レビューメディア「ジグソー」

東芝にはコーヒーの事を良く知っている奴が居る きっと

フェレンギ本人は喫茶店主ですので、コーヒーメーカーとは縁がありませんが、実家はビリヤード店でして、そこで使うためにこれを買いました。

コーヒー豆はフェレンギの店でずっと使っている「コロンビア」単品です。

豆は最も細かく挽いたものを使います。

 

過去にはもっと高価な製品を使っていたこともありますが、この東芝製コーヒーメーカーは、驚くほど美味しいコーヒーを提供してくれます。

多分、東芝には「判っている研究員」が居るんでしょう。 きっと。

更新: 2016/01/10
機能性

細かな工夫がありました

雑味カット「フリフリセパレーター」

コーヒーを挽いた際に発生する微粉末は、抽出液を濁らせる大きな原因。

コーヒーの不快なえぐみや渋みなどのもとになります。

このコーヒーの大敵、微分末を手軽に取り除けるのが、「雑味カット フリフリセパレーター」

挽いたコーヒーを入れて10秒程度フリフリするだけで、簡単に微粉末を除去。

後は、いつもと同じようにコーヒーをいれるだけ。

コーヒー本来の旨みを楽しむことができます

 

これは、ご家庭で小さなコーヒーミルをお使いの場合に大きな効果を発揮する工夫です。

豆の割れ目部分から見える半透明フィルムのような部分からは雑味しか抽出出来ないのですが、それを挽いた細粒から取り除くのは難しいです。 上記のセパレーターを使うことで簡単に除去できます。

 

洗って繰り返し使える「ペーパーレス・フィルター」

洗って繰り返し使えるので、紙フィルターを買い置きする必要はありません。

紙ゴミを減らせて経済的。

環境にもやさしいこれからの専用フィルターです。

 

ウチでは最も微細に豆を挽いていますので、このペーパーレスフィルターは使えません。

粗挽き豆用ですね。

良い豆なら、最細目に挽いた方が美味しいんですよ。

 

ダブルテイストドリッパーレバー1つでコーヒーのテイストを調節できる便利な機能。

シーンや好みに合わせて、二つのおいしさを楽しめます。 

・スッキリとした味わいのコーヒーが飲みたい:セレクトレバーを右にセット 

ライトテイスト:すぐにコーヒーを抽出するからスッキリした味わいに。 

 

・深みのあるコーヒーが楽しみたい:セレクトレバーを左にセット 

リッチテイスト:しっかり蒸らして抽出するから深味のあるコーヒーに。

 

 

良い豆を使ってリッチテイスト(セレクトレバーは左)がオススメポジションです。

 

しずく防止弁:抽出後のしずく落ちを防止。

実は、これが最も美味しいコーヒーの実現に貢献していると断言します。

コーヒーメーカーは、きちんと計量した水と豆をセットして、スイッチオン。

後は出来上がるまで放置するでしょ。

そうすると、最後の一滴までガラスポットに抽出されます。

「もったいなくない」のですが、それが「ダメ」なんです。

理由は、「お茶は最後の一滴がイチバン濃くて美味しい」のですが

    「コーヒーは最後の一滴は雑味の塊です、薄いんです」

だからハンドドリップの場合は、抽出中(ポタポタ落ちている時)にドリッパーをカップや

ポットから外すんですよ。 雑味を入れないために。

この東芝製コーヒーメーカーのドリッパーセット部には、最後の20cc程が残る仕組みです。

抽出後にいちいち残ったコーヒーを取り除く必要がありますが、美味しいコーヒーには福音です。

この構造が「美味しいコーヒー」に イチバン貢献していると思います。

更新: 2016/01/10
スペック

HPより

  • メーカー型番: HCD-6MJ(K)
  • 本体寸法: 幅188×奥行128×高さ312mm
  • 本体質量: 1.7Kg
  • 消費電力: 700W
  • レギュラー最大カップ数: 6
  • おいしさ機能: フリフリセパレータ、ダブルテイストドリッパー、ペーパーレスフィルター、ティーフィルター、浄水フィルター、高温抽出(出湯口温度約95℃)、自動保温
  • 目盛り: ホット(6杯分)/アイス(6杯分)/マグカップ(4杯分)
  • 使いやすさ・便利機能: スイングバスケット、ドリップストッパー、着脱式水タンク
  • 食器洗い乾燥機対応: ダブルテイストドリッパー、ボトル蓋、ガラスボトル
  • コード長: 1.2m 色: ブラック 付属品: 紙フィルター5枚、計量スプーン、取扱説明書
更新: 2016/01/10
美味しさ

