レビューメディア「ジグソー」

軽いことは良いことだ!古めのPentium4マシンで32bit版Windows8.1を試してみた。

2015.11.7 Pentium4-531にWindows10製品版インストールレビューの
      リンクを追記しました。(ページ下のリンクがあります)

Microsoftの最新OS「Windows8.1」です。
2013年10月に発売された最新のOSです(;=゚ω゚)=333

Windows8のマイナーアップデート(通常ならサービスパック扱いか?)にあたるバージョンですが、様々なアップデートが施されています。

ちなみに私は発売日に(*´д‘*)ハァハァな特典満載の窓辺ファミリーバージョンを購入しています。



こちらのレビューは任意とのことなので、強引に自作PCユーザー向けの内容にしていまいましょう(^^;

っという訳で、
「古めのPentium4マシンにWindows8.1(32bit版)を導入して快適に動作するのか?」

早速試してみましょう♪

■今回使用するパソコンの構成

【CPU】Intel Pentium4 530J
    (3.0GHz/800MHz/1MB/HT、XDbit対応、EMT64非対応)
【CPUクーラー】ジャンクで買ったLGA775用クーラー
【メモリ】PC5300-1GB×2=2GB
【HDD】日立 80GB(IDE)
【マザーボード】ECS 945GCT-M (Intel 945GC+ICH7)
【グラフィック】チップセット内蔵GMA950
【サウンド】Realtek ALC883(オンボード)
【LAN】Realtek RTL8100C 100BASE-TX
【ケース】M-ATX with SFX 220W電源
【光学ドライブ】USB接続のポータブルDVDマルチドライブ
【OS】Windows8.1(32bit)

※実はHDDは最初にS-ATA250GBのものを使用していたのですが、インストール中にクラッシュしたようなので、その辺に転がっているIDEの80GBに交換しました(´;ω;`)・・・

マシンの構成としては、
Pentium4や945チップセット、DDR2メモリなど2005年前後の状態ですね。
CPUがPentium4-530Jなので64ビットには対応しませんが、XDBitに対応しているので、Windows8.1の32ビット版ならインストール可能です。
懐かしい構成ですね(;=゚ω゚)=333
懐かしい構成ですね(;=゚ω゚)=333

とりあえず、BIOSも無事起動しました。
Pentium4(`・ω・´)!
Pentium4(`・ω・´)!


・・・果たして、このマシンでWindows8.1は快適に使えるのだろうか?
私も初めてなので興味津々です(;=゚ω゚)=333
(そう言えば、”Pro”の付かないWindows8.1も初めてですね)


■Let'sインストール!
32bit版のWin8.1は初めてですね!
32bit版のWin8.1は初めてですね!


基本的にはWindows7や8と同じなので迷うことはありません。
言語、キーボードの選択→パーティション設定→プロダクトキー入力を行うとインストールが開始されます。
インストール画面
インストール画面

インストール画面2
インストール画面2


10分ちょっとで端末の設定の画面が出てきます。
私はローカルアカウントで実験用の”user”というユーザーアカウントを作り、個人情報の使用は全て許可しない設定にしています。(まだ、これらを「デスクトップPCで」有効に使えるアプリが思いつきませんし・・・それからでも遅くは無いでしょう。)
端末及び個人設定1
端末及び個人設定1

端末及び個人設定2
端末及び個人設定2

これらが入力時にもセットアップを行っているようです。
それから数分でセットアップが終わりモダンUIが表示されます。
見慣れた画面
見慣れた画面

このスペックなのにインストールは物凄く速いです(;=゚ω゚)=333

はじめて起動したデスクトップ。
黄色で眩しい・・・
黄色で眩しい・・・

この時点でシステムドライブは8.21GB使用しています。
推奨では16GBなので思ったよりコンパクトです。
ディスクの使用量
ディスクの使用量

システムではちゃんとPentium4-3.00GHzとなっています(;゚∀゚)=3
システムのプロパティ
システムのプロパティ

後述するドライバインストール後でメモリ使用量が530MB程度です。
ワクチンソフトを入れると、150~300MB程度増えると思われます。
起動時のメモリ消費量
起動時のメモリ消費量


■グラフィックドライバ(945GC内蔵)はWindows7-32bit用を使おう
少し弄ってみたところ描画はもっさり・・・
解像度は4:3しか選べない・・・と思ったら、OS標準では945GC(GMA950)のグラフィックドライバは持っていないようです。
標準ドライバではフルHD解像度が出せません
標準ドライバではフルHD解像度が出せません

ディスプレイアダプターが基本ディスプレイアダプターとなっているのでドライバが当たっておらず、描画をCPUで行っているのでしょうね。
基本ディスプレイアダプタ・・・
基本ディスプレイアダプタ・・・

この状態でもインターネットには繋がった為、インテルからグラフィックドライバをダウンロードしました。945GシリーズはWindows8系のドライバが無いため、Winodws7(32bit)版を使用しました。
Win7用でもインストール可能!
Win7用でもインストール可能!

