本体が小さいだけに入っている箱も小さかった。

重量も軽いので、届いた時に何が届いたのか差出人を見るまで気づきませんでした。

内容物は本体、ストラップ、説明書、保証書、カバーが付属します。

前からの見た目がかわいいぞ。

小さいので子供でもしっかり持てます。

接眼部は引っ張る事で伸びて、一番引っ張りきった所で軽く止まります。この出せる距離によって眼鏡使用時の使い易さが変わります。

眼幅を一番縮めたところ

ボディを開閉する時は、左右一緒に動きます。

近年購入した双眼鏡と比べると

本品のコンパクトさが分かります(^^

そして明るさの違いが分かるというひとみ径のサイズを比べてみると、こんなにも違います。

レンズの中の白い点の大きさが全然違いますね。

ケンコーのモノの明るさは「1.96」(最低倍率20倍時)しかなく、本品は「6.7」でレンズをのぞけば明るさの差は歴然としています。

まぁ、倍率が違うのでこれだけで暗くてダメだというのも違うと思いますが、巷でズーム双眼鏡は酷評されていますね。

ただ、暗いズーム双眼鏡は使いどころがあまり無いのも事実だと思いますが．．．

「PROSTAFF 7S」のレビューで唯一レンズを通して撮影した画像を比べてみます。

既に「PROSTAFF 7S」は無いので極力同じにしたかったのですが、撮影したスマホは一緒ですが

縦・横違えて撮影してしまいましたが、目標物の大きさは分かると思うのでそのまま掲載します。

前回と同じ 180cmの机を 2台繋げた先に全高 8cmほどのフィギュアを置いて撮影しました。

本品 ＋ 「DIGNO M」撮影

当然「PROSTAFF 7S」より目標物が小さくなりますが、その分範囲が広く見えるので実際に使う時には対象物を捉え易いです。
（接眼の仕方で写り方が変わってしまいます）

「PROSTAFF 7S」 ＋ 「DIGNO M」撮影

ケラレを消すにはズームすれば消えますが、スマホはデジタルズームなので画像が粗くなってしまうので、デジカメで人形の全体が収まる程度までズーム撮影してみました。

本品 ＋ 「PowerShot S120」撮影

今回は机のヘリを利用して撮影しているので簡単に撮れていますが、屋外ではそんな事出来ませんので、三脚に載せたりスマホ撮影の方法をなんとかしたいなぁ。

やっぱり自作か(^^;

ACULON W10の 8倍のモノと本品の実売価格を価格コムで調べると本品の方が 300円程高いので、特にこだわりが無いようならば ACULON W10の方が防水仕様な分お得かもしれません。

しかし本品を使ってみて言えるのは、明るさや視界の広さ、クリアさから 1万円以下の双眼鏡でオールマイティに使いたいなら、本品を買っておけば後悔せずに済むでしょう。

これで後悔するようなら、どれを買っても後悔します。

おまけ

先日、春に他界した義父の遺品を整理していたらなんとタンクローが出てきました。

型番が「UCF M」となっており、既にホームページの販売終了のところにも載っていませんが、やっぱり定番の一品なんだなぁとしみじみしちゃいました。

手入れは全くされておりませんでしたが、のぞいてみても特にカビが生えている様子も無く本品に比べるとクリアさが足りない感じですが十分使えますので、息子が喜んで使っています。