本家本元の ASCIIパロディ版 AhSKI!の復刻版で、ASCII 1999年12月号の特別付録です。

もともとアスキーパロディ版は 1981から88年まで 4月1日に発行されていたもので、

パロディ版BSD magazine はその後をつぐもの

'82は 月刊アスキー別冊 蘇るPC-9801伝説 永久保存版 に

'84は『みんながコレで燃えた!NEC8ビットパソコン PC-8001・PC-6001 永久保存版に

再録されております。

'81 の記事で

「窮極のメモリデバイス, 9046 x n WOM」

※WOM : Write Only Memory ... 書き込んでも内容を狙って読めないメモリ…

'86 の記事で、

本の館　という書籍紹介で、演芸的プログラミングとパソコン業界、本日モ反省ノ色ナシ

とか…

文芸的プログラミング(Knuth教授本) のタイトルのパクリ…

映画・演劇

・ミロクの経理圏

　（ミクロの決死圏＋経理システムのミロク…）

・からまんボー　怒りの脱水

求人コーナー

・00H からインクリメントしながらXORできる人、ただし初期値００Hの方

・一般事務　箱に入って事務をするだけの簡単なお仕事

・カセットテープにラベルを貼るだけの簡単なお仕事

・電話オペレータ　苦情を聞いてうなづくだけの簡単なお仕事

'87 の記事で、

「究極のCコンパイラ,C±, (void)C」「町工場87」

※このとき ANSI-C (C90)のドラフト準拠のコンパイラがいろいろリリースされてた

※フジサンケイがやってた コミュニケーションカーニバル夢工場'87のぱくり。

　去年までやってた お台場合衆国の前身。まだフジテレビは河田町にあった。

「近代プログラマのタ」

パソコン・イメージキャラクターのなぜ

というネタ。

本来は　「近代プログラマの夕」という ホーテンス・S・エンドウという連載。

http://www.amazon.co.jp/dp/4756105289

ホーテンス・S・エンドウは、当時アスキーの編集部に在籍し、その後編集長にもなった 遠藤諭氏(現　角川アスキー総合研究所取締役兼主任研究員）のペンネーム。

'88の記事

「日の本電気がPC-9800シリーズの新機種を発売」

1. (PC-9801XL)²

2. VX21コンバーチブル

「AXの後継規格登場」

※AXというと、PC/AT に EGAに日本語対応＋解像度アップしたJEGAを載せたパソコン。

　解像度的には 640x480なんですが JVGA や DOS/V によって陳腐化してしまったもの。

　なのですが、ここでは AX : AH + AL に対して、BX,CX,DX,BP,SI,DI,SP,CS,DS,SS,ES,F,IP,MSWまで拡張した8086のレジスタマップを図として載せている。（年寄にしか分からんネタになってしまったなぁ）

「ソニーのトロン開発が判明」

トリニトロン、ゆとりにとろん、ジャンボトロン…　いや、TRON PROJECT自体が米国とNECの横槍で忘れられてしまったうえ、トリニトロン自体やめてしまった今では何の意味もない。

「1999年の互換機環境 コンパチマシンの現状とその未来」

これも1988年版から。

記事自体は真面目な話。

IBM System 360 互換機としてのアムダール、

IBM PCに対して 日立ベーシックマスター16000

ただ〆の言葉が　「このマシンはうごかんきー」

ただ冗談で済まなかった記事が２つ。

アスキー出版, 半導体内製化へ

82年の記事ですが…その後のアスキーは内製しちゃった…

ア・スキー　航空輸送業界進出

あとで航空機2機買ってしまった筈なんですがね…ネット上に記事が残ってないねぇ。