思ったより簡単でした
長年、auキャリアにお世話になってきましたが、スマホで月々8,000円という出費はやっぱりイタイ…。それに、ここ1年は奥さんもスマホにしたので、地味に通信費の出費が気になっている所でした。そこで、自分がまず人柱?になり、最近流行のMVNOに移行して通信費を節約してみようと思ったのがそもそもの発端です。
まず、自分がau iphone5から、OCNモバイルONEのSIMとこのZenfone5の組み合わせに変更した際の流れを簡単にご説明します。
①NTTコムストアで音声対応SIMとのセットを申し込む
ネット上での申し込みです。一般的な通販の注文フォームのような作りになっており、申し込みしやすかったです。
住所氏名、連絡先の電話番号、支払いに使うクレジットカード情報、契約するデータプラン、050Plusに同時申し込みするか(申し込みすれば月額300円のところ無料)などの情報を入力します。
②端末や音声SIMなどが送られてくるのをとにかく待つ!
自分の場合、ちょうど1週間で手元に端末と音声SIMが届きました。
申し込みの際に、人気商品の為1週間以上発送に時間がかかるという注意書きもありましたね。
到着前日に、上記のようなメッセージが連絡先に指定した電話番号に送られてきました。
③本体にSIMを入れて起動!
SIMはDocomoSIMです。本体の裏蓋をカパッと開けて、SIMスロットに挿します。挿す向きは図柄が描いてあるのでその通りの方向に。ついでに、右上にMicroUSBスロットがあるので、事前に準備していたものを挿します。
電源ON!!初期設定は、普通のAndroid端末と一緒。Googleのアカウントを紐つけます。ほか、FacebookやTwitterなどのSNSも紐つけていきます。自宅の無線LANもきちんと認識しました。
あっけなく通信可能な状態に。
一応、初期設定の方法が同封されてきたしおりに書かれていますが、すでに設定済みで送られてきていることが分かります。本来であれば、「設定」画面の「APN」の中に、「OCNモバイルONE」の接続情報を入力しなければならないのですが、既に入っています。しかも、他のSIM設定の情報も大量に。これなら、別のSIMに交換しても簡単に使えそうですね!
以下は、直接ZenFoneに関係する内容ではありませんが、付帯事項なので一応。
④auの解約
無事通信可能であることを確認したら、auの解約にauショップへ。
誰でも割という、いわゆる2年縛りプランに入っていたため、2年に1度の解約月以外の月に解約すると、契約解除料9,500円(税込10,260円)がかかります。自分の場合、次回の解約月は2016年の10月。待ってられんわい!という事で、解約料発生を承知で解約しました。
解約手順は実に簡単。auショップに出向く以外はすんなり。ちなみに、auショップでは数人お客がいましたが、そのうち、自分を含めて2人は解約、1人は回線利用休止、残りの4人はみんなiphone6への機種変のようでした。
解約の際、それまで使っていた端末を持って行く必要はないようで、使っているiphoneの提示は求められませんでした。そのため、中に入っているSIMカードなどはそのまま。解約する回線の電話番号と、契約時に決めた4ケタの暗証番号を入力します。
そして、解約手数料発生や、回線停止日(その日から)に同意する書類に署名して終了。捺印などはなしです。
解約手数料は、翌月分の利用料金に上乗せして引き落としとの事。窓口での支払いもありませんでした。
⑤iphone5を売る!
売却には事前準備が必要です。
まず、iOSの「設定」⇒「iCloud」⇒「iphoneを探す」をOFF。
次に、「設定」⇒「一般」⇒「リセット」を選択し、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタッチする。
これで、完全初期化されます。
再起動すると、「こんにちは」が多言語で表示される画面になります。ここまでで電源OFF。そのまま買取店に持って行きます。
もちろん、事前に電話帳の以降やその他、重要なデータの以降は済ませておかなければなりません。
自分の場合、iphoneの連絡先は「CopyTrans Contacts」というソフトウェアを使って、PC経由でGoogleの連絡先にコピーしました。
ほか、写真や書類などのデータは、DropboxやAmazonクラウドドライブなどのクラウドサービスを元々活用していたため以降は難しくありませんでした。
こうして、手元を離れる準備ができたiphone5。買取店はネット上でたくさん見つかりますが、宅急便で送るなど面倒なので実店舗にしました。自分の場合はゲオ。
一応、外箱や充電器類、説明書類も一緒に持って行ったのですが、ゲオの場合、本体以外の付属品がなくても買い取ってもらえるし、むしろ、あっても買い取り金額は変わらないとの事。手持ちのiPad用に急遽ライトニングケーブルは回収しました。
買い取り前の承諾書には、色々書かれており、ごく簡単に言うと、支払いの残りがないか?とか、支払いが滞ったことで次の所有者に通信制限など生じた場合は責任を取ってもらうよ!という内容でした。
自分の場合は支払い済みだったため問題なかったですが、支払いの残りがあっても買い取り自体は大丈夫なようです。
簡単に店員さんが外観と型版を確認してすぐ見積もりを出してくれます。と、その前に液晶保護フィルムが貼ってある場合は、店員さんは取れないので取ってくれと言われます。見積もりは7,500円。ネットでの買い取り業者の中にはもっと高い価格のところもありましたが、利便性重視で良しとしました。承諾書記入後、動作確認やネットワーク接続等に不具合がないか確認されます。およそ15分ほどで最終買い取り価格が提示されました。ゲオのアプリでちょうど携帯電話買い取り価格20%UPのクーポンが出ていたので、9,000円での買い取りとなりました。
