レビューメディア「ジグソー」

自作ユーザーも納得のパーツチョイスが光る@SycomのPSO2推奨PC



まずはじめに
冒険を始めよう!ファンタシースターオンライン2推奨PC 22台レビューに選出頂き
zigsow様、@Sycom様、関係者の皆様、ありがとうございます。

ファンタシースターシリーズは自分の中でもかなり長時間プレイしたゲームで
その最新作
ファンタシースターオンライン2のサービス開始のお祭りの様なこのイベントに参加出来て
自分の中でこのシリーズの思い出がまた一つ増えました。







@Sycomのロゴの入った大きなダンボールに入って到着しました。

今回も選出とのメールがあった次の日にはもう届いたで
もし前日帰宅が遅くメールチェックせずにこんな大きな物が届いたら
さぞかし驚いたことでしょう。

開封していき

全てのパーツの関係書類や
マザーの付属品、ケースの付属品、OSやドライバディスクなど
マザーボードの空き箱にまとめられて入っていました。




しっかりとPSO2のアイテムコードも封入されてました。








 ■本体名
    G-Master Assault
 ■CPU
    Inte Core i7-3770   (3.4GHz 4コア/8スレッド)
 ■CPUクーラー
    サイズ KABUTO(兜)クーラー   (12cm PWM)
 ■マザーボード
    ASRock Fatal1ty Z77 Professional-M
 ■メモリ
    ADATA AX3U1600GC4G9-2G   (4GB×2 計8GB)
 ■HDD
    HGST HDS721050CLA362   (500GB)
 ■光学ドライブ
    LG GH24NS90 BL   (DVD+-RW)
 ■ビデオカード
    ZOTAC ZTGTX560-1GD5SHRTWBF3   (Geforce GTX 560 1GB)
 ■PCケース
    InWin IW-BR661 Dragon Slayer   (マイクロATX)
 ■電源
    Enermax NAXN82+ ENM850EWT   (850W 80PLUS BRONZE)
 ■OS
    Windows 7 Professional 64bit SP1 DSP版

      基本構成ではマウス、キーボード、コントローラーは付属していません。

マイクロATXのケースで
背が少し高めなので意外に大きく見えます。
奥行は普通です。

  ケース寸法   430 x 196 x 426mm




前面と側面が大きくアミアミになっているので
冷却性能に期待できそうです。
前面、側面、電源部、天板にはフィルタがついいるので
ホコリの吸い込みを減らせるようになってます。

標準の搭載ファンは
140mm ファン x 2 (トップ、フロント)
80mm ファン x 1 (下部HDD)
90mm ファン x 1 (リア)
の4個でてんこ盛り。

そしてさらに
オプションでサイドパネル120mm ファンを4個並べて追加出来ますが
さすがにそこまでは必要ないと思いますw





外観はこんな感じで
ケース内部を見ていきましょう。
サイドパネルを開けての様子
サイドパネルを開けての様子


CPUクーラー サイズKABUTO
CPUクーラー サイズKABUTO


メモリ ADATA AX3U1600GC4G9-2G
メモリ ADATA AX3U1600GC4G9-2G


グラボ ZOTAC ZTGTX560-1GD5SHRTWBF3
グラボ ZOTAC ZTGTX560-1GD5SHRTWBF3


電源 Enermax ENM850EWT
電源 Enermax ENM850EWT


フロント吸気ファン
フロント吸気ファン

リア、トップ排気ファン
リア、トップ排気ファン






PC本体をざっと見たところで
いよいよPCの電源を入れます。

ユーザー名、コンピューター名、ネットワークの設定などを終えて
Windows7の起動を完了させ
システムプロパティに@Sycomのロゴが

今はショップBTOでもロゴが入るんですよね。

ゲートウェイ2000のPentiumII 400MHzのBTOマシン以来
ずっと自作PCだったので
ブランドロゴが新鮮で何気にいいななんて思いました。

そして
Windowsエクスペリエンスインデックスの結果がこちら

Core i7-3770でもプロセッサスコアは7.7
もっとコア数が多いものじゃないと7.9は無理なんでしょうか。







まずは最初にベンチマークの測定から。

  マシンが届いたままの工場出荷状態で測定したいので
  Windowsの設定などもいっさい変えず
  Aeroなどもオンのままで。
  ビデオカードのドライバVerは296.10


