老舗が伝統を競い合う高級時計の世界で、衝撃的なくらい現代的なこのデザインで急速に存在感を拡大させたっていう、このブランド自体のサクセス・ストーリーにも惹かれた。

自社で開発したというメカニカルなウニコムーブメントっていうのが、またたまらない。
時計師集団だった有名なムーブメントメーカーを買収して構成した自社の開発チームがデザインし、みずからの工場で製造したというウブロ専用のムーブメント。

潜水艦の窓的なデザインを採用した見た目が個性的なだけではなく、内部に、独自に創りだした傑作ムーブメントを使ってるってことにも魅力を感じました。
内部の動きがよく見える。単に繊細なだけじゃなく、むしろ大胆さを感じさせる動き。

どうして『成功者はウブロの時計に惹かれるのか。』

それは実物を持ってみればわかる。そう信じて買ってみて、そして使ってみています。
雑誌か何かの取材で書かれていた「自分が自分だからこそ成功することができた」という言葉にもナットクできる完成度だ。

冒頭で「落ち着いた印象の」なんて書いたが、個性という意味では強烈な熱量を秘めていると思う。
ショップ限定の特別なモデルが買えた幸運に感謝したい。
マット仕上げのセラミックと、プラチナをあえてブラスト仕上げにしてある、この遊び心がどうしようもなくカッコいいんだよね〜。