PREMIUM REVIEW させていただいたPCのシステムドライブとして搭載されていました。

HDDにしては驚くほど起動もシャットダウンも速くて面食らいました。

それもそのはず、測ってみると納得の性能です。

システムドライブの責をSSDに明け渡してデータドライブとしてから

測定したのですが、ワタシの知らない「HDDの速度」ですよ。

ずっとノートPCを使ってきたので、イマドキの3.5インチHDDの性能に触れてなかったのです。

SATA300仕様の2.5インチHDDを さらにPCハード側がデチューンして走らせている環境で

何年も作業してきました。この世代のThinkPad は、SATA-II のチップを積んでおきながら

1.5Gbps （SATA-I 相当）の速度しか出ないように BIOS が制限しているのです。

このような 「SATA-I 残留孤児 」 とでも呼ぶべき 「 PC界の小野田少尉 」が、

WD10EZEX にインストールされたシステムが事も無げに立ち上がっていく20秒余り、

WD10EZEX にインストールされたシステムが手品のようにサッと消えていく10秒余り

といういずれの刹那を目の当たりにしてもわが目を疑ってしまうのです。

何度も何度も無意味に再起動してみるのでした。

そして換装した後も「こりゃひょっとするとSSDに替える必要はなかったのかも…」と。

　（ 比較対象のSSDはCSSD-S6T128NHG5Q です ）