プリウスαのリアーショックは、トーションビーム式でサスとショックが別々になっているのでやりやすそうなイメージがありました。

ショック交換などは、いつも仲間がやってくれていたので自分でやるのは初になります。

まず、ジャッキアップしてウマを掛けます。

フロアージャッキがあれば一発で上げられますが、360mmしか上げられない油圧ジャッキなので片側づつ上げてウマを掛けました。

ショックが抜けてお漏らししているので、デロデロになっています。

ショックを引っこ抜くのに、ボルトにテンションが掛かっているので、バネの下にジャッキを当てて取りやすくします。

17mmソケットで、くるくる。

ナット側は、ひっかけがあるタイプなので、特に抑えなくてもまわせました。

ここで。ボルトを抜いてしまうと、ロッドのナットを取った時にストンって落ちてしまいます。

このボルトを８６用のボルトに変えるのが流行りみたいですね。

ちょっとだけ、足回りがキビキビしてくれるらしいです＠＠

私のプリウスαは、メンテナンスホールが荷室にあるので、車体側固定ボルトまでのアクセスは簡単でしたが、年式によっては荷室の内張りを剥がさないと車体側の固定ボルトが出てこないみたいです。

17mmのレンチを挿して、ロッドのトップ部分に6mmの六角レンチを差し込んでとも回りを防止します。

ネジ止め剤（ボルト周りの赤いやつ）が付いているので泣きそうな位、硬いです。

六角に延長のパイプを付けて、なんとか回し切りましたが、メガネレンチもラチェットタイプを用意しておくと作業が早く終わらせられます。

ブッシュは５年目ですが、まだ大丈夫そうな感じ。

引っこ抜いたショック抜けしたショック。

見るも無残ですｗ

ショックのボルトは　９０N・ｍ　で締め付けの指示がありましたので、トルクレンチのメモリをくるる。

ロッドのボルトも締めて、出来上がり～

途中、ロッドの六角ボルトが合うサイズが無くて買いにいったり、六角が短くて力が入らないので、ジャッキの棒を使って固定したり、ネットで予習をしたりと、片側を交換するのに２時間近く格闘してしまいました＞＜

もう片方は、勝手が分かっているので２０分掛からずに交換できました。

予習大事です(*´ω｀*)

首都高をくるくると回っていた、やんちゃな頃はKYBのショックなんて、コスパがいいだけで、走り屋の足回りじゃないな～って思ってましたが、思ってた以上に良い感じ。

思っていたよりも、硬くない減衰力。

そこそこに踏ん張ってくれます。

フロントの交換がまだなので総合的にどうなるのかは現状わかりませんが、旋回性能も上がった気がします。

純正のショックが１本５４００円位なので、＋２０００円で得られる満足感としては大満足！

車いじりが趣味で大人のプラモ感覚で弄ってますが、保安部品なので自己責任かつ、整備工場で交換することをお勧めします。