待ちに待ったHUNTER×HUNTER 単行本33巻です。実に4年ぶり！

内容としてはネテロ息子や十二支ん、十二支んを抜けたジン、パリストンらが

暗黒大陸に渡ると決意するところから、暗黒大陸に進行すると決めたカキン国の

王様を守るその件りまでが収録されています。

肝心の主人公、ゴンはほとんど登場しません。実家に帰って終わりです。

ゴンの実質的な母親、ミトさんも久々に登場します。

ただし、使えなくなった念能力に関しては新たな記述があります。

使えないことが普通なのか、それとも一時的な何かなのか...?

今回の作品は暗黒大陸に進行するにあたっての基礎知識が全て詰め込まれています。

また、暗黒大陸に進行するにあたって重要人物の思惑もある程度詰め込まれた内容と

なっています。つまりキメラアント編のような回想や能力、意図の説明のように

文字が多い作品です。複雑に絡み合った関係を理解するのには時間がかかりますが、

それがわかった時、これ以降の暗黒大陸編が楽しみになるのは間違いありません。

4年ぶりの作品として何より１番ワクワクしたのはクラピカとレオリオが

主として登場したことではないでしょうか！この2人が暗黒大陸に進行するにあたって

重要な役割を担います。その他、センリツやバショウなど、過去活躍した人物も

数多く登場し、その役割に注目が集まります。

再び休載に入った冨樫氏ですが、置き土産の作品は見ないと損です。