結果、フルHD解像度が選択できるようになり、描画もかなりスムーズになりました。
解像度が増えた
解像度が増えた

やっぱり、広い画面は良いですね(;=゚ω゚)=333
フルHD解像度のデスクトップ
フルHD解像度のデスクトップ


■サウンド(ALC883)はWin8-32bitドライバが公開されているので使おう
一応、OS標準ドライバでも音はなりますが、Realtekのドライバを入れると多ch再生やイコライザ、環境エフェクト等が使えるようになります。
Realtekのドライバ公開画面
Realtekのドライバ公開画面

色々な機能が使えるようになります
色々な機能が使えるようになります


■電源ON→デスクトップ表示→zigsowのHPを表示させてみた。


【動画の内容】
 3秒:電源ON
 22秒:タイトル(ログイン)画面
 34秒:デスクトップ表示
 55秒:IEでzigsowのHOME表示完了

デスクトップ画面まで、パスワード入力を含めて30秒なのでWindowsXPよりも速いと言って良いですね。IDE時代の80GBの遅いハードディスク&高速Bootに対応していないマザーでこの速度ですよ(;=゚ω゚)=333


■使用感と総括
この構成でWindows7を使用していたときより体感速度は大きく向上します。ウインドウの1つ1つの開く動作さえ速く感じます。

このスペックでは重いと思っていたIE11でのブラウジングも快適で、とても8年くらい前の構成で使っているとは思えないです(;=゚ω゚)=333

例えば、Youtubeで動画を見る場合、このスペックだと解像度が720pでギリギリ、1080pで紙芝居でした。Win8.1+IE11はHTML5に対応しており、HTML5プレーヤーが使えます。すると、720pは余裕で1080pもそこそこ再生できたりします。(同じスペックでもWindowsXPよりできることが増えた!)
Youtubeで1080pの動画を全画面再生
Youtubeで1080pの動画を全画面再生

Windows8.1はCPUがXDbitに対応している必要があるので、世代的には今回使用しているLGA775のPentium4が最も古い部類に入ると思います。それでいて、これだけ軽快に動作するとは思いませんでした。

まさに、こいつは「古いパソコンが息を吹き返す」素晴らしいOSであると言えます(;=゚ω゚)=333

デスクトップマシンで、タッチパネルのディスプレイを使用している訳では無いので、モダンUIのアプリケーションには正直魅力を感じませんが、この軽さだけでも大きな魅力になると思います。もうすぐ、サポート期限が切れるWindowsXPに固執している方にも検討する価値が十分にあると思いますよ。

もっとも、パソコンがPentium4世代の場合は本体ごと買い換えをお勧めしますけど(汗)・・・

======================================
レビュー課題はモチモノ「Office2013」の方に記載します。
こちらのレビューは任意と言うことなので、自作PCよりの内容にしてみました(^^;


■Pentium4-531にWindows10製品版をインストールしてみた。
まだまだ、Pentium4は現役ですよw

コメント (6)

  • jive9821さん

    2013/12/31

    アプリケーションレベルであればGallatinのPentium 4 Extreme Edition 3.4GHzの方が速いと思うのですが、XDbitをサポートしていないのでWindows 8.1化出来ないんですよね…。



    以前Windows 7でPentium 4 XEを試したことがありますが、通常操作には十分耐えるがアプリケーションレベルでは少々辛いという結果になりましたので、動くのならWindows 8.1を試してみたかったところです。
  • ふっけんさん

    2013/12/31

    jive9821さん

    私の場合、Pen4(LGA775)とPenDのそれぞれ3GHzでWin7を試してみましたが、PenDに比べPen4側が体感できるくらい遅くなりました。WinXPの頃はどちらもあまり変わらなかったのですが・・・OSのプロセスレベルでもマルチコアに最適化されているのかも知れません。

    とは言え、どちらも結果的にややもっさりだったので、今回、Win8.1がキビキビ動くことに驚きました。(HDDも遅いの使ってるのに・・・)

    478のPen4XEは面白そうですね。
    私もジャンクでPenXE840とか購入したいですが、対応マザーがあまり流通していませんね・・・
  • notokenさん

    2014/01/02

    観鈴が現れたようだ!

    Pen4と言ってもLG775位光のものでないとnxビット未対応なので、北森さんとかでは動かなかったはず。。。
    比較的新しい世代のPen4なら動きますが、消費電力的にC2Dの中古でも載せたほうがいい気もします。
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