凝り過ぎていないところが魅力

本製品の本体（軸部分）は何らかの金属で出来ており、パールホワイト塗装が質感を高めています。同シリーズにはブラック・ホワイト・ブルーの3種類のカラーバリエーションがあって、シンプルで癖のないデザインにより男女の境なく使えるモノに仕上っています。

清楚なホワイトで、軽量（約8g）です。
他のカラーも軸部分はホワイトとなります。

フルサイズのペンよりは少し短いコンパクトサイズです。

短過ぎず、細過ぎずという感じで携帯しやすいサイズです。

ペン先部分は、直径約8.5φのドーム状で金属繊維でできており、何となく茶漉しを連想させる感じですが、金属繊維だけではコシが弱いのか、内部に柔らかいシリコン素材が入っているということです。

接写してみると金属繊維の様子がよく分かります。

第一印象が「茶漉しに似てる」でしたw

内部のイメージ（ネットより）

触った感触としては一定のペコペコ感があるシリコン製とは違った金属繊維ならではのソフト感と柔軟性があります。画面をタッチした感触は何となく指先の感触に似ているかも知れません。

弾力のある柔らかさで、指先の感触に似ている気がします。

尾の部分には携帯に便利なペンクリップとストラップ用の孔があいていて、使う人のスタイルに合わせて選べます。ただ、このノックボタンのような部分は全く役に立たないので不要だったのではないかと思います^_^;

ペンクリップは樹脂製なので強度は...^_^;

ストラップを付けられるのは嬉しい配慮ですね〜

100均モノのような2色ボールペン付きといったギミックはありませんが、シンプルな分しっかりとした作りでグラつきなどもなく安心して使えますし、あまり凝り過ぎていないところが逆に魅力ではないかと思います。

この裏返し的な扱いがイマイチ好きになれません（100均モノ）
あと、回転繰出し式ボールペンのせいで中央部がグラグラしますw

スムーズで軽いタッチ

シリコン製のペン先は端末の画面上で動かすと少し引っかかる感じというか、ゴムっぽい抵抗感がありますが、本製品の金属繊維でできたペン先はとても滑らかで軽快に動かせます。逆にシリコンの抵抗感に慣れてしまっていると若干操作しづらいと感じるかも知れません。。。

シリコンの先端と比較、形は似ているものの使用感は全くの別物です！

さすがに「ゲーム用」と謳っているだけあって、素早い動きにも軽快に対応しながらも、ペン先がすり減る感じがしないので、ガシガシ操作するスライド系のパズルゲームなどに向いていると思います。

指先より細いので絵柄を確認しやすい。

実は私はこの手のゲームは苦手です^_^;

一方、アイテム探しモノや謎解きモノなどでポイントを正確にタップしたいといった用途には若干不向きではありますが、指でやるよりはいくらか正確にタップできるようです^_^;

わざと押し間違い（ストアに飛ぶ）させるように配置されたリンクが多いw

ピンスポットは無理ですが、指よりは良いかも！？

なお、両手でゲームパッドを持つような感じでコントロールするタイプのゲームには向かないみたいです。（少なくとも私には無理でした^_^;）

RPGやアクション系の移動には向きませんが、コマンド入力ならいけます。。。

任意の場所をスワイプするタイプのゲームは指のほうが気楽でした^_^;

手書きメモのようなアプリなどは、指先入力とあまり変わらないだろうと思っていましたが、意外なことにタッチペンのほうがスムーズに書けますね〜

よく分かりませんが、これは単にペンを持って書くという習慣が身についているからでしょうか？何にしてもメモ書きはペンを使ったほうが捗ります。

まぁ、指でもペンでも下手さは全く変わりませんねwww

また、画面上のキーボードから文字を入力する時に、指先入力だとアルファベットなどを入力する際にうっかり隣のキーをタップしてしまうといったことがありましたが、本製品を使うと多少先端が細い分だけ間違いにくくなります。

このタイプなら金属繊維タイプがオススメ！

本製品はシンプルで乾電池なども不要で扱いやすく、ペン先に金属繊維を採用することで耐久性もあるので、端末と一緒に持ち歩いてゲームなどにガンガン使いたくなるタッチペンです。

そして、何と言ってもタッチペンのメリットは画面を汚さないというところが魅力なので、ゲーム以外のアプリでも用途によっては十分使えると思いますし、普段使いにもってこいだと思います。

ただ、タッチペン全般に言えることですが、電車やバスなど常に揺れている環境だと、ペンを持つ手がうまくホールドできなくて、誤操作してしまう場合が多々あります。このようなシーンでは片手で端末を持ちつつ、その持った手の親指で入力したほうが揺れに同調できるので、遥かに正確にタップできますので、普段使いに向いているとはいえ、やはり万能ではなく「使い時」を考えて使うべきだと思いました。

100均モノと差別化しにくい商品ですが、ペン先ひとつで使用感がこんなにも違うということを体感できました、そして、今まで持っていたタッチペンの悪い印象が払拭できて、ぜひ使ってみたいという気持ちに変わりました。

黒背景だと透明部分が透過してメタリック感が増して雰囲気が変わりますね。

今回モニターレビューした他の2製品のレビューはこちらです。