雑誌カーグラフィックは、定期購読申込者に毎年1月号に「車のカレンダー」を同封してくださいます

2019年までは　太田隆司さんの　紙のクルマがモチーフでした

芸術作品として太田隆司さんの作品は、とても素晴らしいものなのですが、いかんせん紙質が悪い

薄いそれは、付録としては文句ありませんが、とてもお金を出して買おうかとは思えないレベルです

しかし　今年のカレンダーは違います

A4サイズ　綴じられておりません

12枚の素晴らしいイラスト集です

カレンダーとして使うためには、 おしゃれなピンチで束ねるか

　　　　　　　　　　　　　　　おしゃれな額を用意するか

　　　　　　　　　　　　　　　あえて虫ピンで留めるか　　　

それはあなた次第です

調べてみると　そのおしゃれなピンチを同梱する形で　別売りもされているようです

価格は1980円でした（ル・ガラージュ）

かつてのステレオ誌の「長岡鉄男」さんのコラムがそうであったように

カーグラフィック誌の「永島譲二」さんのコラム「駄車・名車・古車・デザイナー的見解」は

私が同誌のなかで最も楽しみにしているページです

彼の軽妙な語り口　深い洞察　面白い切り口　豊かな経験に基づく知見は　本当に素晴らしいもの

毎月の挿絵も　本当に素晴らしい

サラッと　しかし本質を突いている　

その永島譲二さんの描き下ろし水彩画が12枚　　著作権に触れない程度に概要を掲載しておきます

  1月　キャデラック

  2月　ブガッティ

  3月　パナール

  4月　シトロエン２CV

  5月　アルファロメオ・ジュリアTZ

  6月　フェラーリ２５０GT

  7月　ジャガーMk-2

  8月　シトロエン・アミ

  9月　ジャガーEタイプ

10月　ルノー５

11月　シトロエンDS

12月　アルピーヌA110

日本車はともかく、ドイツ車が居ない　それも面白い　

とにかく素晴らしい画集としても　強くおすすめできます