先ずはパッケージ。
見てるだけで涎が溢れてきそうな絵面ですね……じゅるり。

中身取り出した所。

内容物一覧。
"炙りやⅡ"本体に取扱説明書、注意勧告系の紙が2枚。

警告の紙。取説の中にも同じの書いてあるけど、わざわざ1枚物でも別途添付されてる辺りが……
それだけ注意が必要って事ですね。火事にならないように気をつけましょう。

"炙りやⅡ"本体。
右サイドのボンベカバーは閉じてあるだけで、特にロック機構があるわけでは無いので要注意。

点火つまみ。左に目一杯回すと点火、その後は左右に回して火力調整。

ボンベ受け部。
イワタニのカセットガスをご使用ください、との事。

しる受けトレイ。
ここに水を張って、落ちてくる油等を受けます。

焼網。

焼網を取り外して、左右（前後？）の串焼きステーを立てた所。
串焼きステーは、片側それぞれ3段階ずつの位置でロック出来るので、焼く際に使用する串の幅に併せて調整します。

真ん中には輻射版があります。

ステー立てた際は、しっかりと固定されるので安心ですね。

その分、角度変えようとすると若干力入れて動かさないとダメですが……
まぁ、安全第一。

なお、くれぐれもステーを立てた状態で上に網乗せてはいけません。

ユニット部を持ち上げると、U字型のバーナーが。

各部品は基本的に重ねてるだけなので、持ち上げるとハズレます。
使用中に持ち上げることは無いだろうし、掃除する面から考えると分解に手間がかからないのは良いことです。

一方でボンベカバーも同様にロック機能とかは無く、簡単にパカッと開いてしまうのが……
まぁ、ガスコンロも同じだろ、と言われれば、それまでですが……

未使用時に移動する際にもパカッと開いてしまう事があったので、気持ち程度で良いから引っかかりがあると嬉しいかも。

では、さっそく……の前に……

ガスボンベは付属していないので、別途用意する必要があります。

イワタニのカセットガスをご使用ください、との事でしたが……それはそれ。

適当にガスボンベ買ってきました。

一応、イワタニのと同じLPG。

JGKA（一般社団法人 日本ガス石油機器工業会）登録済み企業の製品なので大丈夫でしょう。

ちなみに、アイ・システムネットワークのサイトに行ってみると「弊社は、岩谷産業株式会社および岩谷産業グループ各社へのみ販売しております。」との事なので……まぁ、そういう事よね。

と言う訳で、ボンベをセット！

セットしたらカバーをして……って、ボンベはみ出てんじゃん！
って思うけど、これで正常な状態との事。
はみ出るのは仕様です！

しる受けトレーに水を入れます。
トレー内側の水位線まで、って事ですが「分量の目安は700ml」って書いてあったので、水700mlで入れちゃいます。

今日焼く食材の皆様、ご登場！

では、いざ点火っ！（ボッ！）
焼き焼きパーリー開始だ！

串焼きステーに串を乗せていく……

燃え上がる炎が輻射版を熱し、輻射版からの熱が食材を焼いていく！

しばらくすると、熱で肉の色が変わってきた……

実際に焼いている様子は動画にて。

お肉が焼けたよ～♪

いざ実食！がぶりっ！

うまぁ～

思わず笑みが溢れる旨さよ……

そして網焼きも……

って言うかね、動画見た人は判ると思うけど、串焼きする時、丸串1本突き刺しただけで終わっちゃ駄目。

刺した食材の重量バランスの問題で、上手くひっくり返らないのよ、これが。

やる前に気がつけよ、って話なんですけどね（＾＾；

ステーの上では上手く焼けないから網に切り替えました、ってのが実情。

網は網で食材によっては張り付いちゃうので、事前に軽く油塗っとく方が良いかもしれない。

今回は思いっきり、こびり付きました（＾＾；

使用する串はお尻の部分が平たくなってるのを使うのが良いですね。

お尻の所が平たいので、確実に裏返せるって寸法です。

イメージ的には下のような感じ。

もしくは、串2本を食材に平行に刺して、回転しないようにする。
今回のように串1本だけだと、常に重い方が下になってしまうので。

さて、話を戻して焼き上がり。

一応、比較用にフライパンでも焼いてみた。
フライパンの方はタレ塗ってないので色が薄め。

双方食べ比べてみたけど、少々焦げた部分があることを含めても、"炙りやⅡ"で焼いた方が旨い。

美味い、ではなく、旨い。

今回、皮も焼いたので油が結構染み出て落ちて、その落ちた油で煙が上がって、って感じだたんだけど、その辺含めて、と言うか、寧ろそれが香り付けにもなってて、口に入れた時に味わいが良くなってます。

一方でフライパンで焼いた方がしっとり感は強いですね。

まぁ、フライパンだと水分飛ばないし、と言うか、一部は飛んでいってるんだろうけど、流れ出た分で茹でてる感じになってる部分もありますからね。

かと言って、"炙りやⅡ"で焼いた方が水分抜けてパサパサになってる訳でも無く。

余計な油はしっかり落ちて、軽く水分も抜けて、身が引き締まった感じですね。

噛みしめる感じが好きな人は断然こちらの方が好みになると思います。

子供に聞いたら、断然"炙りやⅡ"で焼いた方が好き、って答えでした。
うん、判る。

今回は初回ってのもあって、色々と不手際のせいで上手く行ってない部分があるので、またどこかのタイミングでリベンジしたい所ですが……
まぁ、その辺りは食材の都合だとか諸々あるので嫁さんと相談の上で……（＾＾；

