レビューメディア「ジグソー」

インテル・スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT)で使ってみました。

この度は、「Intel Technology Day in Akiba 2012」来場者限定特別企画
Intel® Solid-State Drive 320 Series 120GB
のレビュアーに選出していただき
zigsow様及びインテル様に、心より御礼申し上げます。

インテル SSD 320 120GBは、1世代前のSSDで
インターフェースが、SATA - 3.0 Gb/sということも影響してか
順次アクセスread=270 MB/秒は
現行品のSSD 330 120GB(500 MB/秒)と比べると、見劣りしてしまいます。

今回のレビューでは、このSSD 320 120GBを
インテル・スマート・レスポンス・テクノロジー(Intel Smart Response Technology:以下ISRT)
のキャッシュ・デバイスに使用してみて、レスポンスの向上をレポートしていきたいと思います。

★★★ 仕様 ★★★
以下のHPによると
http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/solid-state-driv...
・順次アクセス=270 MB/秒(read) / 130 MB/秒(write)
・ランダムアクセス 4 KB(最大)=38 K IOPS (read)/ 14 K IOPS(write)
・インターフェイス=SATA - 3.0 Gb/s
・消費電力 - アクティブ時=3.0 W (64K Sequential Write)
・消費電力 - アイドル時=0.7 W
・AES 暗号化機能の内蔵
・システム電源の突然の損失を検出する機能が内蔵されており、
 書き込み時にキャッシュ内に格納されたデータをすべて保存してから
 シャットダウンするため、データ消失の危険性を最小限に抑えることができます。
・SSD 320 シリーズには冗長な NAND フラッシュメモリー領域が用意されており、
 コントローラーが通常の NAND アレイに異常を検出すると、
 自動的に予備の NAND アレイが使用されることによりデータを保護できるようになっています。

★★★ 開封 ★★★
佐川で届きました。簡易包装でしたが、凹みもなく、きれいな状態です。
外袋
外袋

同封のマカフィーと
同封のマカフィーと


外箱
外箱

保証は5年間です。
5年保証
5年保証


内容
内容


■付属品
SSD本体の他に
・取り扱い説明書
・CD
・3.5インチベイ用2.5インチマウンタ
・SATAケーブル
・SATA電源変換ケーブル
・ネジ
・ステッカー
が入っています。

同封品
同封品


本体には、2mmのスペーサが取り付けられています。
SSD本体
SSD本体

マウンタ装着
マウンタ装着


★★★ 設定 ★★★
今回、以下の環境でテストしてみました。
・CPU



・MB



・HDD(ISRT用)



準備)
■Intel Solid-State Drive Toolbox
以下のURLからダウンロードしてインストールします。
http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?lang=jpn...
Intel Solid-State Drive Toolbox
Intel Solid-State Drive Toolbox


System TunerとSSD Optimizerを実行してSSDに最適化させます。

★★★ 単体性能 ★★★
単体性能を調べてみました。SSD 330シリーズと違ってデータ圧縮はしていないので
0 Fill, 1 Fill, ランダムともほぼ同じ結果が出ています。
シーケンシャルについては、カタログ値を超える値が出ています。


★★★ インテル・スマート・レスポンス・テクノロジー(ISRT) ★★★
SSDをキャッシュ・デバイスに指定することにより、
ハードディスクの読み込み(書き込み)を高速に行うことができます。
ハードディスクには、通常、RAID 0, RAID 1, RAID 10, RAID 5を使用することができます。

今回は、HDD一台でてすとしました。

■BIOSの設定
 「RAID」にする必要があります。OSをインストールする前に行って下さい。
 OSインストール後に変更する方法もありますので、諦めずに zigsowレビューアの
 皆さんの設定方法を検索してみてください。

■インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー
 以下のURLからダウンロード&インストールします。
 http://www.intel.com/p/ja_JP/support/highlights/chpsts/imsm/

 ISRT設定ですが、「最速モード」はおすすめできません。
 「UPSに接続してあるので、最速モードで大丈夫」と高をくっくていたのが間違いでした。
 ビデオカードのドライバの不具合でブルースクリーンになった後、
 ファイルシステムが、広範囲に壊れてしまい、復旧するまで数時間を要しました。
 拡張モードに留めておくべきと、痛感しました。

設定
設定

設定後
設定後


キャッシュ・デバイスで使った残りを別ドライブとして割り当てました。
SSD残りを別ドライブ
SSD残りを別ドライブ


HDDと、ISRT利用時のディスク性能です。


ブート時間を測定してみました。キャッシュさせるため3度目のブート時間です。
待ち時間が半分になってかなりの効果がでています。


★★★ まとめ ★★★
ISRTの利用は、SATA - 3.0 Gb/sのSSDでもかなりの恩恵が受けられました。
特に起動時の時間短縮はSSDかと思えるほどでした。

ただし、ISRTのみを利用するなら、容量は120GBも必要なく60GBで十分と思われます。

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