設定5 解像度1280x720 ウィンドウモード
14340
14340


設定5 解像度1920x1080 ウィンドウモード
5403
5403

フルHD解像度でも快適目安の5000をオーバー出来ました。

設定5 解像度2048x1536 フルスクリーンモード
3067
3067


現在メインのこのモニタの最高解像度では3000くらいとなりました。





ベンチマーク結果がわかったら
次はキャラクタークリエイトです。
このツールの便利機能を紹介したいと思います。

まず
皆さんご存知
いちばん右下の所にある
変更内容を一つ前に戻す、進める機能ボタン。
いわゆるアンドゥ、リドゥ機能です。
これがあると変更の試行錯誤を比べながら調整できす。
次に
意外に見落としやすい
各ウィンドウにサイコロマーク。
これは押すとその部分だけランダムで調整できるボタンです。
これはカラーを決める時に
ランダムで何度も調整すると
意外に合う色が発見でき面白いです。





いくつか作ったキャラを紹介します。

若い軍人をイメージしたヒューマンのハンター


ニューマンなのにものすごくガタイがいいオッサンのフォース


褐色の肌がエキゾチックな魅力のニューマンのレンジャー


冗談でPSO2キャラメイクは1週間あっても決まらないよ
と言う方がいるくらいいろんなバリエーションが作れ
ショーディング、テクスチャーなと若干変わりますが
ゲーム内でもしっかり反映されてそのままプレイできるので
この部分だけでもかなり楽しめます。
今後の髪型や服装、パーツの追加に期待です。




『ファンタシースターオンライン2』キャラクタークリエイト体験版著作物利用ガイドラインより
--------------------------------------------------------------------------------
「画像は『PHANTASY STAR ONLINE 2』キャラクタークリエイト体験版において撮影された実機画像です。」

『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/
--------------------------------------------------------------------------------







  こちらではWindowsの設定を
  テーマはベーシックに変更してAeroをオフに
  WindowsDefenderやUpdate、復元ポイントなども無効に
  電源オプションから省電力機能なども無効に
  などできるだけ軽くなるように設定。
  ビデオカードは
  ドライバVerは296.10で同様
  グローバルの項目で垂直同期を強制オフに。


CINEBENCH R11.5 64bit

マルチスレッドで
 7.43pts
シングルスレッドで
 1.65pts
約4.5倍の差があるのでHTの効果が見られました。


OpenGL
 58.89fps




x264 FHD Benchmark v1.0.1 64bit

 21.93fps
エンコードオプションが--me hexと
そんなに重くない設定になってるとはいえ
1920x1080のエンコードで22fps出て
Core i7-3770はやはり速いですね。




3DMark 11 v1.0.3

PhysXプロセッサ 自動選択で
 P4195
PhysXプロセッサ CPUで
 P4233





負荷が大きなソフトで温度がどれくらい上がるか見てみたいと思います。

 気温20度
 HWMonitor 1.19 64bit版で測定

CPUはTripcode Explorerで8スレッド検索

 Core # 0 56℃
 Core # 1 62℃
 Core # 2 61℃
 Core # 3 61℃
 Package 64℃
Tripcode Explorerはx264のエンコードより負荷がかかるので
64℃でおさまれば他のソフトではもっと余裕が出ると思います。




VGAはFurMark 1.9.2でシバキ

 70℃
ファンが3400回転近くまで上がり70℃で上げ止まりました。
けっこううるさいです。
この辺でずっと踏ん張ってくれたので
普通のゲームならここまで上がらないと思いますし
こちらも余裕がありそうです。
Geforce GTX 560ならこれくらいでしょうか。




動作音

気になる騒音ですが
これが意外にうるさくありませんでした。
ケースファンが4個も搭載されているゲーミングPCなので
期待はしていませんでしたが
むしろ以前使っているPCより静かでした。
静音というわけではないのでファンの音は聞こえますが
うるさいというほどではない印象です。

VGAはFurMarkでイジメるとすごい音を出していましたが
3DMarkでもずっとそんな事にならなかったので
普通の3Dゲームなどでは大丈夫だと思います。







せっかくマザーがFatal1ty Z77 Professional-Mで
CPUクーラーもKABUTOクーラーなので
オーバークロックをしてみる事にしました。

  ターゲットはCore i7-3770の限界の4.1GHz。

  マシン起動時F2キーを押し
  UEFIのメニューに入ります。
  OC Tweakerの
  CPU Raitoを41倍にして
  設定を保存して完了です。

Windowsの起動も正常に出来、
温度を見ながらジャブ程度にスーパーΠでクロックが上がるのを確認しました。


大丈夫そうなので
次にTripcode Explorerでシバキ、高負荷時にやばい温度にならないかを確認しました。

気温19℃
4.1GHzで10分シバイた時の温度が
 Core # 0 64℃
 Core # 1 71℃
 Core # 2 67℃
 Core # 3 69℃
 Package 72℃
になりました。
定格の3.4GHz時と比べると大体各コア8℃くらい温度が上昇しました。

