨコちゃんです。

普段は、エンタープライズITの取材記事をメインに執筆しています。インタビューやイベントレポート、ニュースなどが主なため、こうした製品レビューは不慣れ…と言い訳を。

皆さんレビューが上手な方ばかりなので、稚拙な報告がはなはだ恐縮ですが、せっかくレビュアーに選出していただきましたので、できるかぎりご報告したく思います。

※ファーストインプレッションはページの最後に回しています

http://zigsow.jp/special/toshiba/v713/

動画でお絵かき

V713の特長の一つは、なんといってもタッチペンです。

V713/28Jならば、電磁誘導方式のデジタイザー付きで、筆圧やら追随性やら、とにかくプロユースのペンタブレットに劣らない性能を見せます。

これを友人のプロデザイナーに試してもらったところ「こりゃいい！ 追随性がたまらん」と。

彼女は普段からペンタブレットを使っている方なので、かなり正確な？評価だと思われます。

iPadを買ったときには、画面に直接お絵かきできるじゃないか！と喜んだもんですが、実際にはあのぶっといペンで、筆圧も感知せず…。正直つまらなかった思い出があります。

▲左がiPad用です。これでも細いほうです。

右がV713付属のペン。替えのペン先も付属という良サービス

その点V713は、ボクのやりたかったことの1つを叶えてくれたマシンと言えます。

画面に直接、描きたいものを描けるってのは…楽しい！

▲下手の横好きですが、ちょいと愛犬の絵を描いてみました

もちろん本物の筆ではないので、練習が必要でしょうが、慣れたらかなりモノが描けるようになるのではないかと思われます。

dynabook V713は お絵かき に イイ！

やってみたかったノマド！

V713を手に入れたらやってみたかったことの1つがノマドです。

といっても、本格的なノマドというわけではなく、ノマドっぽくカフェなどで執筆してみたいなと。

普段はA4ノート（Win7）とデスクトップ（Win8）を使っており、外出先ではスマフォかiPadを使っています。そのため、これまで外で執筆することはありませんでした。

以前、MacbookAir（大きい方）を所有していたとき、外でいっちょやってみっか！と持ちだしたこともありましたが、重いわデカイわで、結局めんどうになって仕事はせず…。

V713なら、画面もけっこう大きいし、キレイだし、十分仕事ができるのではないかと思われます。

で、行ってみました、マクドナルド巣鴨店（巣鴨在住のため）！

▲狭いテーブルですが、トレーとV713の双方を余裕で置けます。エビカツバーガーうまい

うん、まったくカフェではないね！

スミマセン。お腹すいてたので…。

やっぱり省スペース！ トレーと問題なく共存できています。

この日は、クライアントから依頼された「ネット選挙」に関する記事を仕上げようと思います。

2000字のものが2本ですが、ほとんど書けているので、書き足しと校正で1時間ほど。

Androidスマフォでテザリングして、調べながら直していきました。

キーボードが使いやすい！

モニタの角度はもっと倒れてほしいという気持ちはあるものの、キーボードのタッチがかなりボク好みです。メインキーのピッチが広く、入力しやすいです。十字キーを多用するほうなので、小さいのがちょっと困りますが、それ以外はほとんど問題なし！

アキュポイントのスタイルも好みなので使い勝手がよいし、ポインタを合わせにくかったら、指やペンで直接タッチすればいい。

§

こりゃいいなと軽快に打っていると、ピポーんとメールが。

デイリーで頼まれている簡単な編集作業の依頼が編集部からやってきました。ネット選挙を後回しにして30分ほどで作業完了。

これぞノマドだ！

それまでは、なんとなくファストフードでレポートを書く大学生のような気分でしたが、ようやく仕事っぽいことができました。

dynabook V713は ノマド にも イイ！

疑問なところ

個人的にかなり高評価のV713ですが、個人的な疑問や要望はあります。ここにいくつか挙げておきたいと思います。

前述していたりファーストインプレッションでも述べていたりするので重複しますが、まとめの意味を込めて、ご勘弁を。

USB3.0 or USB2.0

V713は、本体側面とキーボードドック側面にUSBポートが搭載されています。この組み合わせが疑問で、本体側面がUSB3.0に対し、ドック側面はUSB2.0です。

高速なUSB3.0の用途としては、大容量の外部ストレージ接続などがメインだと思うのですが、タブレットスタイルで使うだろうか？という点が疑問なのです。USB3.0ポートは本体中央付近にあるので、ウルトラブックスタイルだとちょっと不安定になるのではないかと。

