レビューメディア「ジグソー」

Android Wearというプラットフォームの今後に期待したい、手放せない相棒

最近Lolipopにアップデートされた、Android Wear搭載スマートウォッチ

前々からAndroid Wearというプラットフォーム自体は気になっていたものの、同期環境にAndroid 4.3を搭載したスマートフォンが必須だったこともあり、スルー詩ざるを得ない状況だったのですが、今年9月にメイン機をAndroid 4.4.2を搭載した

に乗り換えたことで条件をクリア。

あとはパッチコさんのレビュー

見てたら物欲がわいてしまったのもあってついに買ってしまいました。

ソニーが販売しているスマートウォッチ、SmartWatch3 SWR50になります。

昨年登場したSmartWatch2 SW2の後継機で、OSがAndroid 4.0ベースの独自OSからGoogleが提唱するスマートウォッチ用にカスタマイズしたAndroid OSである「Android Wear」を搭載したことでXPERIA以外のBluetooth搭載スマートフォンとも連携ができるようになりました。

買ってすぐその場で開封してペアリング設定を行ってしまいましたw

同期するにはAndroid Wearの同期クライアントが必須で、ペアリング設定を行わないと時計として使うことすらできません。NFC対応スマホであればかざすだけでGoogle Playのリンクを表示してくれるようですが、NFC非搭載スマホでもGoogle Play Storeから入手できるのでそちらをインストールすればOKです。

最新のアップデートがある場合直ちに適用されるようで、ちょうど購入した時にはAndroid 4.4 "Kitkat"ベースのAndroid 4.4wから最新版であるAndroid 5.0.1 "Lolipop"がリリースされていたのでそちらが直ちに適用されました。このバージョンでは新しく

サードパーティ製ウォッチフェイスの変更

映画館などで使うための「シアターモード」が追加(常時点灯状態の「サンライトモード」も追加されているのですが、本機ではサポートされていません)

などが追加されています。

付属品はSWR50本体(コア)と黒のリストバンド、microUSBケーブルとマニュアルになります。パッチコさんがレビューしているホワイトモデルはソフトバンクストア限定、これのほかにライムが来年1月以降に新色として販売予定で、オプションでホワイト、ピンクのリストバンドが単品販売される予定になっています。(現時点では発売日未定)

できることは基本"Z Watch"と同じ。ただしGoogle Nowが組み込まれているので柔軟性は増している

スマートウォッチなので基本できること自体は同じAndroid(こちらは”そのもの”)が搭載された

と同じで、母艦になっているAndroid搭載スマホの通知を表示してくれるのですが、Google製アプリやTwitter、LINEなど、対応しているアプリの一部は

その場でメール本文を確認する

ボイスコマンドで返信する

といったことが可能となっています。また一時期はやったYoなどはAndroid Wear側にもアプリがインストールされるのでスマートフォンを取り出すことなく「Yo」できたりするのは便利だったりします。

またフィットネス機能も搭載されており、「Google Fit」「Lifelog」アプリをインストールすることでその日歩いた歩行数や自転車でサイクリングした時間のログをとってくれます。これが意外と便利でSWR50を外に持ち出すのが楽しみだったりします。(余談ですがSWR50自体にもGPSが内蔵されています)

短いバッテリー稼働時間やアプリ充実など、課題はたくさんあるが楽しい端末

「Android」ベースの時計なので専用アプリもインストール可能で、Google Playでは様々なWear対応アプリケーションがリリースされています。その中で専用アプリランチャー「Wear Mini Launcher」は標準ではわかりづらいアプリの起動を通常のAndroidと同じようにランチャーから起動できて必須ともいえるアプリですし、「Wear Internet Browser」はAndroid Wear OSに内蔵されているChronium WEBViewコンポーネントを使用してBTデザリング経由でWEBブラウズすることができるのでスマホを取り出せない場面などでは結構重宝します。(キーボードがないので基本母艦側で登録したWEBページの観覧がメインとなります)

ただしこれらのアプリも一度母艦であるスマホにインストールして転送という形をとっているせいか容量が少ない302HWではあまり多くのアプリをインストールできないのは痛いところ。

またバッテリーのもちは3コア殺されているとはいえミッドレンジ機に搭載されているQualcomm SnapDragon 400(1.2Ghz)が搭載されていることもあってか結構消費が激しく、仕事中にデフォルトの設定で使っていると半日持たないのはちょっと残念なところ。ただしAndroid 5.0.1で実装されたシアターモードを使って仕事中は画面表示を完全に切ってしまえば1日持たせることは可能でした。

現状では日本語対応アプリも少なく、まだ”出始め”といった感じのAndroid Wearですが、今後のアプリの展開によってはもっと盛り上がってもよさそうな感じです。

現状でも非常に便利に利用できるので既に手放せない端末になっています。

  • 購入金額

    27,000円

  • 購入日

    2014年12月16日

  • 購入場所

    コジマxビックカメラ 新座店

23人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (3)

  • パッチコさん

    2014/12/23

    持ち物リンクありがとうございます!
    レビューを見て購入されたというのは、書き手にとってこれ以上の幸せはないですね♪

    私のやつはバッテリーがとりあえず2日は持ってくれますが、設定が何か違うのですかね。
    本日入れたパックマンのウオッチフェイスは電池食いそうです。

    表示モードの切り替えについては母艦側のOSがLolipopになると設定できるそうですよ。
    うちもNexus9があるのですが、wifi版を選んだことで、結局Xperiaで稼働中です!
  • クドフィリアやってるガジェ獣かのあゆさん

    2014/12/26

    >>パッチコさん
    パッチコさんのレビュー見なかったらSWR50の購入きめなかったかもしれなかったので、非常に参考になりましたです>ω<
    そうなんですよね。母艦がLolipopだと通知レベル変更できるんですが、現状LolipopがNexus端末とNVIDIA SHIELD、LG G3など一部の端末にしか降ってきていないことや日本ではキャリアの移行も絡んでくること、Kitkatがリリース1年後でようやく普及してきたことを考えるとほかの端末でこの機能使えるのは当分先になりそうなのが残念なところですね…(さらに言えば302HWの場合Kitkatで打ち切りでしょうから…)
  • クドフィリアやってるガジェ獣かのあゆさん

    2014/12/26

    >>パッチコさん
    パッチコさんのレビュー見なかったらSWR50の購入きめなかったかもしれなかったので、非常に参考になりましたです>ω<
    そうなんですよね。母艦がLolipopだと通知レベル変更できるんですが、現状LolipopがNexus端末とNVIDIA SHIELD、LG G3など一部の端末にしか降ってきていないことや日本ではキャリアの移行も絡んでくること、Kitkatがリリース1年後でようやく普及してきたことを考えるとほかの端末でこの機能使えるのは当分先になりそうなのが残念なところですね…(さらに言えば302HWの場合Kitkatで打ち切りでしょうから…)

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