以上な感じです。気をつけるべきは、auの誰でも割の解約料。それでも、これまでのauでの月額料金とこれからの月額料金の差額を考えると、2ヶ月ほどで元が取れます。
また、初めてスマホを売却したのですが、事前のロック解除や初期化はしっかりやらないとダメなのは気をつけるべき点ですね。ちなみに、auで解約した際に本体内に残っていたSIMカードは、ゲオにSIMスロット開閉ピンが常備されており、店員さんが外して返してくれます。
iphone5と何ら遜色がない
大きさは、5インチスマホの中でも大きい方だと思います。iphone5と比較すると2まわりほどデカイです。片手操作はほぼ無理。厚みは、背面が丸みを帯びているので物理的に厚みはありますが、持った感じは持ちやすく、特別分厚いとは感じません。むしろ、ホールド感は高いですね。
ホーム画面です。独自のZenUIの統一感は心地よく、操作に困ることはまずないでしょう。また、What's nextという独自アプリは、天気や気温のほか、カレンダーに記載したスケジュールと連動して予定を表示してくれます。こういったカスタムできるガジェット関連はiphoneにはなかった機能なので便利で重宝しますね。
画面右側を上から下に指を滑らせると、クイック設定画面が現れます。ここで画面の明るさ設定や、Wi-FiのON/OFF、画面回転ON/OFFなどの多くの機能をワンボタンで使えます。
特に、メモリ解放アプリが標準で搭載されているのが便利です。
基本スペックは下記のとおりです。
画面:5インチ / IPS / 解像度: 1280 x 720 ピクセル HD、静電容量方式マルチタッチスクリーン、CorningR GorillaR Glass 3, 手袋モード対応
大きさ:148.2 x 72.8 x 10.34 mm
重さ:145g
カメラ:メインカメラ:800万画素 / LEDフラッシュ / オートフォーカス、PixelMaster
フロントカメラ:200万画素
内蔵ストレージ:8GB
RAM:2GB
CPU:Qualcomm MSM8926 QuadCore 1.2GHz
バッテリー:2110 mAh リチウムポリマーバッテリー
OS:Android 4.4 KitKat
ナビゲーション関連:GPS、GLONASS、A-GPS
カメラ機能は、シーンセレクトなどの機能自体は豊富ですが、肝心の映りとなると、iphone5に及びません。ちょっと残念ですね。
ほか、内蔵ストレージが8GBという点が気になりますが、MicroSDカードの併用で解決できます。
プリインストールアプリのほか、DropboxやらSNSアプリやら、一通りのアプリをダウンロードしたところ、上記の通り8GB中4GB使用。これだと、やはり写真や動画を保存するのは厳しいので、写真データ等はMicroSDカードに保存する設定をします。カメラアプリの設定⇒保存先から変更可能です。
また、アプリ自体もMicroSDカードにインストールできるものであれば優先MicroSDを使う設定もあります。この設定は、既に内部ストレージにインストールしたアプリをMicroSDに移行することも可能です。
肝心な操作性については、はっきりいって驚きです。長年iOSを使ってきた自分としても、何ら不満点なし。直感的に操作できます。タッチ操作の反応も良く、iphone5と遜色ありません。
長く使いたいですね
iphoneに比べて高級感はないか?と言われれば、感じ方は人それぞれでしょうが、デザイン面ではよくある5インチスマホとあまり違いはありません。狭額縁仕様ではないので、ややデカイかな?という程度です。外観はプラスチックとガラスなので、iphoneよりは素材的な要因で高級感は薄れますが、普段使いにはかえってこちらの方がカジュアルで良いのでは?とも思います。
ケースやフィルム類は、日本ではメジャーな端末ではないのでそれほど多く出回っていませんが、一通りそろいます。ガラスフィルムや純正のカバーケースなんかもあります。
また、AndroidOS自体も、長年iOSを愛用していた自分でも入り込みやすい作りなうえ、ZenUIがうまく溶け込んでいる感じで実に使いやすいです。また、iOSと違いガジェットなどで自由にホーム画面がカスタマイズできるのは実用的で楽しいですね。
本体右上にメールや着信などの通知ランプがあるのも地味に嬉しい。
気になった点といえば、SIMとの相性かもしれませんが、Wi-FiからLTEに電波が切り替わるのがやや遅いです…。長い時では20秒ほど切り替えラグがあり、ちょうどその間に着信があると受信できません。その際は、不在着信扱いでメッセージに通知されます。ラグは長い時も短い時もあります。電波状況にもよるんでしょうね。頻繁に電波を切り替える場合は注意が必要かもしれません。
各安SIMとセットで販売されており、まずMVNOってどういったものか?という事を知る為に購入してみましたが、スペック以上の満足感を得られています。設定も難しいところはなく、思ったより導入難易度が低かったこともポイントですね。
あとは使い続けての耐久性やシステム上の不具合などを検証して真のレビューをするべきですが、利用開始時の満足度はとても高いです。また、個人的にASUSは自作PC等でお世話になったメーカーなので信頼性としては高い方だと思います。
何かありましたら随時追記していきたいと思います。
-
購入金額
25,920円
-
購入日
2015年02月21日
-
購入場所
NTTコムストア
jakeさん
2015/03/03
Androidは機種ごとにカスタマイズされてたりアプリがバンドルされてたりと、
ちとややこしいのがネックですかね。
退会したユーザーさん
2015/03/03
ジュンさん
2015/03/03
退会したユーザーさん
2015/03/04