東京マルイのトイガン。
一応年齢制限があって、購入・使用は18歳以上となっています。

パーツはほぼ樹脂製。
金属パーツはバネなどの一部分になっています。
そのため、見た目からして完全におもちゃですし、いじれる部分はほぼ残ってません。
改造ダメ絶対、というわけですね。

一方で、威力のほうはそこそこありますし、ホップアップ機能のおかげで、飛ばすだけなら50m飛びます。
距離はGPSでおおまかに見た結果ですので誤差はありますが。

ダンボールは余裕で打ち抜きますし、至近距離ならCDを一撃で割ります。

ホップアップ機能というのは、弾に回転を与えて空気抵抗に変化を与えてやることで、弾に揚力を生み出し、飛ばしながら浮かせる機能です。
つまり、野球のピッチャーが上から投げ下ろすようにして、球に強い縦方向の回転をかけて投げると、球が打者の手元で伸びるのと同じ。
物理の法則で言うとマグヌス効果というようです。

50mを純粋な力で飛ばしてるわけではなく、揚力を使って浮かせているわけですから、当然ながら40m程度飛んだらほとんど前に進む力は残っていません。
それ以上は、ふわり、と止まるように落ちていきます。
ですので、50m飛ぶからといって危険というわけではないんですよね。

一方で、有効射程距離は実際には30mが限度です。
それ以上はひょろひょろ飛んでいくだけで、無風でも弾道がずれます。

まあ、これくらいのおもちゃで30m飛ぶのがすごいんですけどね。

ただし、微風があると15m程度が有効射程距離となります。
弾がBB弾で軽量なので、風の影響はかなり受けます。

ちなみに、このガバメントは0.25gBB弾を使用する前提で設計されています。
通常の0.2gBB弾では軽すぎて、ホップアップが効き過ぎるために、弾がぐいっと上に浮いてそれていきます。

ただし、至近距離での威力はけっこうあります。
絶対に人に向けて撃たないようにしないとダメ。
当たるとかなり痛い。
一応はCDを一発で打ち抜く威力をもってますから。

装弾数は25発だったような気がします。

昔持っていた357マグナムのモデルガンはグリップが本物と同じようなアメリカンサイズだったのですごい厚みでしたが、このガバメントのブリップはさほど大きくなくて、女性や子供でも持てる大きさです。

肝心の命中精度ですが、屋外で風がある場所で使用する場合は、15m離れると20cmの的に当てるのは少し難しいですね。
風がなければ20m程度ならけっこうバシバシ当たってくれる気がします。

夏休みで遊びに来た甥っ子たちと一緒に遊びましたが、かなり飛ぶのでけっこう盛り上がりました。
近場の林に的を複数設置し、山道を走り抜けながら的を射抜くという感じで遊んでました。
走り抜けるタイムと命中数を競い合いましたが、子供のほうが体力があるので結局おじさんは途中リタイア。

で、このガバメント、けっこう遊べるんですが、2600円だったんですよね。
すごいコストパフォーマンスだと思います。

子供のころに欲しかった・・・。