emi2/6も2台所有しています。
emagicがAppleに吸収される前にリリースされた、最後のオーディオインターフェースとなります。
いずれもUSB1.1接続で、バスパワーでも動作しますが、ACアダプター併用時と明らかに
音質が変化しますので、音質を気にする場合には実質的にACアダプター必須といえます。
ハードウェア構成は名称通りで、emi6/2mがアナログ6in/2out・デジタル（同軸）in/out
・MIDIインターフェース機能内蔵となっています。つまり6in/2out/MIDIの略となっている
わけです。これがemi2/6の場合にはアナログ2in/6out・MIDI無しとなります。
外観上はほぼ差がありませんが、実は内蔵しているDAC等はこの両者では全くの別物で、
emi6/2mはCirrusLogic製のOPAMP内蔵DAC、emi2/6はAKMのCodecをそれぞれ採用
しています。
音質は基本傾向は同一なのですが、細部に違いがあり、emi6/2mの方がやや力感が強く
硬め、emi2/6は若干細身でしなやかという傾向を持ちます。
現在はemagicのサイト自体が消滅してしまっていますが、Appleのサイト内からWindows版
も含めたドライバーをダウンロード可能です。ただ、64bit版WindowsおよびVista以降の
サポートはなく、Windows XP止まりとなっているのが少々残念です。どうしてもWindows 7
等で利用したい場合には、Windows XPとデュアルブート環境を構築しておいて、一度XP側で
ドライバーを読み込んだ後、リブートでWindows 7を起動することで使用可能にはなりますが。
当時は5～6万円程度の製品でしたが、音質・使い勝手共に十分その価値はあったといえる
製品です。特に内蔵ヘッドフォン出力は意外なほど音質が良く、単品で1～2万円のヘッド
フォンアンプよりもきちんと鳴ってくれます。
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購入金額
1,000円
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購入日
2008年11月19日
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購入場所
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