私が所有しているVAIO S11には、標準搭載でM.2 Wi-Fi/Bluetoothカードが刺さっていたのですが、単品として購入するのは初めてです。

これまで、mini-PCI仕様のWi-Fi/Bluetoothカードは、デスクトップPCに搭載していましたが、M.2仕様のWi-Fi/Bluetoothカードの購入は初めてです。

今回は、プレミアムレビューであるベアボーンキット SHuttle XH110Gに搭載するので、Shuttle WLN-Mという型番のShuttle純正オプションにしました。

amazonで、そんなに高くなく販売されていたのと、アンテナケーブルの長さがShuttleに最適化されているのではないかという淡い期待の基での純正購入です。

プレミアムレビューには、公開期限があるので、実機を見てから必要なケーブルの長さを測定し、秋葉原にパーツを買いに行くという時間が勿体なかったのです。
少しでもレビュー用に実験したり、写真を撮ったり、測定したり、原稿を書き進めたりしたいので、純正を買っとけば問題ないだろうということで、レビュー選出通知を事務局から戴いた日に注文し、レビュー商品到着の翌日には、WLN-Mも届きました。

これ迄、幾度となくWi-Fi/Bluetoothカードは使ってきたので取り付けに不安はありません。
最近では、デスクトップPCにも、Wi-Fi/Bluetoothカードを挿し、Microsoftアカウントで、OSをインストールしたり、(ローカルアカウントを作らないでOSをインストール)デスクトップPCに、Bluetooth対応のスピーカーやマウスを接続したりしていました。

先ず、パッケージですが、Shuttle XH110Gとのおそろいのイメージです。茶段に単色刷りのシンプルなイメージです。

内容物は、カード本体とアンテナケーブル2種(長さが異なる2ペア)とアンテナにドライバCD-ROMとマニュアルです。

カード自体は、AzureWave AW-CB209NFで、11acまで対応したものです。

このように、ロック付きのビニル製の袋に入っていました・

最初に、Shuttle XH110G本体のアンテナ取付穴を開けます。スクリュードライバーなので軽く押すと折れて穴が空きますので、アンテナ端子を挿しこんでみました。

チョッと引っかかります。穴を開ける際に切り取った金属片のバリがあるようなので、削った金属粉がマザーボードに掛からない様に丁寧にバリ取りをすると見事収まりました。
あとは、カード本体のアンテナ端子にアンテナケーブル端にあるコネクタの位置を抑え、圧着するとアンテナケーブルの取り付けは終了です。
取り付けたアンテナ端子から、ケーブルが外れないように、ケーブルのテンションに気を付けながら、Shuttle XH110GのM.2ソケットに挿して、カード自体をネジで固定します。

Shuttle XH110Gは、PCI Expressカードが1枚搭載できるようになっている関係で、アンテナ端子の位置が、左右で微妙に異なります。(右側の端子の方が若干高い位置にある)
そのため、Shuttle XH110Gにアンテナを取り付けても、左右のアンテナの高さが異なります。

Windows 10 Pro x64 Creaters UpdateのISOからOSをインストールしましたが、Wi-Fiカードのドライバは、OSインストール時に自動的にインストールされます。

なので、OSインストール時に、ローカルアカウントを作成することなく、既存の私のMicrosoftアカウントでログインした状態でOSインストールを案了することができます。

次に、Wi-Fiの接続を確認します。

我が家の無線ルータの、5GHz帯のパスワードだけを設定します。(下手に遅い2.4GHzにリンクしないようにするため)

ネットワークのプロパティを見てみると、433.5Mbpsで接続されていることがわかります。
スピードテストをしてみましたが、アップロードが45Mbps , ダウンロードが102Mbpsと決して速くはありませんが、普段はギガビットイーサで繋いで、良しとします。

ちょっと他の部屋に持ち込んで使用には充分なパフォーマンスです。