おそらく、ドックとの接続インタフェースにUSB3.0を通すのがやっかいだったのではないかと思いますが、実装としては疑問に感じてしまいます。

モニターの角度

何度も述べるのは恐縮なのですが、ウルトラブックスタイルのときのモニタの角度は、ちょっと背筋が良すぎます。

うでをまっすぐ伸ばすくらいに離れて、腰を沈めていくと、ようやく画面を正面に捉えられるという感じです。

特に仕事中は、椅子は高めに、背筋をピンと立てて肘を90度にし、キーボードはへその正面、こぶし2つぶんくらいの場所に置く…という真面目スタイルが好みなので、V713のスタイルはけっこう苦になります。

ときどき、椅子に沈み込んでキーを打つ方がいますので、そういう人にはバッチリなのかもなぁと思います。

ホント、もうちょっと向こうに倒れてくれればなぁ…。

キーボードドックの不感症？

タブレットからウルトラブックに戻したとき（ドックに接続したとき）に、キーボードやアキュポイントが反応しないことが何度かありました。マウスポインタは動かせるけど、FNキー系が働かないとか。

抜き差しすることで復活していたので、おそらく一時的なドライバの問題だったと思われます。ドックが正常に接続されたことを示すインジケータなどがあるとよいと思いました。

タッチキーボードが出てこない？

また逆に、タブレットスタイルにしたときに、通常のタッチキーボードが出てこないこともありました。これはWindows8の問題のような気がしますが、なんとも言えません。

…書いてて思い出したのですが、

デバイスオフのスイッチを押し忘れてた…かも…

ファーストインプレッション 2013年6月末投稿

さっそく箱を開けて…の前に、

「ウルトラブックにしては普通のノートブックPCみたいなサイズの箱だな～」
なんて感じておりました。
もっと小ぢんまりとしたものを想像していたのです。

もしやと思いつつ箱を開けまして、取り出しましたるV713…

でかっ！

タブレット部分とキーボード部分が別々に梱包されていたのですが、
そのタブレットが、いや画面がでかいっ！ 

私は第三世代のiPadを所有しており、
そのイメージが強かったのでしょうか。

かなり大きく感じます。

写真1●　さすがの存在感。でかいですね。でかい。

写真2● ただ、ちょっと厚め。豊富なポート類のことをかんがえたら、十分薄いけど。

重っ…くも…ない…？

正直に言えば、すごく軽いというわけではないのですが、
大きさのわりに重くはないと感じました。
もちろんキーボードにつなげると、並のウルトラブック重（？）ですが。

ただ一方で、Macbook Air（大きい方）を所有していたので、

ノートブックPCと見れば、かなり小さくていいですね。

カフェなどではあのサイズが邪魔だったので…。

しかもパワーはダンチですし！

画面がエラくキレイ！

こんなもん？最近のはこんなもん？
このところ最新マシンに触れていなかったせいか、ひどいレビューですが、
なかなかキレイと言われた”新しいiPad”よりも、ぐっとよいですね。
画面サイズは言わずもがなですし。

ドックに着けたときに、ヒンジでモニタの角度を変えられるのですが、

好みとしては、もうちょっと奥に倒れてほしかったところです。

背筋を伸ばして作業することが多いので、

今のままだと少し遠ざけなければならず、するとキーボードがちょっと遠くてと。

写真3●　キーボードに接続したところ。トラックポイント大好きｗ モニタがもちょっと倒れてくれれば200点

§

ファーストインプレッションはこんな感じでしょうか。

その後ちょっと使っていたら、何やら生ぬるい風が吹いてきまして…。

本体からでした。

ハイパワーなCore i5を使ってたらそらそうだ。ファンがないはずがない。
ただ、タブレットのイメージが強かったので最初はビビりました。

そこで気づいたのですが、やっぱり熱くなりますね。

iPadもそこそこ熱くなるので（金属がなおさら）、よしあしは判断しかねますが。

今後のレビューについて、

このところちょっと忙しかったので試せていないのですが、

ウルトラブックを持ったらやってみたいと思っていたこと。

エセノマドにチャレンジしてみます！

※ただファストフードなどに行って仕事をしてみるというだけのことですが