　11/23 19:25追記　

煙について書き忘れていたので追記。

ガスで焼くから滅茶苦茶煙が！って思ってたけど、思ってたよりも煙は少ない感じですね。
今回煙が昇ったのは、鶏皮焼いてる時に油が滴って、それが燃えた時に煙が立ち昇ったくらいで、焼いてる最中部屋の中が煙で真っ白に、みたいな状態にはなりませんでした。

"炙りやⅡ"使用してる場所自体がダイニングキッチンなので、使用中コンロの上の換気扇は回しっぱなしで、部屋の窓も吸気用に少し開けてた感じです。

空気の流れ自体は出来てるけど、それで煙が排気されたから、と言う以前に、予想してたほど煙が上がらなかったなぁ、と言う感じ。

バーナーと食材の間に輻射版があるので、基本的には食材から油が落ちても輻射版から左右に流れ落ちて、そのまま しる受けトレイ に張った水に落ちていく感じで、直接バーナーの火で炙られる事が少ないせいだと思います。

直火焼きとかだと、思いっきり煙上がってたんじゃないでしょうかね。

ただし、焼き終えた後に匂いはかなり充満するので、翌日に部屋の窓全開で換気して、ようやく匂いが気にならないレベルになるかな、って所。

まぁ、ガスコンロの魚焼きグリルで魚焼いた時も同じような感じなので、その辺りは焼き物やる際の宿命みたいなものですね。

でね……食べたら終わり！じゃ無いんですよ。

後片付けしないと駄目なの。

焼き終えた後は、なかなか凄いことに……（＾＾；

しる受けトレイの水は、ギットギト。
これ、食材から出た油なんだぜ？

底の部分にまでタレ等が飛んでるのが見えます。

結構あちこちに飛びまくってますね……

さぁ、後片付けを始めようか……

水で濡らした布巾にちょいと食器用洗剤付けたりしながら拭き取ってみる。
思ってたよりは、あっさり取れる感じ。

輻射版に付着していた油やタレは拭えば取れました。

ただ、元の銀色の面影はなく、焼き色が付いちゃってます。

まぁ、焼き色が付くのは仕方ないよね、汚れてるわけじゃないから無問題。

一番掃除が大変なのは焼き網。
結構ゴシゴシ洗ったけど、完全には取り切れない。
でも、まぁ、それなりには落ちたよね。

網単体で見ると以下のような感じ。

まぁ、焼き網については消耗品として割り切る必要がありそうですね。

イワタニの公式オンラインショップで購入するか、店舗でお取り寄せ、で焼き網だけ購入可能なようです。

炉ばた焼き器シリーズ専用 焼網 (2枚入) CB-ABR-AMI2 1,540円(税込)也。

焼き終えた後の状態見て、どうしてくれようか、これ……って感じでしたが、思ってたよりは あっさりと汚れが落ちた感じがします。
まぁ、初回なので、って部分が大きい気はしますが……

しる受けトレイ以外の部分に飛び散った油汚れとかは、使用後早めに綺麗に拭っておくように心がけておくのが良さそうです。

たぶん、こびり付いちゃったら落ちなくなると思うし。

底の部分に飛んだ分も拭えはするけど、ネジの先が飛び出ている部分が何箇所かあるので、その辺拭く時には手を引っ掛けて怪我したりしないように注意が必要ですね。

またどこかのタイミングで……とか言った舌の根も乾かない内に……（＾＾；

嫁さんがウッキウキでLINE送ってきたのよ。

「殻付きの牡蠣売ってるけど焼く？」って。

ここでNo！なんて回答は有り得ない。

勿論、Yes！Yes！Yes！

と言う訳で、焼き牡蠣決定！

たっぷりの殻付きの牡蠣♪

子供たちの居ぬ間に親だけで贅沢三昧（だって、あいつら食べないし(w ）

と言う訳で、"炙りやⅡ"で牡蠣を焼いていく。

煙は立たないが、匂いは凄い。磯の香りが濃厚……

焼けてきたら貝柱を切って蓋を剥がしていきます。

くぅ～、美味しそうに焼けてきた！早く食べたいっ！

そして出来上がり。それでは、いっただきまぁ～す♪

と言う訳で、動画。最早、ただの飯テロ。

とりあえず半分だけ焼いて食べようか……

そんな風に話し合った時もありました……

うん、無理。箸止まらねー！

何これ！、何これ！！

え？焼き牡蠣ってこんなに美味かったっけ？

もうね、身がプリップリで噛むとトロ～リって感じで口の中に旨味が広がっては消えていく。

結局、追加で焼いて一袋あっさりペロリ。

思わず嫁さんが「もう一袋買いに行ってくる？」って言い出したので、流石に止めた(w

恐るべし"炙りやⅡ"。色々な意味で危険だわ(w