2018年9月に行われた、「艦これ」こと「艦隊これくしょん」とコンビニ「ローソン」の定例のコラボフェア、「『艦これ』ローソン鎮守府秋祭り二〇一八（フタマルヒトハチ）」キャンペーンで用意されたオリジナルクリアファイルのラスト。

野分、

嵐、

萩風

と同じ第4駆逐隊所属の陽炎型駆逐艦で、18番艦の舞風。1941年の春までに相次いで竣工した他の3艦と違って、少し遅れて夏生まれ。そのせいかどうかはわからないが、末っ子気質でダンス大好きな元気っ子。「ノリがいいね、一緒に踊る？」「踊ろうっ踊ろうよー！」などとしきりに誘ってくるらしい。ダンサーとして身の軽さは重要だが、彼女がある部分の装甲を削ってまでそれを目指したのかどうかは定かではない。...が、薄い（何

史実の舞風は当初萩風と組んでいたが、後に野分と組んで第4駆逐隊の第2小隊を形成し、主に輸送作戦に従事する（輸送船の護衛だけではなく、駆逐艦自体を使って輸送する、いわゆる「鼠輸送作戦」）。第4駆逐隊は小隊ごとに分かれてこの作戦に従事していたが、第1小隊の嵐と萩風はコロンバンガラ輸送隊任務に従事中、ベラ湾での夜戦で急襲を受け、同夜に相次いで沈没する。その後残った野分と舞風は、鼠輸送作戦などに従事するが、民間人に多数犠牲者が出た赤城丸による引き揚げ作戦が舞風の最期の舞台となる。

野分と練習巡洋艦「香取」とともに、トラック島からの引き揚げ者を乗せた民間船改造の特設巡洋艦「赤城丸」を護衛していた舞風。艦載機による大空襲で赤城丸が沈み、香取と舞風も航行不能になったところを、アメリカ軍の大艦隊が襲い、砲撃により轟沈する。

唯一野分のみが離脱できたこの脱出行、多くの女性や子供の死者も出し、「赤城丸の悲劇」と呼ばれているが、航行不能になり護るべきものを護れなかった舞風もまた無念であったか....

艦これでの彼女は、これらの哀しい最期を匂わせるようなセリフはあるものの、基本明るく描かれている。とくにこのクリアでないクリアファイルでは、ダンスが好きな舞風が浴衣を着てても「ぶーん」てな感じでくるくる回っているのが感じられる構図で躍動的。

おきゃんな感じが、いいね。

踊りすぎた…全身マッサージよろしくね。

．．ｸﾞﾌﾌﾌﾌﾌ、おぢさんがしっかりと、もm.....