レビューメディア「ジグソー」

畳むのが超簡単な折り畳み傘

 

2020.06.19 「折りたたみ易さと水切れの良さはどこでも便利」追加

 

 


 

 

クラウドファンディングサイト「Makuake」で支援したワンタッチ開閉式の折り畳み傘です。

 

今回奥さん用と 2本セットのコースを支援したので、購入金額は 2本分で早割28% OFFの額になります。

 

ワンタッチ開閉式の折り畳み傘は各社から販売されていますが、本品では以下の特徴があります。

 

・3秒できれいに折り畳める

・親骨がカーボンファイバー製で強度に優れている

・撥水性が良い

・SPF50+、紫外線を99%もカット(レディスのみ)

 

上記で挙げた2点目以降は、程度の差や全て含まれているかはともかくとして目新しいものではありません。

1点目の「3秒できれいに折り畳める」に特に惹かれて、今回支援しました。

 

男性用と女性用の 2種類があり、次の様な仕様になっています。

 

男性用

重量:約460g
全長:約60cm
収納長さ:約33cm
直径:約117cm

 

女性用

重量:約470g
全長:約54cm
収納長さ:約28cm
直径:約110cm

 

サイズ以外にも女性用傘の内側にはブラックコーティングが施されており、紫外線が 99%カット出来る様になっており、その分重くなっています。

また仕様上では折り畳んだ時の直径サイズが両方とも 6.5cmとなっていますが、実際はコーティング分と思われますが若干太くなっています。

単体で購入したら気づかないレベルだと思いますが、家にあった吸水カバーに男性用の傘は普通に入ったのに女性用のモノは押し込んでどうにか入りました。

 

今回は男性用の方を見てもらいます。

更新: 2019/12/09

【外 観】

2018年度の「ジュネーブ国際発明展」で金賞を受賞したそうで、パッケージに金メダルのシールが貼られていましたが、クラウドファンディングのリターン品なのに内箱まで凝ってます。

このまま市販されるのでしょうね。

ファーストインプレッションは「重い」「太い」でした。

実測 433gで、仕様より 30g弱軽いですが大きめの長傘と同程度の広げた大きさで、ワンタッチ傘だと仕方がないところでしょうか。

グリップが大きめなので広げた時に持ち易くて良いのですが、その分折り畳んだ時の長さが 33cmと長くなっています。

逆に女性用のグリップは短めで本体サイズも少し小さいので、折り畳んだ時に 28cmで男性用より 5cmも短くなっていますが、奥さん曰く「重量が長傘ほどあるので、グリップが短すぎて持ち辛い」との事でした。

さすが広げた時に 117cmあると大きくて、メインの傘としても十分使えますね。

一般的に長傘で 117cm位のモノだと親骨が 70~75cmあり、長傘でも大ぶりな傘として分類されます。

そして「3秒できれいに折り畳める」の種明かしですが、内側の生地に特殊構造の透明なスライス(中国の実用新案権と台湾の特許取得済み)が接着(ホットブリケッティング)されており、閉じた時に生地がキレイに畳まれた状態になります。
 ※長期間使用しないと分かりませんが「脱落の心配は不要」とうたってます

後は巻いて中棒を縮めるだけですので、うたい文句通り 3秒できれいに畳む事が出来ます。

 


※製品ページより引用

更新: 2020/06/19
総評

もう少し軽いと持ち歩き易いのだが

今年の東京の11月は珍しく雨が多く本品を多用しましたが、うたい文句通り開閉が楽でキレイに畳めるので普段なら長傘を持って行く時にもこちらばかり使っていました。

 

特徴の一つである撥水性の良さですが、表面に撥水性の良いテフロン加工でナノコーティングされているそうで、畳む時に一振りしてやればほとんどの水滴が振り落とせました。

ただし何回か使っているうちに折り目のところに少し水が残るようになってきたので、耐久性が気になるところです。

支援したページでは、折り畳んでそのままカバンの中に入れているシーン画像がありましたが、ほとんどの水滴が落ちているとは言え、折り目の水滴が取りきれなくなっている状態では吸水カバーが欲しいところです。

 

強度に関しては風の強い日にはまだ使っていないので支援ページの情報ですが、8本の親骨にはアルミフレームを採用し内側の鉄製の中棒は六角形になっているとの事。併せてグラスファイバー製の親骨先端は弾力性があるので折れにくくなっているとの事。

110km/hの風速でも耐えられるとし、実験の様子の GIFが公開されていました。

 


※製品ページより引用

 

広げた時にサイズが大きく、開閉がボタンのワンプッシュだけで、更に素早くキレイに畳めてとても良いのですが、何度も書いているように折り畳み傘としては重さがネックです。

 

現在長傘との使い分けとしては、極力荷物を軽くしたい・カバンが小さくて入らないという時以外は、本品を使うようになりました。

 

あと気になるのは、以前に傘の販売員より折り畳み傘はキレイに折り畳むと折り目のところの繊維が折れて浸水する様になると言われており、本品を長期間使った時にどうなるのか?

私は折り畳み傘はキッチリ畳まないと気が済まないタチで、確かに長く使っている折り畳み傘は使用頻度に関わらず折り目から浸水する様になり、酷いモノでは折り目が明らかに表面より薄くなっているのが見て取れる傘があります。

 

本メンズ傘生地の密度は280T、糸の太さは50Dを使用しており耐水性と耐久性を高めているとありますが、この点は経過観察していきたいと思います。

※従来の傘の場合、密度は約170T~190T程度だそうです

更新: 2020/06/19
雨の日のオススメ度

折りたたみ易さと水切れの良さはどこでも便利

半年以上使ってきましたが未だ衰えぬ水切れの良さで車での利用でもほぼこちらを使うようになりました。

 

これまで車では逆畳み式の傘がドアの内側を濡らさないで済むのでよく使っていました。

 

本品の場合はボタン一つで素早く畳めドアを開けている時間を短く済ませる事で、内側の濡れを最低限で済ませられます。

また一振りで水が切れるので(先に書いたように折り目に水が少し残る様になりましたが)そのまま助手席に置いても周囲を濡らさず済みます。

 

先の逆畳み式のモノだと内側が表に出るので、周囲は濡れませんが先端から水が垂れるので足元がびしょびしょになってしまいます。事前に水を切るには何度も外でよく傘を振らないといけないので、折角のアドバンテージが失われてしまいます。

それでも車だけで使うのならば逆畳み式でもまだ良いのですが、出先で傘を持ち歩く時に床を濡らしてはいけないような場所ではせっかくビニールの傘袋が用意されていても先が太すぎて入らないですし、傘立てがあっても他の傘と一緒に入れられてしまうと傘の内側が濡れてしまう事になってしまうので、車から持ち出せません。

 

本品ならばサッと一振りで水が切れるので、付属の傘袋に入れて鞄の中にすぐにしまえます。

しかも3秒で畳めるのですから、どこに入る時でももたつきません。

 

まだ使い始めてから半年ちょっとで耐久性を問うのははばかれますが、気にしていた内側の透明スライスが剥がれてくるような事は無いですし、まだまだ水切れも良いので普通の傘より耐久性は良さそうです。

風に対する強度も強いですし、もう少し軽ければ満点なんですが、ワンタッチ開閉傘の宿命ですかね。

  • 購入金額

    9,460円

  • 購入日

    2019年10月30日

  • 購入場所

    Makuake

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