レビューメディア「ジグソー」

Sandyの象徴的存在でOC含むとまだまだ十分な性能

2011年の発売当時に一式組み替えました。
当初はAsrock P67 Fatal1tyだったためIntel6シリーズのチップセット不具合等にも遭遇しましたが、今回はZ77マザーボードの構成でのOCを含めたレビューとなります。

 

公開時は取っていなかったデータを含めレビュー内容を再構成しております。

 

レビュー時のPC構成
【CPU】Intel® Core™ i7-2600K
【CPUクーラー】ZALMAN CPUクーラー BLUE CNPS9900MAXB
【メモリ】CFD Elixir DDR3-1333 (4GB x 4枚) 16GB
【M/B】MSI Z77A-GD55
【GPU】MSI GEFORCE GTX 960 GAMING 2G
【SSD】Crucial MX300 SSD 275GB
【光学ドライブ】Pioneer BDR-205BK
【ケース】Antec P193
【電源】Corsair RM650x
【OS】Windows 10 Pro

更新: 2018/02/21

CPUマイニングに関して

詳細な説明と検証は省き簡略化してますが、今回はCPUの処理性能を利用したCPUマイニング(Bitzeny)に関してのみとなります。
比較数値はマイナー読みによる最大値に近い平均値と消費電力のみで、最良の結果のみソフトウェアによるCPU温度と大体の実数値(2プール分平均)を書いております。

実数値は51%問題を踏まえた上で人がそれなりにいる2カ所です。(分散目的のため非公開)

 

マイナーは検証もかねて公式のマイナーと最新となる2.6.0です。
今回は深く検証しないためzipで落としたのをそのままでコンパイルや他の改造は利用してません。

CPUは定格と自動OCによる固定のみ、メモリとM/BとOSは完全固定、消費電力はワットチェッカーを利用しており検証はCPUとマイナーの違いとコア数指定のみとなります。

 

 

CPUマイニングの比較条件に関して差があるところ
【CPU】定格3.4GHz 及び OC4.2GHz [Intel® Core™ i7-2600K]
【マイナー】公式CPUMiner 及び CPUMiner2.6.0
【プール】MPOS系2カ所 [恐らく一つは2.0対応まだのはず]

更新: 2018/02/21

CPUマイニング計測結果

test
CPUマイニング比較 [Bitzeny]

今回は簡単な計測比較しか行ってませんがハッシュレートが一番上がるのは

[OC状態/CPUMiner2.6.0/4thread指定HTT外の物理4コアのみ]

の組み合わせでした。

事前にデータは取っていたのですがCPU affinityのオプションを利用した定格の4コア指定のハッシュレートが下がっていたため、今回の投稿前に改めて計測しましたが同じような結果になりました。

mining
CPUマイニング [OC (4.2Ghz)/4Core (4Core)/2.6.0]

今回はサイドパネルを開けた状態で計測したためファンの回転数が85%とちょっと高くなってます。
実際に掘れる実測値は半日を通常利用しつつ(3コアのみ割り当て)の平均でおよそ4.9znyぐらいです。

 

電気代は1時間辺り3円のため1日辺り72円です。

Bitzenyの本日の価格が10円前後ですので1日辺り-20円となりますが一時期の様に20円台になると1日辺り+30円に転じますし、このくらいの方が投げ銭などもしやすいので気持ち的に有りです。

 

収支はマイナスですがマイニングは数値を眺めているだけでも楽しいですし問題なしです。
CPUマイニングはGPUマイニングと違って誰でもできる思想で作られており、おすすめはできませんがやろうと思えば泥や古いPCやノートPCとかでもいけるのが素敵です。

更新: 2018/02/21
実用性

2018年2月現在でも割と通用する性能

発売時から既に7年も経っておりますが、最新のCPUに劣る部分もあれ十分実用範囲です。

 

最新の同価格帯と比べると足回り等で劣ってしまいますが、CPUマイニングでもOCで下駄を履かせるだけで最適化無しの最新の同価格帯に迫ります。

(Ryzen 1700だと最適化無しで6khash/sほど出るようなので物理コア数の影響大)

 

定格でも一般的な方の利用で不満を感じる事は無いと思います。

省電力を考えると定格利用ですがOCもしやすく遊びやすいというのもこのCPUの魅力だと思います。

 


 

私の石は所謂外れ石なのかマザボが2枚とも悪かったのかわかりませんが、4.3GHz以上に設定すると落ちてしまい電圧も定格で1.2Vを超えていたのでDC等はしておりません。多くの方と比べてOCもDCも耐性が低かったため気持ち的にちょっと星が低くなってます。

更新: 2018/02/21
総評

見劣りする部分が出ても優等生なSandy

約7年の間に「Intelのtick-tock戦略の見直し/Ivyからソルダリング無し/Meltdown問題やSpecture問題の対応の迷走/AMDの復活」と環境の変化はありましたが、それらの事情も相まってか今なお優等生の地位は揺らがないと思います。
ベンチや処理によっては最新のと比べ2倍以上の数値が開くこともありますが、普段使用において不自由の無い性能として7年経っても愛用できるだけの価値はまだあると思います。

 

ただ現在の最新ゲームをやりたい!といった場合はCPU処理がGPUの足を引っ張る形になり、またマイニングやエンコードなどを行う場合も拡張命令や性能が高い最新のCPUをおすすめします。

  • 購入金額

    28,000円

  • 購入日

    2011年02月頃

  • 購入場所

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