奥に見えるのが節水便器

手前に見える四角い点検ハッチの下に汚水マスがありまして、９０度の角度で写真右方向に

流れを変える仕組みです　汚水桝にはエアコンのドレンや雨水のドレンも繋がってます

そこから玄関ドアの方向に　排水管が直線的に配されております

その長さは約６メートル　

玄関ドアの下にも汚水桝点検口があり、そこから３m先にある暗渠へつながる構造です

京都の町家に代表されるうなぎの寝床ではありませんが、それなりの長さのある排水パイプには

それなりの勾配が要求されます

多くの京町家は、建築後一世紀を経ていますので、配管自体が細い　勾配が足りないなどの共通点が

あるのだとか

私のお店の場合は、配管のサイズこそアップデートされていましたが、９０度に曲げる部分が問題と

なり、節水型便器の水量では　その部分に詰まりが出ることがわかりました

最初は、業者さんに依頼して数万円を支払い、つまりを取り除いてもらったんですが、その後

約１年で、異音が聞こえるようになってしまったんです

詰まりや逆流は無かったのですが、以前の修理方法を観察していたので、汚水桝を開いてみると

溶け切っていないトイレットペーパーが詰まりだしているでは　あ〜りませんか」。

そこで必要となるのが　長めの「火バサミ」　と　バケツ

コメリ実店舗で見繕ったのですが

ステンレス製なら５〜６００円

この青色塗装タイプなら３００円でした

Amazon等で調べてみると　長さや素材　手で触れる部分に木部をあしらったものなど

２〜３０００円クラスのものも存在するようです

映画　この世界の片隅に　の冒頭と終わりに出てくる「バケモン」のように

日がな火バサミを片手に生きるなら、ステンレス製の丈夫な、錆びにくい火ばさみが必要でしょうが

私の場合、おそらく使うのは年に一度　

使用後はよく洗浄して、乾かしてから保管するはず

なんなら毎回使い捨てでも良いくらい

それなら　イチバン安い　この火バサミで十分だと考えました

よほど固いもの　よほど重たいものを扱わない限り、十分使える製品だと思います