レースゲームに必要なのはやっぱりスピード感。
マルチプラットフォームで発売されている本作ですが、PS4版は断然グラフィックがキレイで、コントラストがはっきりしています。また、スピードに応じたエフェクトにより、スピード感がハンパなく、カーチェイスの疾走感と緊張感を高いレベルで体感できます。
対向車線無視で走ってくるレーサーと、300km/hオーバーで正面からニアミスした時なんかは、まさに脳汁が噴出するほどのスリルを味わえます。
このゲーム、レーサーか警察かを選択し、オープンワールドの中で鬼ごっこするというゲームです。
レーサーでは、ガジェットで邪魔をしたりされたりしてレースで1位になるのが目的の「リアル版マリオカート」のような楽しみ方ができます。
警察では、いたるところで暴走しているレーサーを追いかけ、ガジェットや体当たりでレーサーの車を破壊していく「リアル版TAITO CHASE H.Q.」のような楽しみ方ができます。
レーサー、警察のどちらをプレイするかは何度も変更可能で、2通りの楽しみ方ができます。
個人的には、カーチェイスしなくても、警察陣営で高速ドライブしながら天候や朝晩の変化を楽しむのもこのゲームの楽しみ方だと思います。
カジュアルな操作性
シミュレーターではなく、派手なカーチェイスをウリにするこのゲームなので、操作性はかなりカジュアル向き。カーブの前にちょこんとブレーキを踏めば割と簡単にドリフトします。時速300km/hからいっきにブレーキを踏みこめば180度ターンも容易にでき、急な進路変更もできます。
ちょっとカジュアルすぎないか?とも思いますが、高速走行のカーチェイスなので、このくらいカジュアルでないとうまく操作できずイライラが募ると思います。
唯一操作系で残念な所は、ポーズができない点。常時オンライン接続(オフも可能)で、オープンワールド上にほかのユーザーも存在しているシステムだから仕方がないかもしれませんが、常に時間が過ぎるので、ジュースを飲んだりiphoneをいじったりするヒマもありません。GPS起動やイベント選択の場面でもそうです。レーサーを追跡中に電話がかかってきたりしたら最後です…。
せめてオフライン設定でプレイする時だけでもポーズ機能は欲しかったと思います。
レースゲームの傑作。
とにもかくにも、他のレースゲームでは味わえないスピード感とスリル。
レースゲームで夜間走行がこんなにもスリリングなのは初めてです。フロントライトとテイルランプの明かりを頼りに爆走します。夜間+雨の場面なんて、雨で見にくくなり本当に運転する時のように視界が不良です。
登場する車種が少なめではありますが、シミュレーターではないのでそれほど気になりません。
レーサ、警察と2つのシステムを楽しめて、レースゲームとしての魅力も素晴らしい。
間違いなくレースゲームの傑作だと思います。
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購入金額
5,800円
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購入日
2014年08月頃
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購入場所
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