驚いたのが電圧で
4.1GHz時1.152Vと予想より低い事でした。
Ivy Bridgeの22nmプロセスは優秀です。



許容内の温度上昇で済んだため
いくつかのベンチマークをやってみたいと思います。

CINEBENCH R11.5 64bit


 マルチスレッド時  8.34pts
 シングルスレッド時 1.82pts

定格と比べマルチスレッドで1.12倍、
シングルで1.1倍になりました。



x264 FHD Benchmark v1.0.1 64bit

 24.24fps
となりました。
上昇幅は1.1倍でした。



サンプル数が少ないですが
4.1GHz時の性能上昇率は大体1.1倍くらいでした。
それぞれベンチマーク時は70℃まで上がらず
60℃中盤から後半の温度だったので
今の気温なら常用できると思います。
真夏になってどれくらい変わるかも見てみたいと思います。

  その後
  オーバークロックの様子も見られましたし
  レビュー課題がすべて終了していませんので
  すぐに定格に設定し直しました。







CPUクーラー

サイズのKABUTO(兜)クーラーが採用されています。
BTOマシンは
CPUスペックやビデオカードのスペックはよく宣伝比較されますが
あまりカタログスペックに出てこないこの部分に
トップフロー型で静かで冷えると実績があるこのクーラーが採用されているのは
普段の騒音的快適性にもゲーミングPCとしてもポイントが高い所だと思います。


マザーボード

マイクロATXながらゲーミング用途では最高峰と思われる
ASRockのFatal1ty Z77 Professional-Mが採用されています。
このマザーは
全てのコンデンサに日本製の個体コンデンサが使われていたり
8+3電源フェーズでオーバークロックにも余裕をもって対応できたり
CrossFireXやSLIに対応し
なんとグラボ3枚刺しも可能(1枚は1スロクーラーになるので注意)
などなど、かなりハイスペックなマザーボードです。
マザー部分もBTOのPCではコスト削減の箇所になりやすいく
このマザーが採用されている事はとてもポイントが高いと思います。




HDDの容量が少ない

BTOなので購入時に構成を変えればいい話なのですが
それにしても標準構成が500GBは今としては少ないと思いました。
採用されているHDDが
HDS721050CLA362なので
ディスク1枚HDDの利点として振動や騒音に有利な事や
部品数が少なく故障リスク軽減できる期待があるなど
逆にメリットと感じる方もいるかもしれませんが
HDDは空き容量が減るほど性能が落ちてしまうので注意が必要です。


PCIスロットがない

Fatal1ty Z77 Professional-Mは素晴らしいマザーですが
PCIスロットがありません。
上からPCI Express3.0(x16)、PCI Express2.0(x1)、
     PCI Express3.0(x16)、PCI Express2.0(x16)で並んでいます。
PC買い替えで今までPCIのボードを使用していた方は注意が必要です。




    ―――――――――――――――――――――――――


@SycomのG-Master Assaultは
BTOの交換メニューにない事が多いパーツ箇所も
これがこうだったらいいのにとガマンするものがなく
満足度が高いPCだと思いました。
自作ユーザーが
寿命が長い部品や口コミで評判のいいパーツ類で組んだPCに近い印象だと思いました。

同じCPU同じビデオカードで比べた場合
安いPCではありませんが
自作した事がないユーザーが
良いマザー、
リーテール品ではない静かな社外CPUクーラー、
トップ効率ではないが信頼のメーカーの電源、
そんなパーツを採用した
ちょっといいPCを買う事ができるのはとてもいい事だと思います。

もうすっかりG-Master Assaultが気に入ってしまった自分ですが
ここで一つリクエストがあります。
それはショップPCらしいオリジナルの何か。
オリジナルのフロントパネルはさすがにコスト的に無理だと思うので
小さなエンブレムを付けるとか
ブランドロゴのシールでもいいのでカッコイイのを作って貼るなど
自作パーツを集めただけではない
BTOPCの差別化みたいなものがあれば完璧だと思いました。

コメント (30)

  • Lynnさん

    2012/05/30

    レビューお疲れ様です!
    電源850もあるのか~うらやましい!!
    でも一番目につくのはCPUクーラーですかね・・・自分もそうですけど大体がCPUについてるクーラーがセットされている気がするので格好いいですね!!
  • ぽんぽんぽんさん

    2012/05/30

    >>Lynnさん

    コメントありがとうござます。
    このCPUクーラーは良く冷えて静かな優れものですよ。
  • JUN8731さん

    2012/05/30

    レビューお疲れ様です!
    なんとも羨ましい!!!
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