レビューメディア「ジグソー」

相変わらず超速沸騰で使いやすい、一点を除いて文句なし!

一人暮らしをはじめる際に、元の職場の同僚たちがくれたT-falの電気ケトル1.5L容のTASSE、

8年超に渡って、忙しい朝にコーヒー淹れたり、会社に持っていく水筒のインスタントコーヒー作り、小腹がすいた時のカップ麺作りや、冬場の鍋の調理の時短に、あるいは焼酎のお湯割りを作ったりと、満量でも1分少々しかかからない打てば響くようなスピーディな湯沸かし速度が便利で、ほぼ毎日1日2回以上絶え間なく使用してきた「戦友」だったのだが、ついに力尽きた。

 

症状としては「通電しない」。

 

湯が沸かせないとなると、本品、魔法瓶構造ではなく保温機能は無いので、コンロにかけた鍋に、水道から汲んだ水を移す用途くらいにしか使えなくなる。

 

それでは、電気ケトルとしては全く用をなさないので、買い直すことにした。

 

前回非常に使い勝手が良かったので、同じメーカー(T-fal)で、でも大きさ的には、従前のモノは一人暮らし用としては少々大きかったので、ちょっと小型のモノを探した。

 

朝に一杯のコーヒーを淹れて、水筒満タンにインスタントコーヒーを作るなら700~800mL沸かせれば充分(マグカップ1杯+0.55Lの水筒満タン)。

 

そこで1L程度のT-falの電気ポットを探しに行った。

 

そうすると、購入店で他の容量と比べて図抜けて安かったのが本品、T-falExtra 1.0LKO1718JP

「コンパクトなのに1.0L」がウリ
「コンパクトなのに」「ゆとりの1.0L」がウリ

 

中身はシンプル。ポット本体と電源ベース、説明書類。
中身はシンプル。ポット本体と電源ベース、説明書類。

 

容量は0.8~1.2Lのいずれかにしようと思っていたので、ぴったり。

 

そして、T-falに以前はなかった「ブラック」というのが気に入り、購入した。

 

使ってみると

◎サイズから決めたので当然ベストサイズ

◎相変わらずスピーディな沸騰速度

◎窓があって外から水量が直感的にわかる

◎つるつるのブラックボディはスタイリッシュかつ汚れなさそう

×パイロットランプがなく、スイッチ入っているかどうかよくわからない

×蓋がワンタッチ式ではなくねじ込みになって少々面倒(倒れたときは安全だが)

×パイロットランプがなく、スイッチ入っているかどうかよくわからない

×スイッチの形状が棒状になって、以前より「やわい」感じ

×パイロットランプがなく、スイッチ入っているかどうかよくわからない

×中に満量(1.0L)を示す突起があるが、ジャマで洗いづらいだけであまり役立たない

×パイロットランプがなく、スイッチ入っているかどうかよくわからない

という感じ。

 

サイズは当然ベストサイズで、以前のが使いやすかったので窓があるタイプを選んだため、そこも問題ない。

新旧比較。大きさはジャストサイズ。窓ありなので直接水量がわかる。
新旧比較。大きさはジャストサイズ。窓ありなので直接水量がわかる。

 

ベースはあまり変わらない
ベースはあまり変わらない

 

注ぎ口のフィルターは健在
注ぎ口のフィルターは健在

 

そして相変わらず激速な沸騰速度。

 

あと色!汚れが見づらい(ので清潔に出来ない可能性)という心配は一縷あるが、水しか入れないし、黒が締まっていて「映えて」いいなと。以前のものは表面の一部がざらざらの加工がして会って、汚れが付きやすかったので。

 

蓋は、以前は持ち手側をヒンジにして、カパッと開く感じだったので、片手で蓋を開けてすぐに水を入れられたが、今回はスクリュー式なので蓋をとるときはどこかに置いて、一時的には両手が必要なところは利便性低下。ただ、ここは一長一短で、スクリュー式の蓋をしていれば倒したときに水(湯)はこぼれない。以前のもので、一度横着して手がギリギリ届くぐらいの位置で使おうとしたとき、上手くベースの突起にはまらず、机の上で倒してしまい、ダバァしてしまったことがあるので、その危険性はないことになる。ひょっとしたら製造物責任(PL)法絡みかもしれんので、まぁ、許容範囲。

「蓋」が片手で開けられるが倒れれば漏れる旧型と、開け閉めがめんどいが密閉されている新型
「蓋」が片手で開けられるが倒れれば漏れる旧型と、開け閉めがめんどいが密閉されている新型

 

この中にある「満量ガイド」は不要
この中にある「満量ガイド」は不要

 

ただ、パイロットランプがなくなったのは許せない

唯一、パイロットランプがなくなったのは許ない

 

以前は持ち手の下の部分に「舌」のような形のスイッチがあり、そこを押すと光ってスイッチオンがよくわかる造りだった。しかし、今回のは同じ位置に棒状のスイッチがあるのだが、造りがチャチで柔いし、光らなくなったので、スイッチがきちんと入ったかわかりづらい。さすがに如何に沸騰が早いとは言うものの、音で沸いているのがわかるのは数十秒ほど後なので、うまく押せたか自信が無いときは何度も取っ手の下を覗き込んで確認してしまう。

この部分の「造り」がちがう。右の旧型は光る。
この部分の「造り」がちがう。右の旧型は電源ONで光る。

 

ここだけが、イマイチポイントかつ最大の劣化ポイント。スイッチの中にランプを仕込むのは、部品代としたらランプ無しよりは高いとは思うが、ここは削っちゃダメだろ、という感じ。しかもこれ、この「Extra」のみが廉価版で省かれた...というわけではなく、現在販売されている他の機種からも結構省かれている。

 

ここは改善して欲しいかな...

ただ湯沸かし能力はすばらしい。

その部分は問題ないので、また壊れるまでつかうケド...

 

【KO1718JP仕様】

容量:1.0L
消費電力:1250W
沸とう時間:58秒/カップ1杯分(140cc)
本体サイズ:幅21.5×奥行16.5×高さ19.0cm
質量:0.85kg
カラー:ブラック

更新: 2022/09/26
使い勝手

沸くのは速くて良いが、「沸かせているかどうか」が...

なんで、パイロットランプ無くした?

なぜ、パイロットランプを省いた??

更新: 2022/09/26
デザイン

安定の「外から見える」バランスの良いシェイプ

そして黒だし。

その上黒だし

  • 購入金額

    3,278円

  • 購入日

    2022年09月03日

  • 購入場所

    ドン・キホーテ

29人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • まこりんさん

    2022/09/26

    これって故障したのは土台だけで、上のポット部分は以前のを置けば使えるとかそういうことあります?
  • cybercatさん

    2022/09/26

    可能性はあります。
    オクなどでなければ単品入手が叶わないのでやっていませんが。
  • まこりんさん

    2022/09/27

    故障した製品と、新しく買い換えた製品でポット部分と台座で互換は無しですか?
    両方の充電台の形が似てるので互換があるかなと思ったのですが無理かな?
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