メーカーさんは、「2つ重ねて持ち運びが出来る、新発想」とか言っていますが、別に、２つ重ねても変身したりパワーアップはしません。小さいのを2つ買っても、余り変わりません。「合体」と表現する様な物でもありません。今日は、１個だけ使いました。

　ずっと前から持っていたのですが、「雑炊」に挑戦したのは初めてです。「味噌汁」なら何度も持って来たことがあります。

　昔の「魔法瓶」の様な物です。あれは良く遠足や運動会で転んで割る子供が居ましたが、最近はステンレス製なので丈夫です。「保温瓶」などとも呼ばれます。電気や化学反応など一切のエネルギーを消費しない「エコ」なところが気に入っています。結構、歴史のある物ですが、これからの世の中にピッタリの製品です。

雑炊の仕込み方

　ボトルの中にご飯をかなり少な目に入れる。熱湯で一回洗い、お湯は捨てる。再び熱湯を注ぎ、蓋をしっかり閉める。お昼になったら蓋を開け、鰹節と適量の醤油を追加。ほとほどに温かい雑炊の出来上がり。

　仕込んでから4時間経っても、けっこう温かいです。「ちょうど食べやすい温かさ」でした。ごはんも柔らかくなり、本物の雑炊みたいでした。「鰹節だけ」のシンプルな味付けも、逆に新鮮でした。

　アイデア次第で、色々な料理が出来そう。今度は、刻みネギとか生卵を使って「溶き卵入り雑炊」に挑戦します。チーズを入れて「リゾット風」にするのも良いし、「スープパスタ」も面白そうです。

　今回は二段重ねの一段しか使いませんでしたが、次回は二段の「フルスペック」で考えて見ます。

　なお、たとえ密閉容器に入れていたとしても、絶対に「醤油」をポケットに入れないで下さい。いや、別に失敗したドジな人が近くに居る訳ではありません。