オート撮影が賢く、基本的にシャッターボタンを押すだけでいい感じに写真が撮れます。

設定の変更も、露出補正のようなよく使うものはカスタムボタンに割り当てておくと、すぐに呼び出せて便利です。

細かいところでは、色温度やコントラストの微調整もすることができます。

筐体重量は約254g、大きさもやや大き目で、楽に持ち運べるという意味では限界のサイズだと思います。そのぶん、構えた時に持ちやすいです。

このサイズで望遠も20倍(500mm)まであります。球場で選手を撮りたいとなると、ぎりぎり大丈夫か少し足りないぐらいに感じました。

コンパクト高倍率のカメラということで、細かく等倍で見ると画質はそれなりと感じます。

背面液晶は綺麗で、太陽光の下でもそこそこの視認性を確保しています。バッテリも200枚程度撮ると無くなってくるな、という感じです。

充電はMicroUSBです。ACアダプタとUSBケーブルが付属しています。なお、いわゆるモバイルバッテリーでも問題なく充電することができました。

動画は、フルHD 60fpsで撮れるのはAVCHDのみで、さらにプログレッシブは1080pのみです。MP4は1440x1080@30fpsまでです。手振れもよく効きき、記録するだけなら全く問題はありませんが、望遠すると目に見えて画質が落ちるのが少し残念です。

記録写真を撮るには簡単で最適なカメラです。レビュー用の写真などにも使用しています。

街中での写真の例

Playmemories mobileを使って、スマートフォンへ写真、動画を転送することができます。外で撮った写真をすぐにSNSなどにアップしたい場合にすごく良い機能だと思います。

実際に使ってみると、ちょっと転送に時間がかかります。画像の転送に時間がかかるというよりは、接続→認証→切断に時間がかかっているような印象を受けました。

あまり快適でないことから、あまり使用しない機能になりました。

使用して3年ほどでジョグダイヤルの数値が飛ぶ症状が出たので修理となりました。

修理後は少しダイヤルが重い感じに、再生ボタンの感触も少し変わりました。

この手の回転系操作はよく壊れるな、という印象を持ちました。

長期保証に入っていたので販売店からの修理に出しました。かかった時間は約1か月です。正直少し長いと思いました。