コピックの極細ラインマーカー。0.03mmと強烈に細いペン先が特徴。

本来は絵描く用のアイテムらしーのだが、私は模型用として買ってる。

用途としては、はっきりしたラインのスミ入れ用。

同様の製品にガンプラ用のスミ入れマーカーがあるけども、あちらがアルコール系インクでプラに直接書いても結構強力な定着性能を見せるのに対し、こいつの場合は「塗装した上」からでないと殆ど定着しない。

この点、いわゆる未塗装派の人には使い手がまるでない訳だが、塗装派の人にはこの定着力の低さがむしろ利点。

塗料に殆ど浸透しない（というか、半光沢以上の塗装でないとプラ同様に定着もしない）上に、完全乾燥前なら殆どの場合「水」で落とせるため、失敗が致命傷にならないっつー特徴がある。

仕上がりとしてはこんな感じ。

上の写真、実は中央左の部分でミスってるんだが、ベビー綿棒に水つけて少し擦ったら綺麗に消せたので、あとでちゃんと修正した。

なお、こいつでスミ入れる場合、「フラットクリアを先に吹く」ほうが良い。

一応、完全乾燥（半日）後はある程度の耐性があるんだが、それでも溶剤に晒されると滲んだり消えたりするので、使用後のフラットクリアは、文字通りのひと吹きごとに分単位の乾燥時間が必要。

でないと、かなりの高確率で滲む。