驚き

私も、両親も、驚くほどの違いを感じました。

お客様は「豆を変えたのの?」とお尋ねになります。

 

濃くて、香りが良くて、美味しいです。

 

豆も水も、おそらくは抽出温度も時間も変わらないので、やはり全ての抽出液をポットに落とさない工夫が効いているのだと思います。

この工夫は、いちいち残った抽出液を捨てる「もったない感じ」と「面倒な作業」につながります。

でも それだからこそ美味しいんだと お伝えしたいんです。

  • 購入金額

    3,240円

  • 購入日

    2015年08月頃

  • 購入場所

    ヨドバシカメラ

27人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (10)

  • sorrowさん

    2016/01/11

    フェレンギさんのこの前の記事を読んでから、フィルターを濡らしてから豆を入れる、抽出液のの最後は捨てる、ということは実践しています。ハイ。

    素朴な疑問で申し訳ないのですが、豆と皮が混在しているものを高温で、しかもじっくり抽出すると始めからエグみが出てるような気もするのですが、エグみが抽出されるのは後の方であるというということでしょうか?自分で実験してみれば直ぐ分かりますよね・・・
  • フェレンギさん

    2016/01/11

    sorrowさん こんにちは
    ご質問にお答えします。



    前のレビューできちんと書いておりませんので、まず豆と皮の問題から書きます。

    お店ではこのレビューの一番上に掲載している業務用のコーヒーミルを使っています。
    挽いた豆は三角錐ポット下部に位置するタンクに落ちる仕組みです。
    このポットの中に溜まった豆を、缶に移す時にコツがありまして、「ササ~ッと」落ちた分だけを使うんです。 
    当然硬い豆成分より薄皮成分は軽いので、この時点で薄皮成分はポットの中に残ります。
    ちょっと勿体無いけど、それは捨てます。
    豆屋さんで買うと、それはお客様のクレームに繋がるからか、バンバンと叩いて全ての成分を袋詰されることが多いですが、私は美味しさのために少し贅沢をしてます。
    これがウチのコーヒー缶の中身です。 ほとんど薄皮成分が見当たらないでしょ?


    家庭用の小型コーヒーミルでは、手回し・電動でも、上記の様な処理は難しいと思います。
    東芝製コーヒーメーカーに付属する「フリフリセパレーター」は、雑味成分を取り除くひとつの工夫だと思いました。
    フリフリセパレーターの代わりにオススメする方法は、原始的ではありますが、「缶の中に溜まったコーヒーに混ざっている軽い革成分を(息を吹きかけて)飛ばす」ことです。
    案外上手く飛んでくれます。

    >豆と皮が混在しているものを高温で、、、 とお尋ねになった事への回答にはつながらないかもしれませんが、できるだけ「混在」させないようにして下さい。

    抽出液の最後は捨てる  
    理由の大部分は、最後になればなるほど「薄いコーヒー」しか出てこないからです。
    科学的な説明は出来ませんが、その薄いコーヒーには雑みが多いと教えてもらった事の受け売りです。

    自分自身でも「科学的な納得」は得ていませんが、体験として「間違っていない」と思いますので
    これで回答とさせていただきます。

    美味しいコーヒーをお楽しみくださいね。
  • sorrowさん

    2016/01/11

    丁寧なご説明、有難うございます。

    >軽い革成分を(息を吹きかけて)飛ばす

    これいいですね。今、手元に手挽きミルがないので、帰ったらやってみます。豆の精製法によっても色々変わって来そうで、奥が深いですよね。コーヒー大好きです。
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