コードバンといえば、 ALDEN（オールデン）のローファーが有名ですが、

べつに ALDEN の専売特許でもなんでもありません。

最も高級な皮革素材といわれるコードバンを使った製品は、

通常の革を使う場合より非常に高価になります。なぜ、そんなに値段が違うのか？

馬革の希少な部位を手間のかかる工程で精製しなければ素材とならないからですね。

革の宝石コードバンが出けるまで - 日本経年変化協会

さて、日本の誇るブランド SCOTCH GRAIN の職人さんのハンドメイド

MADE IN JAPAN の丸刻印が誇らしげ。 

による、コードバン革を使った内羽根式の巣とストレートチップですが、

履き心地良し、デザイン良し、コードバンの輝き良し、

とその魅力は10年以上を経た現在でも色褪せることがありません。

ブローグ飾りのないプレーンなストレートチップに、

「メダリオン」と呼ばれる花状の穴飾りが付くのは洋靴のセオリーから外れていますが、

そこは日本の職人さんの遊び心が発揮されている部分なのです。

イギリス靴，スペイン靴やアメリカ靴もいいですが、

日本のみなさん、もっと日本製の革底靴も履きましょう。

日本の職人さんは世界に誇れる品質を作り出しています。